福祉と環境の課題解決を目指し、環境循環型モデル事業「GROWTH FIELD」プロジェクトを千葉県若松町でスタート
~付加価値の高い障害福祉サービスと環境循環型モデル事業の融合を実現~
◆障害福祉サービスで目指す付加価値の向上
AHCグループの主力である福祉事業では、障害のある方々の未就学期から成⼈後までサポートできる「児童発達支援」「放課後等デイサービス」「生活介護」「就労移行支援」「就労継続支援B型」「共同生活援助(グループホーム)」「計画相談支援」などの事業所を運営しています。「就労継続⽀援B型」は⼀般就労が難しい障害のある方々に、働く場の提供と、そのサポートを⾏っています。同事業所では、以前より利⽤者の⼯賃UPを⽬的に付加価値の⾼い仕事を模索しており、2018年からは、世界最⼤サイズのカブトムシとして⼈気のある、ヘラクレスオオカブトの飼育を専⾨家のアドバイスを受けながらスタートさせ、育てたヘラクレスオオカブトをネットオークションで販売することで⼯賃UPを実現しました。
◆「GROWTH FIELD」プロジェクト
今回、さらに付加価値を⾼めていくため、子会社であるセンターネットワーク(食料品の加工・販売事業)と連携し、「GROWTH FIELD」プロジェクトを千葉県若松町でスタートいたします。センターネットワークが主体となり、国産の菌床椎茸を栽培・販売する「きのこハウス(マッシュルームカット)」、主にヘラクレスオオカブトの飼育をする「ヘラクレスデザインラボ」、ヘラクレスオオカブトや飼育キットを販売する「昆⾍ショップ」の運営を行います。
椎茸の栽培には、国産のオガ粉・ふすま・米ぬか等を配合した菌床を使用し、使用後の廃菌床は粉砕の上、栄養分を加えて発酵させ、昆虫マット(ヘラクレスオオカブトの幼虫が好むエサ)として再利用して行きます。さらに、使用後の昆虫マットは、堆肥としてリサイクルし、畑に還元していくことで環境循環型モデルを実現させる予定です。
これら一連の流れの中で生産された椎茸は、国産椎茸として⾷品スーパーへの販売や、自社の外⾷事業や、⾷事を提供している福祉事業での活用も⾒込んでいます。また、飼育したヘラクレスオオカブトについても「昆虫ショップ」での販売を予定しております。
◆「GROWTH FIELD」で実現する福祉・環境課題の解決
センターネットワークが仕事の場を提供することで、AHCグループが運営する複数の就労継続⽀援B型事業所TODAYの利用者を受け⼊れることが出来、利⽤者は「ヘラクレスデザインラボ」での飼育作業や「昆⾍ショップ」での販売サポート、「きのこハウス」での栽培管理・採取作業など、多くの仕事に携わることでさらなる⼯賃UPを実現することが可能となります。付加価値の高い多くの仕事が提供できれば、事業所の⼈気も⾼まり、稼働率向上も見込めます。
「GROWTH FIELD千葉若松町」では、「きのこハウス」270㎡の敷地で毎⽉3000㎏の菌床椎茸の⽣産を⽬指しており、2022年にはソーラーパネルの設置や、使⽤後の昆⾍マットを堆肥として活⽤する畑エリア「みんなの畑」の開拓など、「福祉」と「環境」の課題解決を⽬指しながら、関わる⼈すべてが成⻑できる場を「GROWTH FIELD」プロジェクトで実現してまいります。
◆GROWTH FIELDプロジェクトサイト
http://growthfield.ahc.co.jp/
■会社概要
社名:AHCグループ株式会社
所在地:東京都千代田区岩本町2‐11‐9
代表者名:代表取締役社長 荒木 喜貴
設立:2010年1月
事業内容:福祉事業、介護事業、外食事業
ホームページURL:https://ahc.co.jp/
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