光コネクタ部品世界シェア2位の株式会社白山、世界1位を目指して、約40名の新規人材採用を急ぐ

データセンター市場の拡大を受けて、多心光コネクタ部品の増産へ。

石川工場（石川・志賀町）の社員集合写真

株式会社白山（本社：石川県金沢市、代表取締役社長：米川達也）は、生成AI技術の普及に伴い急増する光コネクタ部品の需要に応えるべく、2025年春から夏にかけて埼玉県に新工場を設立し、増産体制を大幅に強化します。この増産のため、新卒・中途採用にて、約40名の新規人材採用を予定しています。当社はこの分野で世界シェア第2位を誇る実績を基盤に、世界No.1メーカーを目指しています。

ポイント

新工場設立の背景と目的

データセンター市場では、生成AIやクラウドサービスの普及が進む中、当社が誇る多心光コネクタ部品「MTフェルール」の需要が急拡大しています。「MTフェルール」は、光ファイバーを正確に接続することで、通信速度と安定性を支える基盤となる製品です。2026年までの市場成長が見込まれ、ドイツの調査会社Statistaによると、データセンター市場の規模は2024年から2029年にかけて50%増加する見込みです。新工場の設立により、この需要に対応する計画です。

過去5年間の当社の売上高推移（光通信関連製品にMTフェルールが含まれます）を示しています。直近の業績（光通信関連製品）は昨年比売上高2倍以上になっています。

採用の必要性と地域への貢献

新工場設立と増産体制強化に伴い、2025年中に44名の新規採用を予定しています。当社の社員数は現在131名であり、約30%の増員となります。この取り組みにより、地域経済への貢献と石川県および埼玉県内での雇用の創出を図ります。製造人員だけではなく、量産品の品質安定を支える工場技術人員、新製品開発人員、さらには販売体制強化のため、グローバルマーケティング部門、営業部門の人員も補強し、事業基盤を強化します。

既存工場との連携

新工場では新たな製造設備を導入し、既存の石川工場と連携して生産効率を最大化します。また、石川工場では更なる設備の導入により、供給能力をさらに向上させます。

市場性と話題性

現在、光通信分野は生成AI技術の急速な進化とともに需要が拡大しており、特に北米や中国市場での成長が顕著です。当社の「MTフェルール」は、データセンター市場でのシェア第2位を誇る製品であり、その高い精度と信頼性が評価されています。この増産体制強化は、グローバルな通信インフラの進化に寄与する重要な一歩となります。

採用戦略とリファラル制度

株式会社白山は、採用を加速させるために2024年夏期より、リファラル制度を導入しました。この制度により、社員が友人・知人を紹介することで採用を後押ししています。現在までに同制度を通じて、研究関連人材2名が既に入社しており、さらに２名の入社が決定しています。紹介者には一定の報奨を提供することで、企業文化にマッチした人材の確保を目指しています。

採用情報

新たな成長フェーズに向けて、株式会社白山は変化が著しい市場で自らの力を試してみたい人材を募集しています。

金沢本社・石川工場 若手・中堅社員

中途採用を対象とした採用ページでは、求人内容や働きやすい環境について詳しくご紹介しています。当社は、完全週休２日制で年間休日126日。有給休暇は一時間単位で使用でき、年間平均取得率は72％です。中途採用者も入社2か月経過後から使用でき、フレックスタイム制度も活用することで、ワークライフバランスを大切にしながら働ける環境を提供しています。

また、人事制度の効果的な運用や社員研修、資格取得支援の充実にも取り組み、企業の成長と社員のキャリア形成を目指しています。

ぜひ詳細をご覧いただき、未来の通信インフラをともに支える仲間としてご応募ください。

詳細を見る

株式会社白山は、世界中の通信インフラを支える企業として、これからも技術革新と社会貢献に努めてまいります。

お問い合わせ：株式会社白山 広報チーム（金原・宇於崎・坪本）

メール：[e-mail]

株式会社白山 会社概要

• 創業日：1947年10月15日

• 代表者：代表取締役社長 米川達也

• 資本金：1億円

• 本社所在地：石川県金沢市鞍月2丁目2番地

• 従業員数：131名（2024年12月時点）

• 事業内容

  通信および電力に関する接続用品の開発・製造・販売
  光通信関連製品の開発・製造・販売

  雷防護用製品の開発・製造・販売

  加熱圧接機等の金属接合機械の開発・製造・販売

  環境・エネルギー関連製品の開発・製造・販売