「救ったりんごの量」がKPI。サンフランシスコ発クラフトチョコ出身者たちによるアップサイクルブランド『BITE BACK APPLE』、フードロスに対するインパクトレポートを発表
「SDGs」の綺麗事から、本質的な「手触り感ある活動」へ。大資本に頼らない誰でも真似できる分散型フードロス削減の提案。

長野県産の規格外りんごを、橘の葉やシナモンリーフを使ったクラフトなスイーツへと生まれ変わらせるアップサイクルブランド『BITE BACK APPLE(バイト・バック・アップル)』(運営:SIROP、東京都)は、2025年4月の販売開始から2026年8月までの生々しい活動実績をまとめた初の「インパクトレポート」をWEBサイト上で公開しました。
私たちが発表するのは、華やかな売上高でも、大企業が誇るような巨大な削減量でもありません。私たちが記録したのは、これまでに救った「758.8kg(約2,500個)」という、日本の未出荷りんご全体のわずか「0.0011%」にすぎない、笑ってしまうほど小さな数字です。
大企業のような大規模な工場も、巨額の資本も持たない私たちは、皆が本業を持ちながらこのブランドを運営しています。なぜこの小さな数字を誇り、公開するのか。それは、この活動が「特別な設備も大資本もいらない、誰にでも真似できる規模」であり、経済原理の一環にされたサステナブルに対する、私たちができる泥臭くも生々しい反撃の記録だからです。
救った規格外りんごの内訳と、それが意味する「今の立ち位置」
1. 内訳:758.8 kg(りんご約2,500個分)
私たちが2025年4月から2026年8月までの期間に、市場に出られずに廃棄されるはずだった長野県産りんごを製品(COMPOTE / SNAPS)として、確かに食べものへと変えた累計重量です。
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総使用量:758.8 kg(りんご約2,500個分 ※1個300g換算)
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内訳:コンポート(COMPOTE)428.2 kg / ドライりんご(SNAPS)330.6 kg
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原料・加工:100% 長野県産(フルプロ農園の“葉とらずりんご”を使用、中高果実加工にて製造)
2. 立ち位置:6.7万トンに対して0.0011%
日本で1年間に収穫されたりんごのうち、市場に出荷されなかった量(収穫量と出荷量の差分)は約6.7万トン(67,300t)(※1)にのぼります。この差分には、傷や色づき・大きさなどの規格外品だけでなく、農家の自家消費や加工向けなど、出荷統計には表れない正当な用途も含まれています。正確な「廃棄量」を示す統計ではないため、私たちはこの数字を、自分たちの活動の規模感を測るための目安・目標値として参照しています。私たちの758.8kgをこの目安と比べると、わずか0.0011%。世界の食品廃棄量(約10.5億t)(※2)と比較すれば、0.000000072%という、もはや小数点が並ぶだけの「やる意味がない」と言われても反論できそうにない規模です。
※1 出典:農林水産省「令和4年産りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量」(収穫量73万7,100t−出荷量66万9,800t)
※2 出典:UNEP(国連環境計画)「Food Waste Index Report 2024」

「SDGs」へのもやもや。日本人が持っていた、あの手触り感を取り戻す
世の中の多くのエコブランドは「地球のために」とグローバルな規模や高尚な理念を謳いますが、現在の経済界が推進しているサステナブルやSDGsという横文字の考え方に、どこか「もやもや」とした気持ち悪さを抱いていました。
私たちは以前、サンフランシスコ発のクラフトチョコレートメーカーの日本法人で働いていました。そこには素晴らしいクラフトマンシップの世界がありましたが、同時に「カカオの産地はあまりにも遠く、自分たちの手で直接触れにくい」というもどかしさもありました。義務感や数字の拡大に追われるのではなく、もっと身近で、自分たちの手が届く範囲で、確かな手触り感のある取り組みがしたかった。それが、このブランドの原点です。
「地球」という壮大な概念よりも「目の前のりんご1個」という感情を最優先するのには理由があります。経済原理の一環にされた現在のサステナブルよりも、かつて日本人が当たり前に持っていた独自の倫理観や道徳観のほうが、ずっとしっくりきたからです。
高尚なシステムや義務感からではなく、目の前にある農作物の恵みを「もったいない」と惜しみ、愛着を持って最後まで命を使い切る。そんな、生活に根ざした泥臭くも温かい道徳観こそが、本来の持続可能な姿ではないでしょうか。

誰もが今すぐ始められる規模の「反撃」
身近な範囲で、確かな手触り感のある取り組みがしたかった――それが原点であるため、私たちはこのブランドを、別の本業を持ちながらパラレルキャリアとして運営しています。売上のプレッシャーや大企業の拡大論理に縛られないからこそ、純粋に「いかに目の前のりんごを救うか」だけに狂気を持って向き合えます。
私たちの758.8kgという数字は小さいですが、私たちが同じ規模で行動を起こすプレイヤーが日本に8.9万人(1,390人に1人)いれば、日本の廃棄りんごはすべて拾いきれる計算になります。大企業の仕組みを待つのではない、誰でも今すぐ始められるこの泥臭いアプローチこそが、私たちの誇りです。
メキシコの「死者の日」をモチーフにしたポップなブランドイメージも、りんごの復讐という設定も、すべてはその「愛着」のきっかけを作るための仕掛けです。
生々しいすべての実数を記録したレポートの全容は、WEBサイトよりご覧いただけます。
【メディア関係者様向け:取材・撮影・素材のご案内】
テレビ番組(トレンド枠・ドキュメンタリー・ローカル情報番組)やWeb・雑誌メディアの取材に合わせて、以下の現場・関係者へのコーディネートが可能です。長野の農園と加工所は非常に近いため、半日での効率的なセット取材・撮影が可能です。
取材可能な関係者と現場
BITE BACK APPLE 創業メンバー(白熊・物江) : 本業を別に持ちながら、限られた時間の中で企画を練り上げるパラレルキャリアの働き方や思想。
クリエイティブデザイン(summit 齋藤氏): ブランドが持つ独自のカルチャー感、エッジの効いたビジュアルデザインの背景。
フルプロ農園(長野県長野市): 耕作放棄地を耕し若い世代が農業を繋ぐ先進農園。廃棄予定だったりんごのリアルな現場。
中高果実加工(長野県中野市): 50年以上の歴史を持つ熟練の職人集団による手仕事。
【ブランド概要】
ブランド名:BITE BACK APPLE
公式サイト:https://biteback.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/bitebackapple/
■ 報道関係者からのお問い合わせ先
担当者名:白熊 健
メールアドレス:info@biteback.jp
お問い合わせフォーム:https://biteback.jp/contact


BITE BACK APPLE
『BITE BACK APPLE(バイト・バック・アップル)』は、長野県産の規格外りんごを、橘の葉やスパイスを用いたクラフトスイーツへと生まれ変わらせるアップサイクルブランドです。
メンバーはサンフランシスコ発のクラフトチョコレートメーカー出身者を中心に構成され、全員が別の本業を持ちながら運営するパラレルキャリア体制をとっています。大企業の拡大論理や高尚な「SDGs」の綺麗事にとらわれず、自分たちの手が届く「手触り感」のある規模で、泥臭く持続可能な仕組みを作ることが私たちのスタンスです。
長野のフルプロ農園や中高果実加工といった地域のパートナーとともに、未出荷果実に新しい価値を与え、誰もが今すぐ始められる分散型フードロス削減のモデルを提示していきます。
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