認知症ケア専用AIチャットボット『おしえて岡本くん!』にエビデンスリファレンス機能を追加実装
「ヘルスケアサービス利用者・事業者も使用可能な認知症に対する非薬物療法指針」(日本認知症学会等策定)を引用し、メニュー画面でサマリーをワンタップで確認可能—医療・介護・家庭における情報透明性を強化
NEURO CARE TECH株式会社(本社:滋賀県長浜市、Co-CEO:岡本一馬、野地数正)は、昨年10月にリリースした認知症ケア専用AIチャットボット『おしえて岡本くん!』において、日本認知症学会「非薬物療法指針」を引用したエビデンスリファレンス機能を追加実装します(5月30日)

1. 背景と目的
高齢化で増加する認知症ケアのニーズに応え、AMED事業の「非薬物療法指針(運動療法・音楽療法・回想法など8カテゴリー)」をもとに昨年10月リリースの『おしえて岡本くん!』に、提示情報の根拠を迅速に検証できる「エビデンスリファレンス機能」を追加実装しました。
2. エビデンスリファレンス機能の特長
エビデンスリファレンス機能追加実装です
ガイドライン中の見出し「強く推奨する」「提案する」「保留する」を引用し、AIから提示される各アドバイスに分類アイコンを付与。
分類アイコン(NEURO CARE TECHオリジナル)
🔷 強く推奨する:
現時点で,エビデンスが多く集まっており,行うことが強く勧められる.
🟪 提案する:
現時点では,かなりのエビデンスが集まっており,行うことがよいと考える.
🟡 保留する(エビデンス不十分のため推奨を保留する):
現時点では,エビデンスが不足しているため,さらなる研究結果が集積するまで判断を保留するという意味である.効果が無いという結論ではないため,個々の判断で実施することが可能である.
マークなし(専門家の意見):
効果の推定値に関する確認は限定的であるため、ガイドライン外の専門家見解としてご参照ください。
文末の表記の例
「チャット回答の末尾に→ 🔷№5 と付与」
説明: 🔷←エビデンス推奨レベルの表記 №5←サマリーによるエビデンス参照場所
※ 「強く推奨する」「提案する」「保留する」の各表現は、「ヘルスケアサービス利用者・事業者も使用可能な認知症に対する非薬物療法指針」より引用しています。
※ 「マークなし(専門家の意見)」は当社独自のカテゴリ定義です。
3.実際の回答例

■ 機能概要
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・提供する情報はあくまで推奨レベルに基づくものであり、効果を保証するものではありません
公開時期:2025年5月30日
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