陶器ごみリサイクル「株式会社the continue.」備前焼リサイクル開始のお知らせ

～未来へ抱ける「やさしさ」を考える～

陶器はリサイクルできる素材であることを広めたい。岡山県備前市の伝統工芸備前焼の陶器ごみをリサイクルする為の会社を設立し、生産過程で1割以上廃棄される陶器をリサイクル、繰り返し利用可能なプロダクトの生産・販売を開始します。

2021年7月15日
株式会社the continue.

陶器ごみリサイクル「株式会社the continue.」備前焼リサイクル開始のお知らせ
〜 未来へ抱ける「やさしさ」を考える〜

一杯のコーヒーからやさしさを考える

リサイクル陶器の製造販売を行う、株式会社the continue.(ザコンティニュー)（本社：岡山県備前市、代表取締役：牧沙緒里、設立：２０２１年１月１８日）が２０２１年７月より、備前焼リサイクル事業を開始いたしました。
HP：https://the-continue.com/

設立に至った背景
■陶器のリサイクルを広めたい

廃棄される備前焼

株式会社the continue.は、2021年1月に設立しました。
設立メンバーの牧は、伝統工芸備前焼のふるさと、岡山県備前市のれんが工場で働いています。
れんがや陶器などのやきものは土に還りにくく、資源はやがて枯渇する恐れがある為、生産過程で発生する廃棄れんがはリサイクルされていました。

一方で、地域の伝統産業品である備前焼は良質な粘土が減少、生産過程では1割以上が廃棄品になっていることを知りました。それらは廃棄物として海や山の処分場に埋め立てられていたのです。

埋め立てるしかないことへの違和感と「なんだか悲しい」という素直な気持ちから、陶器ごみを持ち帰り、試行錯誤を重ねた結果、再生素材ならではの魅力に出会いました。

これが私たちの始まりです。

■「一杯のコーヒーからやさしさを考える」ブランドをつくる

実は、備前焼は、コーヒーの味わいをまろやかに変化させるという不思議な特徴があります。
これは、伝統的に使われている天然土、無釉薬技法に由来するもので、人間の味覚はもちろん、味覚センサー試験でも味わい変化の効果があることが確認されました。

備前焼の陶器ごみリサイクルを進めるうちには、備前焼リサイクル素材の強みを生かし、コーヒープロダクトを開発したいという仲間にも恵まれました。

コーヒーという何気ない日常の中で、陶器をリサイクルすることや資源について考えられるモノを作りたいと思い、「一杯のコーヒーからやさしさを考える」をコンセプトにRI-COというリサイクル陶器のブランドを立ち上げました。
R・・・recycling　I・・・inspiration　C・・・continue O・・・0waste

やきものの土はどこから来て、どこへ行っているのか。永くいい環境を保つには、何ができるのか。
未来へ抱けるやさしさとは何なのか。コーヒーを飲みながら少しだけ、そんなことを考えられたらと願っています。



製品・サービスなど主要事業の特徴
■「一杯のコーヒーからやさしさを考える」をコンセプトにしたリサイクル陶器ブランド「RI-CO」を　２０２１年7月から開始。
■RI-CO　「#再生備前シリーズ」
備前焼の生産過程で廃棄される陶器ごみを回収し、粉砕再生。
再生素材使用率65％超、30％超と高配合で使用し、使用済商品も再生することが可能。
備前焼の効能に着目し、コーヒーの味がまろやかに変化するシリーズ（味覚センサー試験済）

RI-CO#再生備前シリーズ

2021年7月24日
　クラウドファンディングmakuakeにて先行販売開始予定
　　【クラウドファンディングURL　※7月24日～】
https://www.makuake.com/project/ri-co/




株式会社the continue.について

設立発起人

■会社概要
会社名：株式会社the continue.
事業内容：リサイクル陶器の開発・製造・販売
所在地：岡山県備前市野谷６８２番地１０
代表者：牧沙緒里
設立：２０２１年１月１８日

HP：https://the-continue.com/


【お問い合わせ先】
株式会社the continue.
代表：牧沙緒里
e-mail：[e-mail]
Instagram：https://www.instagram.com/ri_co_magazine/
TEL：[phone]
(土日祝祭日、月曜日はお休みです)
※　担当者は現場作業を兼任しているため、お問い合わせは、できるだけメールにてお願い申し上げます。