令和6年能登半島地震で被災「輪島塗と日本の宝物のために力一杯働ける場所をもう一度」 クラウドファンディング開始
輪島塗まるごと体験ツアーで輪島の復興をめざす
令和6年能登半島地震で被災
「輪島塗と日本の宝物のために力一杯働ける場所をもう一度」 クラウドファンディング開始
輪島塗まるごと体験ツアーで輪島の復興をめざす
【募集期間】2024年3月1日~5月30日/クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて募集
日本の原風景が残る能登の里山にある輪島塗の職人工房(輪島塗ぬり工房 楽、代表:引持 和頼)が、被災した工房の復興資金をクラウドファンディングサイト 「READYFOR」 にて募集を開始しました。《日本の宝物を守りたいと》文化財修復技術を身につけた30歳の輪島塗職人です。ようやく技術を認めて頂けるようになった矢先にこの度の能登半島地震に遭い家族バラバラの生活になりました。下地から上塗りまでの輪島塗技法と七尾仏壇の塗箔技法を修めた若手職人は希少で、文化財修復の実績を積んでいます。また「練乾漆」「KOKEMUSU」2つのオリジナル技法をいかした商品開発と輪島塗の技術を世界に発信する活動を実践してきました。新規事業としてインバウンド向けに開発した「日本の原風景を愉しむ、能登の宝「輪島塗満喫ツアー」の販路開拓で能登・輪島の復興を目指しています。
募集期間は2024年3月1日(金)から5月30日(木)で、募集金額は1800万円を目指します。
URL:https://readyfor.jp/projects/raku-wajima?sns_share_token=ae4c125b8b14f459758c
「輪島塗と家族の生活を取り戻したい!」立ち上げの背景と概要
元旦の能登を突然襲った大地震により、ささやかながら幸せな生活が一変しました。順調だった工房の作業もやむおえず中断したまま3か月が過ぎようとしています。自宅兼工房は断水が続き、屋根の修理もままならず雨漏りしています。コロナ禍、事業再構築補助金に採択され、輪島塗の体験工房の集客のため工房をリフォームし、昨年秋にようやくひと通りの工事が終わって、さあこれからというタイミングで今度は大地震に見舞われました。当たり前にあるはずの日常が一瞬で消えてなくなり、苦労して身につけた文化財修復の技術も活かせず今日まで過ごしています。1日も早く工房を再開し、取り組んでいた輪島塗体験ツアーの販売を開始し、能登・輪島の復興に貢献したいと考えています。
主に個人の支援者の方からは輪島塗商品をご購入いただく形で、企業には販路開拓にかかる費用提供や、工房施設の修理費用をご支援いただきたいと考えています。今年度は取り組みに賛同いただいている企業2社とともに、体験コンテンツ開発を予定しています。
【「輪島塗と家族との生活を取り戻したい!」クラウドファンディング概要】
「日本の原風景を愉しむ、能登の宝「輪島塗満喫ツアー」 15万円 ※価格は税抜き表示
■「学ぶ」「つくる」「使う」輪島塗をまるごと体験するこれまでにない職人工房ならではのツアー
「学ぶ」
輪島塗がどうして日本一の漆器といわれるのか、歴史、工程を学び、
実際の工房を見学していただきます。工房窓からは苔むした漆の木もご覧いただけます。
「つくる」
輪島塗の大切なプロセス「布着せ」工程を本物の職人から手ほどきを受け、
後日輪島塗の汁椀に仕上げてお届けいたします。
「使う」
輪島塗のカップ、練乾漆の抹茶椀を使って薄茶でおもてなし致します。
お時間の許す限り、能登の里山の自然を満喫しながら輪島塗に触れて頂く貴重な体験を提供いたします。
価格:150,000円(1名) 定員 : 5名
工房までの移動方法:能登空港までの往復送迎あり
能登の宝 「輪島塗」 を後世に残していきたい
能登の宝 「輪島塗満喫ツアー」 戦略策定・コンテンツ造成 (株)地域ブランディング研究所 代表取締役 吉田 博詞 様
数年前からご一緒させていただいておりますが、独自の技法「練乾漆」による輪島塗の
新たな表現を生み出し、国内外で高く評価されているほか、 世界にひとつだけしかない
思い出の品や寺社仏閣の什器修理を請け負ってきた、輪島塗の工房の1つです。
「学ぶ」「つくる」「使う」など輪島塗をまるごと体験できる体験ツアーの商品化に地ブラも
そのお手伝いをさせていただきました。 一つひとつの想いを丁寧に紡ぎながら、時代を越えて
連綿と受け継がれてきた緻密で美しい手仕事はもちろん、 工房のある能登の里山、そこに
広がる日本の原風景を1つでも多く皆さんに体感いただきたいですし、みなさまにもぜひ
輪島塗の存続をご支援いただきたいと思います。
企業名:株式会社地域ブランディング研究所
所在地:東京都台東区雷門2-20-3 アクアテルースUⅡ8F
事業内容:地域ブランディングの戦略策定・着地滞在プログラムの造成・地域への誘客・海外富裕層等の販路整備
能登の伝統工芸 「輪島塗」 を守りたい
能登の宝 「輪島塗満喫ツアー」 動画制作 (株)ネットワールド 代表取締役 順田 新月 様
この度の能登を襲った大地震により、輪島塗の伝統技術を守り続ける工房が、
一瞬にしてその機能を停止させられた事態に、深い悲しみを覚えます。
しかし、そうした困難に直面しながらも、再び立ち上がり、工房を再開し、
輪島塗体験ツアーの販売を開始しようとする不屈の精神に、心からの敬意を表し、
全力で支援させていただきます。一日も早い復興を心より願っております。
企業名:株式会社ネットワールド
所在地:富山県富山市西大泉5-15
事業内容:Webサイト制作・Wepアプリ構築・動画制作
輪島塗ぬり工房 楽 について
当工房は輪島塗の下地から上塗までの一貫制作を通して各工程で創意工夫をこらし、独自技術の商品開発に励んできました。伝統的な輪島塗は、生活環境の変化から年々売上減少し技術の継承が危ぶまれていますが、「ぬり」にこだわり輪島塗の技術を活かした現代生活にマッチしたシンプルで上質な漆器を商品化し輪島から世界へ発信しています。漆は縄文時代にまでその歴史を遡ることができる日本を代表する大切な日本文化です。漆器のすそ野を広げ、漆器のある暮らしの楽しさをお伝えしていきたいと考えています。多くの方に輪島塗を知って貰えるよう、引き続き活動していきたいと考えています。
これまでに開発した商品例
・8世紀の仏像制作技法を蘇らせた「練乾漆」シリーズ
https://raku-wajima.com/about_us/lacquer-ware/
・時とともに苔むすうつわ 「KOKEMUSU」シリーズ
https://raku-wajima.com/kokemusu/
【会社概要】
社名:輪島塗ぬり工房 楽
本社所在地:石川県輪島市三井町市ノ坂二の59番地 〒929-2373
代表:引持 和頼 (ひきもち かずより)
事業内容:輪島塗製造業
設立:令和元年10月
事業内容: 輪島塗全般の製造販売及び漆器修理、漆器オーダメイド、文化財修復
HP:https://raku-wajima.com
Instagram:https://www.instagram.com/wajimanuri_studio_raku/
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