<SDGs × アート> 世界初リサイクルガラスの枯山水|ドイツ国際映像祭で金賞受賞|ガラス造形作家 西中千人
「つながる」は、京都法然院に恒久設置されたアート空間で、リサイクルガラスから制作したオブジェが、参道に沿って40mの空間に配置された現代版枯山水庭園です。
オブジェは、資源のリサイクルを推進するガラスびんメーカーとの共同研究により、使用済みガラスびんを回収、分別、洗浄、再溶融し、アップサイクルしたものです。
現代アートが伝統文化と融合し、心の安らぎと同時に命のつながりや資源循環による持続可能な社会への課題を提起しています。
https://nishinaka.com/honenin.html
受賞したコンセプトムービーは、回収されたガラスびんがアート作品に生まれ変わるプロセスと、「命も資源も、水や光のように循環してつながっている」というメッセージを言葉に頼らず映像のみで静かに熱く訴えています。
受賞映像:ガラス枯山水「つながる」西中千人 法然院 京都
https://youtu.be/_NREJPavags
映像制作:team TANIYON
法然院は、京都東山の哲学の道沿いにある340年の歴史を持つ法然上人ゆかりの寺院。鄙びた茅葺の山門と白砂壇が広く知られ、小説家の谷崎潤一郎や哲学者の九鬼周造が眠る名刹です。
参道に誕生した現代アートは、京都の新しい景色として注目を集めています。
オブジェは、飲料用ガラスびんなどを製造する日本耐酸壜工業株式会社との共同研究によるもの。
同社が回収分別、洗浄し、びんの製造に再利用しているガラスをオブジェの材料として活用しています。
回収 分別 洗浄したガラスを1400℃で溶かし、鋳型に流し込んでオブジェを作る(日本耐酸壜工業 本社工場にて)
https://youtu.be/fNper4Td9RY
日本耐酸壜工業とのコラボレーションは、資源のアップサイクルのみならず、ものづくりの現場にアーティストの創造力『アート思考』を取り込み、商品開発力向上等にも貢献するものです。
西中千人/にしなかゆきと
アーティスト。1964年 和歌山市生まれ。星薬科大学薬学部卒業。薬剤師免許取得。カリフォルニア芸術大学で彫刻とガラスアートを 学ぶ。「命の煌めき・再生」をテーマに、古の日本の美意識から生み出した独自のガラス表現を追求。代表作は金継の精神を礎とした「ガラスの呼継」と 「ガラスの枯山水」。 パリ装飾美術館「ジャポニスムの 150 年展」(2018年)、香港大学美術博物館「藝流不息展」(2019年)やイギリス、フランス、アメリカ、香港、台湾の海外アートフェアに毎年出品。国内では個展で作品を発表。創作活動歴30年。第1回ガラスの美展 in 薩摩大賞、WIRED 主催 CREATIVE HACK AWARD 2013 グラフィック賞、 ドイツWorld Media Festivals 金賞等受賞歴多数。世界初リサイクルガラスの枯山水「つながる」を2019年5月京都法然院に創設。「未来の伝統を今、作る」を哲学として活動。
https://www.nishinaka.com
World Media Festivals
2000年にドイツ ハンブルグで設立された教育番組や企業映像を対象とした映像コミュニケーションメディアの国際コンペティションで、この分野において世界をリードするイベント。
今回、32カ国、795の応募の中から Television & Corporate Media Awards / Public Relations / Arts 部門の最高賞の金賞を受賞。
https://www.worldmediafestival.org
お問い合わせ
株式会社ニシナカユキト/ニシナカユキト GLASS STUDIO
西中典子
〒299-4104 千葉県茂原市南吉田2967
TEL : 0475-34-7850 FAX : 0475-34-7804 ichiban@nishinaka.com
参考URL
受賞映像:ガラス枯山水「つながる」西中千人 法然院 京都
https://youtu.be/_NREJPavags
映像制作:team TANIYON (ディレクター 西岡眞博)
https://team-tani4.co.jp/
法然院
http://www.honen-in.jp/
http://www.taisanbin.co.jp/
動画:日本耐酸壜工業本社工場での鋳造
https://youtu.be/fNper4Td9RY
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