Private AIの日本市場進出に伴い、データプライバシーを重視した生成AI・LLMの企業利用促進に向け、マクニカと販売代理店パートナーシップ契約を締結

PRIVATE AI INC.

 Private AI Inc.(本社:カナダ、トロント、日本代表:後藤 元気、以下Private AI)は、データプライバシーに配慮しつつ、生成AI及び大規模言語モデル(LLM)の企業利用を促進するため、株式会社マクニカ (神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:原 一将、 以下マクニカ) と販売代理店契約を締結したことを本日発表いたします。これにより、高いプライバシー保護とともに、あらゆる企業の生成AI・大規模言語モデル(LLM)活用とDX推進に貢献します。

マクニカとの販売代理店契約の背景と目的

 ChatGPTに代表される生成AIは様々な領域で生産性向上に寄与すると言われており、多くの企業が生成AIの業務活用を試みている中、プライバシーに関してAIが悪用されるリスクへの対処は喫緊の課題となっています。特に、個人情報保護法上の考慮事項は多岐にわたり、細やかな配慮が求められます。

PrivateAIの特徴
 Private AIは、ユーザーが大規模言語モデル(LLM)に情報を入力する際、また自社データを使ってモデルのファインチューニングをする際に、独自の機械学習アルゴリズムを活用して機密情報や個人を特定できる情報(以下PII)を自動的に編集し、データプライバシーを確保したAIの利用を可能にするサービスを提供しています。このサービスは、日本語を含む52か国の言語に対応し、50以上のデータ種別に対応しています。特筆すべきは、単なるルールベースではなく、大量のデータでトレーニングされたAIによってPIIを検出しており、その精度が非常に高い点です。さらに、Private AIはPIIだけでなく、個人保健情報(PHI)やクレジット情報(PCI)など、高度な機密性を要する情報にも対応しています。また、日本独自のデータ種別(マイナンバーや日本の住所など)にも対応しています。これにより、国際的かつ多岐にわたる利用環境で、高いデータプライバシーを確保しながらAIテクノロジーの恩恵を最大限に享受できる点がPrivate AIの強みとなっています。

<生成AI・LLMの利用促進におけるテキスト匿名加工技術「Private AI」>


<4つの特徴>


 マクニカでは、データ利活用を推進するためのソリューションとしてSplunk(データ分析プラットフォーム)、データブリックス(データインテリジェンスプラットフォーム)、brighter AI(次世代映像匿名加工技術)、TripleBlind(秘密計算を活用したプライバシー保護)、TieSet(連合学習を活用したエッジコンピューティング技術)といった幅広いラインナップを揃え、企業の要望や課題に沿った環境を実現しています。上記に加え、今回のPrivate AI(次世代テキスト匿名加工技術)の提供により、幅広く企業のデータ・AI利活用が可能となります。


<マクニカのデータ利活用を推進するためのソリューション>


株式会社マクニカ ネットワークス カンパニー プレジデント 小林 雄祐 氏は次のように述べています。

 「マクニカはお客様のデータ・AI利活用を、データ化からデータを使った予測まで幅広い製品をワンストップで提供することで支援しております。

 Private AI Inc.との提携により、高度なデータプライバシーを確保しつつ、お客様の生成AI・大規模言語モデル(LLM)活用を促進できると確信しています。データプライバシーの確保とデータに基づく戦略的なインサイト提供を同時に実現し、お客様のビジネスにおける戦略的かつ迅速な意思決定を強力にサポートします。マクニカは、お客様が最先端のテクノロジーを利活用し、競争力を向上させるための信頼性の高いパートナーであり続けます。」

株式会社マクニカについて
 マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

PrivateAI Inc.について
 PrivateAIはプライバシーと機械学習の専門家により2019年に設立されたトロントに本社を置くテクノロジーカンパニーです。独自の機械学習アルゴリズムを用いてテキスト、PDF、トランスクリプト、大規模言語モデル(LLM)などへ52以上の多言語で、50種類以上の個人を特定できる情報(PII)を検出、再編集、置換します。近年企業が取り扱うデータ流通は日々増えていますが、PrivateAIによりAIの運用やデータ分析の際に個人情報保護法やGDPRなどの法における個人情報を、個人識別符号を含めて網羅的にリアルタイムで必要な処理をすることができます。日本へは2023年9月に進出し、ガートナー社のプライバシー分野におけるCool Vendors 2023に5社中の1社として選出されています。

■ 会社名:PrivateAI Inc.
■ 設 立:2019年
■ 本社所在地:Toronto, Canada
■ 代表者: Patricia Thaine、Pieter Luitjens
■ ウェブサイト:https://www.private-ai.com/

PrivateAI Inc.の日本における今後の展開
 2023年9月に日本に進出して以来、日本では初めてとなる販売代理店契約をマクニカと締結しました。これを皮切りに国内におけるパートナー提携をさらに強化し、AIとプライバシーの領域で市場をリードしていけるように事業を拡大してまいります。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
Private AI:https://www.private-ai.com/
e-Mail:info@private-ai.com

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会社概要

PRIVATE AI INC.

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URL
https://www.private-ai.com/
業種
情報通信
本社所在地
428-192 Spadina Ave. Toronto, ON, M5T 2C2 Canada
電話番号
-
代表者名
後藤 元気
上場
未上場
資本金
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設立
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