正社員の新しい働き方を提案する「越境社員ドットコム」サービス開始

週4日は本業、週1日は新しい環境でスキルアップ

株式会社越境社員ドットコム

2025年3月27日 10時55分

株式会社越境社員ドットコム（本社：東京都港区、代表取締役：宮川久史）は、正社員としての雇用を維持しながら、週1日他社で働く「越境」という新しい働き方を支援するサービス「越境社員ドットコム」をリリースしました。

■サービスリリースの社会的背景

日本では長年、給与水準が上昇せず、人生100年時代において年金や貯蓄だけでは十分な老後資金を確保することが難しくなっています。また、大量定年退職時代の到来により、企業・個人ともにセカンドキャリアの重要性が増してきています。

しかし、現在の定年世代（55〜60歳）はバブル期の売り手市場で入社した背景もあり、主体的にキャリアを構築する習慣が根付いていません。その結果、セカンドキャリアをどのように構築していけば良いのか分からず、キャリアの選択肢が狭まってしまう傾向にあります。

「越境社員ドットコム」は、これまで週5日を1社のみで働くのが当たり前という社会に対し、週4日＋週1日というように、同時に複数の会社で働くことが当たり前になる社会を提唱しております。

安定とチャレンジをバランス良く1週間の業務に組み込むことで、自社でしか通用しない社員になるのを防ぎ、さらに高いモチベーションを維持することが可能になります。また、複業の経験がないシニア社員に対して人事がしっかりと支援する体制を整えることで、社員が安心して挑戦できる仕組みを提供し、社員のキャリア自律やスキルアップが促進されやすくなります。

■「越境社員ドットコム」とは？

「越境社員」とは、正社員として安定した収入を得ながら、業務委託、出向やプロボノなどの形で他社に関わる社員のことを指します。「越境社員ドットコム」は、週4日は本業に従事しながら週1日を他社で働く機会を提供することで、自社以外での活躍の場の獲得、人的ネットワークの拡大やキャリア自律を支援するプラットフォームになります。

本サービスを利用することで、企業は社員の成長を促進しながら、越境先との新たなビジネス機会を創出することが可能になります。さらに、越境社員が得た知見やスキルを本業にも還元することで、組織全体の活性化が期待されます。

■利用するメリット

「越境社員ドットコム」は、社員（越境社員）、送り出す企業（越境元法人）、受け入れ先企業（越境先法人）の三者すべてにとってメリットのある仕組みです。

他の複業プラットフォームとは異なり、「越境社員ドットコム」は企業に勤める正社員を対象とし、法人（人事部）を通じて越境案件の提供をサポートしております。

■代表者(宮川久史)プロフィール

1971年生まれ、神奈川県藤沢市出身。鎌倉高校、早稲田大学を卒業後、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）に入社。TSUTAYA×スターバックスの「ツタバ」などの事業を企画・プロデュース。2008年にハワイで起業し、ノマド・リモートワークを実践しながら、複数企業のコンサルティングや事業立ち上げを推進するパラレルワーカー。Tポイント（現Vポイント）、楽天ポイント、週4社員ドットコム、遺言ネットなどの事業に関与。米国公認会計士（USCPA）資格を保有。株式会社MAHALOMIYA代表取締役。