企業のDE&I推進を加速する体験型研修を共同提供

水天一碧株式会社 × QO株式会社、感性とデータでDE&Iの社内浸透を後押し

水天一碧株式会社

水天一碧株式会社(代表取締役:大嶋悠生/本社:神奈川県藤沢市)は、QO株式会社(代表取締役社長:恒藤優/本社:東京都中央区、以下「QO」)と共同で、企業向けの体験型DE&I研修プログラムの提供を開始いたしました。本プログラムでは、当社が開発してきた「自己理解から始まるDEI体験型ワークショップ」と、QO株式会社が社会を俯瞰するデータとしてまとめた「データで読む、多様性と人権の現在地 2025」を統合し、感性と客観データの両面から多様性理解を深めるアプローチを実現します。

水天一碧株式会社(多様性研修・対話設計)
QO株式会社(人権・多様性リサーチ)

◆ 提供開始の背景

現代のDE&I推進においては、「知識はあっても行動につながらない」「多様性を当事者ごととして捉えられない」「共通言語が不足している」という課題が多くの企業に見られます。

水天一碧ではこれまで、企業・官公庁・学校など幅広い現場で研修を提供し、

“人が自分自身を理解することから多様性は広がる” という確信を深めてきました。

そこで今回、社会を俯瞰し構造を捉えるデータに強みを持つQO社と連携し、

「感性」×「データ」の両輪によって、多様性理解の社内浸透を本質的に実現するプログラムとして、共同提供を開始いたしました。

◆ プログラムの特徴

“スポーツ×当事者性×実績”の三拍子がそろった、日本でも稀有なDE&I体験型研修プログラム

本プログラムは、元なでしこリーグの女子サッカー選手として培ったチームでの実践経験と、治療を経て当事者として育んできた「はざまの視点」を土台に、代表・大嶋が独自に開発した体験型研修です。

多様性を「悲しい当事者体験」として語るのではなく、人が自分らしくいられる状態とは何か、

違いを柔らかく認識し合うには何が必要か。その“感覚”から学べる内容が特徴です。

さらに、企業・官公庁・教育機関などで多数の研修実績を積み重ねてきた実践知に、QO社による100本のデータで構成された客観ファクトが加わることで、個人の気づきを組織に定着させる新たな学びの形を実現しました。

◆ 共同プログラム概要

一人ひとりの自己理解からはじめるDE&I — 対話と探究のワークショップ

本研修は、一方的に知識を伝える講義形式ではありません。

参加者が「自分のまま」対話し、気づき、考えを言葉にしていくプロセスを軸とした体験型プログラムです。

・多様性理解を“自分ごと化”するために全体を段階設計

・心理的安全性を確保し、“違い”を安全に扱える対話ベースの進行

・元アスリートとして培った「関係性のつくり方」と「対話の土台づくり」を活かした設計

・当事者として感じてきた“見えない境界”を、誰もが安全に扱えるワークとして構造化

・QOのデータと組み合わせることで、主観と客観を統合

感性で得た気づきと、客観的ファクトをセットで学ぶことで、

参加者の腹落ち感を高め、組織内での共通言語として機能する仕組みとなっています。

◆ プログラム共同提供者

QO株式会社 Social Issue Lab(SIL)より

Social Issue Lab(以下、SIL)はこれまで「当事者の声を見えるかたちで伝えていくこと」を大切にしてきました。今回、LGBTQ+の当事者であり、積極的に活動を続けてこられた大嶋さんとご一緒できることを大変心強く、そして楽しみに感じています。

これまでのSILの取り組みは、調査レポートという形でお届けするがゆえに、届く層がどうしても限定的でありました。また、一度読んで終わってしまったり、実際の行動変容には少し距離があったりという課題も感じてきました。

