環境ベンチャーの株式会社カミーノ、植物成分96%以上のプラスチック代替素材PAPLUS®(パプラス)製の容器の商品化を開始
英国のオーガニック化粧品ブランド「ニールズヤード レメディーズ」がノベルティに採用
紙を再利用した環境配慮型素材開発ベンチャーの株式会社カミーノ(本社:東京都港区、代表取締役:深澤幸一郎、以下カミーノ)は、イギリス生まれのオーガニックコスメ、ヘルス&ビューティーブランドである株式会社ニールズヤード レメディーズ(本社:東京都港区、代表取締役:梶原建二、以下ニールズヤード)と共同で、紙と植物由来生分解性樹脂(ポリ乳酸)を複合した植物成分96%以上を実現した新素材PAPLUS®(パプラス)製の多目的容器「マルチエコカップ」を開発しました。マルチエコカップは、飲料用カップとして使えるほか、小物入れや植物用プランターとしても使用でき、そのまま土中に埋めると一定の期間を経て崩壊し、水と二酸化炭素に還ります。また燃えるゴミとして廃棄することも可能です。
ニールズヤードでは、世界の主要農作物の75%の受粉を担うと言われながら、その数が近年急激に経ているみつばちを救うため「SAVE THE BEES - 2020年までに5000万匹のみつばちを救おう!」キャンペーンを来る7月31日~8月18日まで実施予定で、マルチエコカップは、同キャンペーン期間中、売り上げの3%がみつばちを救う活動に寄付されるBee LOVELY(ビーラブリー)シリーズ商品対象製品を3,000円(税抜)以上ご購入された方にプレゼントされます。
また同タイプの容器(ニールズヤード マルチエコカップを除く)は、キャンペーン終了後、カミーノのウェブサイト(http://ca-mi-no.jp) にて、ご購入頂けるほか、企業や団体のノベルティ用に、オリジナルデザインの受注も開始します。
マルチエコカップの素材であるPAPLUS®は、製品の製造工程で発生する市場に出ることのない紙をトウモロコシやサトウキビ由来の生分解性樹脂(ポリ乳酸)を複合させた環境配慮型のサステナブル素材です。これまでの石油由来プラスチック製品を代替する新素材として、環境意識の高いブランドと共に、様々な射出成型品を開発してまいります。
PAPLUS®の特徴
- 植物由来成分96%以上という世界最高水準のサステナビリティ素材
- 石油由来プラスチック製品の代替品として、リユース用製品にも耐えうる十分な強度
- 家庭用電子レンジや食洗器対応の耐熱性(約120℃)付加が可能*耐熱グレードの場合
- フードコンタクト製品用途には食品衛生法(厚生省告示第370号)準拠
- 非フードコンタクト製品用途には、製品製造工程で発生する紙やポストコンシューマー古紙を原材料の一部として利用することで紙の資源循環を実現可能*フードコンタクト製品を除く
- カーボンニュートラル(CO2排出量対PP比75%減)*当社調べ
- 最終廃棄時には、燃えるゴミとして処理できるほか、回収できるものはリサイクルして破砕後、再製品化が可能。コンポストへ入れた場合、3~6か月で生分解します。また土中に埋めた場合、3年~5年で水と二酸化炭素に還ります(微生物の働きにより生分解速度は異なります)。
- グレードや製品形状により、国際的に製法特許や意匠権で保護されています。
代表取締役 深澤幸一郎のコメント
「今回、石油由来成分をほとんど含まない世界最高水準のサステナブル素材PAPLUS®と日本の高度な射出成形技術のシナジーにより成形品の商品化が実現できたことに感動を覚えています。ニールズヤード レメディーズは、1981年の創業以来、エシカルやサステナビリティにこだわり続けてきたオーガニック化粧品業界における先駆者のひとつであり、そのような権威あるブランドと一緒に商品づくりをすることができたことを誇りに思います。
PAPLUS® は、プラスチック使用削減と資源循環に貢献する可能性を秘めた日本ならでは素材です。現在、環境意識の高いメーカーとともに、いくつかの製品開発を進めており、まもなく新しい発表ができると思います。PAPLUS® の製品を通じて、プラスチック問題をはじめとする地球環境問題への解決の一端に自らが関わっていることを少しでも多くの方に感じて頂くと同時に、リサイクルの面白さや循環型社会づくりにも関心を持って頂けるとうれしく思います。」
【株式会社ニールズヤード レメディーズについて】
1981年英国でアポセカリー(自然薬局店)からスタートした美と健康をサポートする英国式ライフスタイルをご提案するヘルス&ビューティブランド。オーガニックスキンケアを中心に、アロマセラピーに関連する製品やハーブティなど、充実した品揃えでヘルス&ビューティを提案しています。
【株式会社カミーノ 会社概要】
・商号株式会社カミーノ
・所在地〒107-0062 東京都港区南青山1-10-4 NKビル7F
・設立2015年4月16日
・代表代表取締役 深澤幸一郎
・事業内容紙や植物を原料とする環境配慮型素材・製品の開発(PAPLUS®、折り鶴再生紙 製品FANO、折り鶴再生繊維)
環境配慮型製品の販売
紙の資源循環型リサイクルシステムについてのコンサルティング
・URLhttp://ca-mi-no.jp
【このプレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社カミーノ
〒107-0062 東京都港区南青山1-10-4 NKビル7F
TEL: (03) 6661-3151 FAX: (03)3403-9161
広報担当: 渡辺千智 携帯 (080) 1184-9037
E-mail: info@ca-mi-no.jp
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