株式会社ひびき精機、カナダ企業と航空宇宙部品製造をターゲットにパートナーシップ契約を締結
株式会社ひびき精機(以下、ひびき精機)、Optima Manufacturing Inc(以下、Optima社)は3月22日、北米向け航空宇宙部品供給における難加工・高精度加工に関する相互協力を記したパートナーシップ契約を締結したことを発表。(カナダ・アルバータ州の企業と日本企業が金属加工の分野で協業するのは初の試み。)
本パートナーシップ契約では、北米(米国・カナダ)の航空宇宙市場における難加工・高精度加工・難加工形状品に対する小ロット・短納期生産を実現すること目的としている。
近年、航空宇宙産業の拡大により、サプライヤーは、部品の少量生産対応、生産リードタイム短縮等様々な課題に直面している。そこで、ひびき精機の難加工技術・少量生産対応能力に加え、Optima社の他工程ローカルネットワークや調達能力を活かすことで、航空宇宙産業の需要に応える生産体制の構築を目指す。更に、両社はリモートファクトリーマネージメントシステムによる生産協力体制のIoT化を目指す実証実験も計画している。
また、カナダ・アルバータ州の投資誘致機関インベスト・アルバータ・コーポレーション(以下、IAC)の協力もあり、コロナ禍でもOptima社との連絡をスムーズに行うことが出来たのも、大きな助けとなった。
IACのCEOである、 Rick Christiaanse 氏は、「ひびき精機とOptima社がアルバータ州を実証実験地域として選んでくれたことを非常に光栄に思う。アルバータ州や山口県、地場産業への波及効果も高い先導的な取組みであり、世界初となるような地域活性化に繋がる革新的なソリューションを期待している。」と述べている。https://investalberta.ca/
関連リンク
・共同リリース
https://www.globenewswire.com/news-release/2022/03/22/2407810/0/en/Hibiki-Seiki-and-Optima-Manufacturing-enter-Strategic-Partnership-to-Supply-North-American-Aerospace-Industry.html
【株式会社ひびき精機 概要】
会社名 株式会社ひびき精機
代表者 代表取締役 松山英治
本社所在地 山口県下関市菊川町田部186番地2(豊東工業団地)
資本金 7,500万円
従業員数 107人(令和4年3月現在)
主な事業 半導体製造装置関連部品製造、航空宇宙関連部品製造、各種精密機械部品製造、研究開発支援
【沿革】
1967年 前代表、松山康夫の個人営業として、下関市彦島塩浜町にて、松山製作所を創業
1972年 有限会社ひびき精機工作所と社名変更、新発足
1979年 事業内容の進展に伴い、下関市形山みどり町に工場設立、移転
1992年 株式会社ひびき精機に組織名を変更
1993年 本社工場を下関市小月南町に全面移転
2002年 ISO9001を認証取得
2007年 事業拡張に伴い菊川工場(豊東工業団地内)を増設
2007年 経済産業省 中小企業庁 第2回 元気なモノ作り中小企業300社選定
2008年 菊川工場(豊東工業団地内)に全面移転
2008年 ISO14001を認証取得
2013年 山口県産業技術振興奨励賞 山口県知事賞を受賞
2013年 JISQ9100を認証取得
2013年 経済産業省 中小企業庁 がんばる中小企業・小規模事業者300社選定
2014年 豊東工業団地内に、第二工場を建設
2017年 公益社団法人中小企業研究センター (平成29年度)「グッドカンパニー大賞」受賞
2017年 経済産業省 「地域未来牽引企業」 に選定
2018年 やまぐち健康経営企業認定に向け健康宣言
2019年 日刊工業新聞社主催 優秀経営者賞を受賞
2020年 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と「スマートファクトリー実現に向けたローカル5Gの活用に関する共同実験協定」を締結
2020年 豊東工業団地内に、第三工場を建設
2021年 経済産業省 中小企業庁 はばたく中小企業・小規模事業者300社選定
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