創業320年の大豆問屋が、まるごと大豆と野菜をたっぷり使った2種のレトルト食品「ポークカレー」「ボロネーゼ」を11月4日(火)より販売開始

自社仕入れの国産大豆にこだわって開発した、忙しい毎日でもこれ1つで1/3日分の野菜が取れる食べ応え抜群の2皿。問屋の視点から、大豆を”具材”として楽しむ新たな活用方法を提案。

株式会社ヤマサン

穀物を中心に販売する食品の総合商社である株式会社ヤマサン(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:山本和正)が、自社仕入れの国産大豆にこだわった商品開発に初挑戦。「まるごと大豆と野菜のポークカレー」と「まるごと大豆と赤味噌の特製ボロネーゼ」の2商品を2025年11月4日(火)より順次、東海地方の小売店を中心に販売いたします。

本商品は、これ1つで1/3日分の野菜が摂れるレトルト食品です。国産大豆をまるごと使用し、野菜もたっぷり。パッケージの通り具材がごろごろ入っています。手軽に食べられるレトルトですが、「忙しくても、ほっとできるひとときを届けたい」という思いから、罪悪感なく体を気遣える1品をつくりました。老舗大豆問屋が考える大豆の価値を基に、新しい食べ方を提案します。

豆腐業界の苦境と国産大豆の価値

 2024年、豆腐の中小メーカーの倒産・廃業が全国的に急増し、過去最多だった2023年を大きく上回るペースで推移しています。その背景には、物価高による原材料費の高騰、長年続く薄利多売の構造、後継者不足などが挙げられます。加えて、家庭での豆腐の消費量も年々減少傾向にあり、いわゆる“豆腐離れ”が進んでいます。こうした状況は、豆腐をはじめとする“大豆を主役とする食品”の将来に大きな影響を与えかねません。

 一方で、国産大豆の生産量は着実に伸びているものの、用途や消費の幅が限られてきているため、今後は使い切れずに余る可能性も指摘されています。品質の高い国産大豆を有効に活用するためには、従来の枠にとらわれない“大豆の新たな価値提案”が求められています。

開発背景

 株式会社ヤマサンは、1703年に愛知県豊橋市で油の問屋として創業し、その後は大豆や米、各種食材へと取扱いを広げながら、地域に根差して事業を展開してきました。なかでも豆腐店とのつながりは深く、ピーク時には約200件に大豆を販売していましたが、現在は約50件とおよそ4分の1にまで減少しています。

 本商品を開発した担当社員自身も、入社後わずか2年の間に2件の取引先豆腐店が廃業する現実に直面し、大豆市場の縮小に強い危機感を抱きました。老舗問屋である私たちも、今こそ存続をかけた新しい挑戦が必要だと考えました。

 今回、当社の強みである幅広い取引ネットワークから得た多くのヒントをもとに、“カレーとボロネーゼに大豆をまるごと加える”という意外性のある組み合わせに挑戦しました。近年注目されている大豆ミート商品は数多くありますが、私たちは大豆を代替肉ではなく具材の一つとして使いたい、と考えて作ったのがこの商品です。メーカーではなく問屋としての視点から、大豆の新しい食べ方や価値を提案したいと思っています。こうした取り組みが認知されて広まり、最終的に大豆業界や生産者の活性化に繋がることが私たちの願いです。

おすすめする3つのポイント

(1) ごろごろ国産大豆+野菜1/3日分

大豆問屋ならではの視点で国産原料にこだわりました。また、厚生労働省が定める1日の野菜摂取目標量(350g)のうち、約1/3にあたる生野菜換算120g以上を1食にギュッと詰め込み食べ応えも抜群。普段の生活で不足しがちなたんぱく質・ビタミン・食物繊維などを1品でバランスよく摂取できます。健康を意識しながら手軽に食事を取りたい方へぴったりです。

(2) 化学調味料・合成着色料不使用

安心・安全を第一にこだわりぬいた原料のみを使用。化学調味料や合成着色料を使用せず、素材本来の旨味を生かした優しい味わいに仕上げました。

(3) 常温保存・電子レンジ調理可能

常温でストックでき、お皿に移し替えずに電子レンジで温められる便利な設計。約1分10秒(600W)ですばやく温められるのも嬉しいポイント。テレワーク、一人暮らし、家族が不在の昼食時などにも重宝します。手軽さと栄養の両立を叶える、現代のライフスタイルに寄り添ったレトルト食品です。

商品概要

まるごと大豆と野菜のポークカレー

国産大豆を使用し素材本来の旨味を生かしたカレーです。

豆乳を加え、まろやかに仕上げました。

参考小売価格:476円(税別)

内容量:180g

まるごと大豆と赤味噌の特製ボロネーゼ

国産大豆を使用し素材本来の旨味を生かしたボロネーゼです。大豆と相性が良い赤味噌がこだわりです。

参考小売価格:590円(税別)

内容量:180g

開発者コメント

本商品の開発を主に担当したのは入社3年目の社員2名です。開発に込めた想いやこだわりを、担当者自身の言葉でご紹介します。

開発担当 水野

忙しい日々の中でも手軽に食べられて体にも優しい、罪悪感のない商品を目指して開発しました。特に意識したのは野菜の量です。野菜の1日摂取目標が350gとされる中、平均摂取量は256gと約100gも不足しているのが現状です。

毎日野菜のことまで考えて料理を続けるのはとても大変です。だからこそ忙しい時に頼れる存在であり、自分自身がお守りのように家にストックしておきたいと思える商品を形にしました。体のことは気になるけれど時間はない、毎日の献立に疲れてしまった、自分の食事は簡単に済ませたい、そんな方にこそ手に取っていただきたいです。

開発担当 松本

本商品の開発のきっかけは、開発担当者自身の母の姿でした。母は平日、昼休みに職場から一時帰宅し、短い時間で食事と家事を済ませて再び働きに出る生活を送っています。慌ただしい毎日の中でも「せめてお昼くらい手間なく、でも体にやさしいものを食べてほしい」——そうした思いが込められています。

また、コロナ禍を経てテレワークが普及したことで、「自宅で食べるランチ」のニーズは全国的に高まりました。そこで私たちは、レンジで温めるだけで、大豆と野菜の栄養がしっかり摂れ、無添加で安心して食べられるレトルト食品をつくりました。

会社概要

会社概要

社名:株式会社ヤマサン

本社所在地:愛知県豊橋市下地町字豊麻27番地

代表取締役:山本和正

創業:1703年

事業内容: 穀物を中心とした卸売業

(大豆・米穀・飼料・油・食材が主な商品)

HP:https://www.yamasancorp.com/

報道関係のお問い合わせ

株式会社ヤマサン

電話番号:0532-54-4165(受付時間10時~16時30分)

問い合わせフォーム:https://www.yamasancorp.com/publics/index/3/

商品に関するお問い合わせ

株式会社ヤマサン

担当者名:水野 杏花(ミズノ キョウカ) 松本 薫乃(マツモト ユキノ)

問い合わせフォーム:https://forms.gle/aTwxyZ5UoXiMGVNf9

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会社概要

株式会社ヤマサン

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URL
https://www.yamasancorp.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県豊橋市下地町字豊麻27番地
電話番号
0532-54-4165
代表者名
山本和正
上場
未上場
資本金
8300万円
設立
1984年06月