”ギルガメシュ王も食べたかも…” 古代メソポタミアの食事を再現!食の文化と起源を辿るミールセット第2弾!
世界各地に伝わる料理の起源を掘り起こし、食卓へお届け
地中海・アラビア料理レストラン【CARVAAN】を運営する貿易会社FAR EASTは、2023年2月18日(土)より、食の歴史と文化を体験できる「ルーツ・ガストロノミー(Roots Gastronomy)」の第2弾「メソポタミア編」をオンラインショップで販売いたします。前菜からデザートまでがセットになっており、解凍して少しだけ手を加えるだけで特別な食事を体験できるミールセットです。
(URL: https://carvaan.net/pages/rg/)
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- 世界各地の食文化の起源を辿り、現代に再現
そしてルーツ(Roots)は、”根源、核心”を意味します。
ルーツ・ガストロノミーでは、世界各地の食文化の起源を辿り、現代に再現。
食べることを通して、歴史や背景、文化を体験できるミール・セット。世界各地に伝わる料理の起源を掘り起こして、食卓にお届けします。前菜から副菜・メイン・デザートまでがセットになっており、解凍して、少しだけ手を加えれば、すぐに特別な食事をお召し上がりいただけます。
- 第二弾 メソポタミア ~人類最古の文明、人類最古の食文化~
食の起源はメソポタミアにある
紀元前四千年紀にどこからともなく登場した「謎の民族」シュメ―ル人。
世界で最初の都市国家を築き、楔形文字を作り、神話を創り、六十進法を生み、灌漑農耕を行い、人類最古の都市文明を古代メソポタミアに開花させました。
古代メソポタミアの繫栄はティグリス、ユーフラテス両河によってもたらされました。両河は、一に飲料水や灌漑用水、二に交通路となり、三に棲息する魚、水鳥等の食料を与えてくれました。人々は、洪水伝説に象徴される天災に恐れると同時に、肥沃な土壌と、豊かな収穫を与えてくれるメソポタミアに惹きつけられました。
古代メソポタミアで、シュメール人は世界で最初に小麦の栽培を始め、小麦からパンを作り、パンからビールを造りました。
そう、世界の食文化の起源は古代メソポタミアにあったのです。
古代メソポタミアの人々が食した世界最古の料理レシピは、粘土版に楔形文字で刻まれました。古代の文明人たちは、パンとビールとともに趣向を凝らした料理を大いに味わい、宴を愉しんでいたことでしょう。
現代の私たちの味わったことのない、古代メソポタミアの料理を再現するルーツ・ガストロノミー 第Ⅱ弾メソポタミア。さすがシュメール人はこんなに美味しいものを食べていたと、きっと驚いていただける筈です。
- メソポタミア編 セット内容
〈スムグ〉古代メソポタミアの定番野菜’葱と豆’のサラダ
シュメール語で玉ねぎを表すスム 、豆を表す グ 。古代メソポタミアに欠かせない2つの食材を使った野菜料理。スムグに合わせるのは、ヨーグルトとナイル河谷から伝わった古代の香辛料‘カムーヌ’(クミン)を使ったソースです。山羊や羊の乳からバター、チーズ、ヨーグルトも作られていました。
〈ウルクのメルス〉
古代メソポタミアの神々に捧げられた太古の焼き菓子。‘メルス’とは掻き混ぜること。果実を練り込み、香り高く焼き上げた古代小麦は素朴にして芳醇。なるほど古代メソポタミアの各都市で1500年の間食されたロングセラー菓子であるわけですね。
〈カス―〉最古のレシピに記された牛肉とマスタードシードのスープ
‘カスー’と呼ばれたマスタードシードは、強い辛みと香りを持つ高価なスパイスで、裕福な人達が種を潰して煮込み料理に使っていました。玉ねぎや肉にビールを加えて作るスープ‘ディリシャ’に、牛肉の出汁とマスタードの香りが絶妙な味わいの古代の煮込み料理。
古代メソポタミアの料理レシピにもしばしば登場するビールは‘シカル’と呼ばれ、王様から庶民まで毎日のように飲んでいたと云います。
〈ブトゥットゥムキシャ―ヌ〉古代メソポタミアの王様料理
新石器時代の遺跡からドングリとともに出土しているほど古くから食されていたピスタチオは、古代オリエント各地の王や王妃を魅了した食物のひとつ。ピスタチオ‘ブトゥットゥム’と、レンズ豆‘キシャーヌ’に、引き割り小麦ブルグルとビールを使ったこの料理は、たしかにバビロンやマリの王たちのお気に入りだったと頷けます。
〈スフルガル〉両河の大いなる恵み、鯉のスパイス焼き
古代メソポタミアではティグリス川、ユーフラテス川で捕れる様々な淡水魚も宴の料理になりました。魚から魚醤も作られ、クミンやフェンネル、マスタードとともに魚料理の調味料として使われ、出来上がった料理は、‘スフル’(鯉)‛ガル’(大いなる)と呼ばれました。
〈ヒルツム〉神々に捧げた羊の‘ヒルツ’(切り取られたもの)料理
古代メソポタミア神話の天空の神であり創造神アンの神殿に捧げられた肉の筆頭は羊でした。羊は古代文明の興る以前から人と共に暮らし、肉と乳、毛皮を与えてくれたのです。
古代メソポタミア料理に欠かせないにんにくや玉ねぎ、スパイスや果実を使ってマリネした羊の肉を焼いた香ばしい肉料理は、山のように盛られて王様の宴に並んだことでしょう。
〈ニンダ〉古代小麦の平焼きパン
「小麦を焼き上げる」という知恵が生まれたのもまた、現在(いま)から6000年程前の古代メソポタミアでのことであったと伝えられています。
メソポタミアを源流とする古代穀物スペルト小麦で焼くパンは香ばしく、麦の味わい濃い。
〈ムー〉古代メソポタミアの果実のジェラート
デーツ、いちじく、葡萄、プラムに、杏…古代メソポタミアには様々な果物が実りました。そのまま食べるのはもちろん、焼き菓子に用いたり、‘ムー’といわれる果実水にして味わっていました。デーツの果蜜と蒸留酒にじっくり漬けた味わい深い果実を使って、古代のムーをジェラートにしてみました。世界初の氷室があったメソポタミアですから、もしかすると王様はこんな氷菓も口にしていたかもしれません。
■販売サイト
CARVAANオンラインショップ(https://carvaan.net/)
自社で醸造したこだわりのビール、古よりワイン造りが行われてきたジョージア、レバノン、ギリシャから直輸入する日本未入荷ワイン、そして温めるだけで楽しめる、スパイス香る地中海・アラビア料理まで、異文化を体験する商品ラインナップをご用意しております。
- 株式会社FAR EASTについて
「世界の遥か東の果てに、異なる文化が一堂に会し、各々の価値や文化を尊び、関わる皆が満たされる」
株式会社 FAR EAST
本社住所:埼玉県飯能市大河原33-1
Twitter:https://twitter.com/CarvaanG
Instagram:https://www.instagram.com/carvaan_official/
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