現役大学生のアイディア「歯磨き手帳アプリ」が最優秀賞を受賞!歯学部学生・臨床研修医限定 のアイディアコンテストの結果発表
歯学部学生・臨床研修医のための臨床研修施設・就職情報サイト「JDC navi」(JDCは、Japan Dental Careerの略)では、2020年4月1日から6月9日まで、歯学部学生・臨床研修医限定のアイディアコンテストを開催しました。「口腔のセルフケアを楽しく・好きにするアイディア」を募集し、7月11日、最優秀賞、優秀賞、入賞が決定しましたのでお知らせいたします。
「第1回口腔のセルフケアのアイディアコンテスト」の結果発表ページ
URL:https://www.jdc-navi-blog.com/kon01kekka
■最優秀賞はゲームの要素を取り入れた「歯磨き手帳アプリ」
最優秀賞に輝いたのは、東京医科歯科大学6年 松坂裕梨さんの「歯磨き手帳アプリ」のアイディア。
- 歯磨きにかけた時間、回数などを記録し、育成ゲームの要素を取り入れ、歯磨きの記録でキャラクターを育てられる。
- かかりつけの医院と提携し、口腔内診査の結果がアプリで確認できる。
- 定期検査の時期をアラートする。
今回の受賞を知り、松坂さんは「受賞を知って、とてもうれしく、家族にすぐに伝えました! 大学病院で患者さんを診るときに『歯磨きどうやっていますか?』と聞くと、『毎日きちんとやるのが面倒くさい』と言われたり、『ちゃんとやってますよ~』と漠然とした答えが返ってきたりということがあったので、患者さんが歯磨きを積極的にやろうと思えて、なおかつ歯科医師も活用できるツールがあればと思い、このアプリを考案しました。友人が毎日ゲームをしているのを見て、育成ゲームの要素をいれることで、歯磨きも楽しく毎日続けられるかなと考えました」と話しました。
■優秀賞と入賞も発表
優秀賞には広島大学病院歯科医師臨床研修医 吉賀ちひろさん、畠山理恵さんの「デジタル口腔衛生指導」と、長崎大学6年 山本詩織さんの「電動ブラシを用いたオーラルケア支援システム」が受賞。
入賞には広島大学病院歯科医師臨床研修医 若松海燕さんの「鼓形空隙測定と歯間ブラシ」、日本歯科大学3年 佐伯啓さんの「ガムと口腔洗浄液の1回分セット」が選ばれ、賞金や記念品が贈られました。
■開催の背景
「毎日の口腔のセルフケアは大切」と広く知れ渡っているにも関わらず、「面倒くさい」「継続できない」と必要度や優先順位を低く考える方が多いのが実情です。
そこで、JDCnaviでは「歯科医師になるための専門の勉強を積んではいるけれど、経験と立場はまだ一般の人に近い」、すなわち「歯科医師と一般の人の両方の視点を持つ」歯学部学生と卒業後の臨床研修歯科医師のアイディアを募集しました。
■審査について
審査員を務めたのは、日本歯科大学 教授 羽村 章先生、静岡県立大学短期大学部 教授 仲井雪絵先生、JDCnavi事務局代表 鈴木彰先生、㈱ロッテ 審査員。
「ゲームと連携することで継続を促す同アイディアは口腔衛生に関する意識が高められると期待され、またセルフケアを数値化することにより自己評価も行いやすい」と評し、東京医科歯科大学6年 松坂裕梨さんの「歯磨き手帳アプリ」を最優秀賞に選定。コンテスト全体の総評として羽村審査委員長は「歯学部6年生からの応募が主で、臨床実習前の学年からの応募はないと想定していましたが、3・4年生からも応募いただいて、良い意味で予想を裏切られました。来年以降も意欲的なアイディアを作品に昇華していただくことを期待しています」と評しました。
JDC naviでは、ホームページ(https://www.jdc-navi.com/)の他に今後はTwitter(https://twitter.com/jdcnavi)を軸に歯学部学生・臨床研修医のための研修施設や就職先情報、またその他関連する情報を発信していく予定です。
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