今回の研修プログラムは、当事者の声とSILのリサーチを組み合わせ、組織のなかでの対話や具体的なアクションにつながる「場」を意図して設計しています。

多様性をめぐる学びが、一過性の知識で終わらず、一人ひとりと組織の行動につながっていくきっかけになれば幸いです。

◆ 代表コメント

水天一碧株式会社 代表取締役

大嶋 悠生

このたび、QO株式会社さまと共同で研修プログラムを提供できることを、大変嬉しく思います。

私は“はざま”の視点から世界を見てきました。

サッカー人生を通して、自分と仲間に向き合い続けてきた時間。

治療を経て当事者として経験した多くの境界の感覚。

そして、多くの現場で対話を続けてきた実績。

多様性を誰かの何かとして語り続けるのではなく、また、悲しい当事者体験を語るのでもなく、

“人が自分らしくいられるとはどういうことか” “違いをどう捉えれば互いに響き合えるのか”

その学びを体験として届けたいと思い、研修をつくってきました。

そこに、QO株式会社さまの社会を俯瞰するデータ力が加わることで、

感性と客観性が融合し、学びの納得感や深まりが格段に増すと感じています。

一人でも多くの方が、自分自身を知り、違いを楽しみ、

組織の中で“共に在る”心地よさに出会える場を、これからも創っていきたいと思います。

そんな思いを、世界人権デー(国連が定めた、すべての人の権利を尊重する日)のような日に、スタートできることを、とても嬉しく、ありがたく感じています。

<プロフィール>

大嶋 悠生

水天一碧株式会社 代表取締役

渋谷区観光協会観光フェロー

元なでしこリーグ女子サッカー選手であり、引退後、治療を経てトランスジェンダー男性として戸籍を変更。その後オーストラリアで、DE&I(多様性・公平性・包摂性)が日常に根づく社会に触れたことをきっかけに価値観が大きく変化した。

現在は、水天一碧株式会社を通じて“はざまから世界を見る”をテーマに、企業・自治体・教育機関・各種団体に向けて、研修・講演・監修・執筆・アートプロジェクトなどを通じ、幅広く対話を続けている。また、渋谷区観光協会観光フェローとして、渋谷という街の持つ多様な個性とカルチャーの魅力を発信している。

【会社概要】

水天一碧株式会社

「水(海)と天(空)が溶け合い、ひとつの碧色に見える美しい情景」という名の通り、

人と人、人と社会のあいだにある“見えない線引き”を溶かし、多様な個が輝きながら響き合う世界を生み出していく会社です。

事業内容:研修、講演、監修、執筆、アートプロジェクト等

所在地:神奈川県藤沢市

代表取締役:大嶋悠生

URL:https://www.instagram.com/suitenippeki_with/

【Social Issue Lab「SIL」】

SILは、調査の力で社会の声なき声を拾い、社会課題を知るきっかけを届ける研究機関です。QOが培ってきたリサーチの技術や知見を社会に届けることを目指して2023年より活動を開始し、これまでに「ジェンダーギャップ」や「震災支援」「防災・減災」「誹謗中傷」「環境問題への揺り戻し」「性の多様性」「平和」などをテーマとした調査レポートやソーシャルレターを発信してまいりました。

URL:https://socialissuelab.com/

【QO株式会社 会社概要】

QO 株式会社は、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。

博報堂のストラテジックプラニングの知見と、マクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせたJV 企業として、マーケティング機会の発見、戦略策定、コンセプト開発、施策実行のPDCA まで一連のマーケティング活動に伴走します。

【本件に関するお問い合わせ先】

水天一碧株式会社

MAIL:info@suitenippeki.com

QO株式会社 広報室

MAIL:corporate.info@q4one.co.jp

SIL 多様性研修プログラム 事務局

MAIL:sil_dei_program@q4one.co.jp

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会社概要

水天一碧株式会社

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URL
https://mutantwave.love/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都板橋区熊野町37-16-505 ファミーユ・アイ
電話番号
-
代表者名
大嶋悠生
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年01月