デザインスタジオ POETIC CURIOSITY、初開催のデザインイベント「alter. 2025, Tokyo」出展

11/7(金)~9(日)日本橋にて新作《POETIC PROTOTYPING -Forms of Invisibility-》発表

POETIC CURIOSITY

デザインスタジオ POETIC CURIOSITY(共同主宰:青沼優介・三好賢聖、所在地:東京都太田区蒲田)は、2025年11月7日(金)から9日(日)まで、日本橋にて開催されるデザイン展「alter.」に選出され、作品を出展いたします。

「alter.」は、次世代を担う多様な領域のクリエイターによるプロトタイピングやコラボレーションを促進し、オルタナティブなプロダクトデザインのあり方を提示する実験的なデザインイベントであり、既存の価値観や表現方法に新たな視点を提示するデザイナーやアーティストが集う、注目度の高いデザインエキシビジョンです。グローバルのデザインシーンを牽引するコミッティメンバーに選抜された11組のプロジェクト、計56名のクリエイターがプロダクト展示を行います。

今回、POETIC CURIOSITYは、詩的な想像に形を与えるようなデザインとものづくりにアプローチするPOETIC PROTOTYPINGシリーズの新作《Forms of Invisibility》を通して、目には見えない詩的な存在を探求します。ぜひご来場いただき、ご体験ください。

《POETIC PROTOTYPING -Forms of Invisibility-》 ステイトメント

風に言葉を乗せる。言葉を泡に変える。離れていくことによる癒し。詩的好奇心のありか。どこかの自分と乗り合わせる。時間はどんな姿をしている?手触りを再生する。音からも、触れている。景色を呼び覚ます。対価を耐荷に換える。硬貨の物理的な価値。普遍を集めて生まれるストーリー。加工痕に水平線を見る。愛そうとする心から始める。それぞれが自らの景色を見つける。言葉を風に乗せる。「言葉を泡にする」を深める。詩を世界と接続する。触り心地を再生する。布が持つ景色のその先。音という環境への想像力。影を注ぐ。影によって濃淡を描く。クラフトマシンシップとの付き合い方。還すことから始める。ねじれに向き合う時に詩が生まれる。機能ではなく、思考によって形づくられる物。光をはかる。姿のない光を捉えるための物差し。姿のない光を形にする。幕間を過ごす。自分にしか見えない瞼の裏の世界。瞼は夢と現実の幕間。私の私の声を探す。「私の声」という自分しか知らないもの。自分にしか分からない正解がある。時間のレシート。共有した時間の証明。レシートの儚さと時間。窓に浮かぶ文字。風の声を聞く。霧を想う。光が溶け合っていく。手慣れを忘れる。時の磁力を描く。リフレクションを重ねる。言葉を風に乗せる三年生。存在感の動き。霧の枝。光。風。ため息。詩的好奇心という、予感のただなかで。

《ウィンド・ウィスパラー: 言葉を風に乗せる》(DESIGNART TOKYO 2022)

デザインイベント開催概要

名称   |alter. 2025, Tokyo(アルター. 2025, トーキョー)

会場   |日本橋三井ホール

     |東京都中央区日本橋室町 2-2-1 COREDO 室町1 4,5F(エントランス4F))

会期   |2025年11月7日(金) - 11月9日(日)

時間   |11月7日(金), 8日(土) 11:00 - 20:00 , 11月9日(日) 11:00 - 17:00

入場料  |1日券 ¥2,000(学生 ¥1,000)

     |3日通し券 ¥3,000(学生 ¥2,000)

     |* 中学生以下無料  * 学生割引は学生証提示の場合のみ

内容   |EXHIBITION:異業種クリエイターの協業プロジェクトによるプロダクト展示

     |SHOWCASE:10代や異業種等、業界の外から問題提起を行う実験的なプログラム

     |MARKET:作り手と受け手をつなぎ、受け手の創造性を拡張するマーケット

     |TALK :1日ごとにテーマ設定された公開収録型のトークプログラム

     |AWARD:世界的に活躍するコミッティメンバーが選抜するアワード

主催   |alter. 実行委員会

協賛・協力|三井不動産株式会社(特別協賛)、カリモク家具株式会社(協賛・協力)

     |say hi to_(メディアパートナー)、dezeen(メディアパートナー)、他

Website |https://altertokyo.com/

SNS   |Instagram @altertokyo、 X @alter_tokyo

Contact |contact@altertokyo.com

POETIC CURIOSITY 出展概要

プロジェクト名 |POETIC PROTOTYPING Forms of invisibility

展示概要    |空間インスタレーション, デザインプロダクト発表

参加クリエイター|青沼優介(POETIC CURIOSITY 共同主宰, デザイナー, アーティスト)、

         三好賢聖(POETIC CURIOSITY 共同主宰, デザイナー, デザイン研究者)、

         東京香堂(インセンスブランド)、高野慎太郎(エンジニア, アーティスト)、

         栗原あずさ(グラフィックデザイナー)、神山真美子(編集者)

素材提供    |アサダメッシュ株式会社 、三菱ケミカル株式会社

POETIC CURIOSITYは、詩的好奇心をテーマに掲げ、リサーチやプロトタイピングを通じて生まれる詩的な発見を手がかりに、デザインプロダクトやインスタレーションを発表してきました。

DESIGNART TOKYO、ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD等の国内展示参加に加え、昨年は、ミラノで開催された35歳以下の若手デザイナーによるプロトタイプ展示「サローネサテリテ」の出展者として選出され、作品を発表しています。

今回の「alter.」への出展は、香り・エンジニアリング・編集・グラフィックと専門分野の異なるプロジェクトメンバーを迎えて臨む、私たちの新たな挑戦です。多くの方々に私たちの作品を通して、詩的な発見をしていただけることを願っております。ぜひこの機会に会場へお越しいただき、私たちの作品をご覧ください。

参加クリエイタープロフィール

左上から青沼優介、三好賢聖、栗原あずさ、高野慎太郎、神山真美子、東京香堂

青沼 優介 / YUSUKE AONUMA

POETIC CURIOSITY 共同主宰, デザイナー, アーティスト

武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。デザイン活動を続ける傍、アーティストとしても活動。たんぽぽの綿毛を使った建築作品「息を建てる/都市を植える」で2018年東京ミッドタウンアートアワードのグランプリを受賞。その他展覧会多数。東京都立大学システムデザイン学部助教、武蔵野美術大学非常勤講師。

三好 賢聖 / KENSHO MIYOSHI, PhD

POETIC CURIOSITY 共同主宰, デザイナー, デザイン研究者

東京大学航空宇宙工学科卒業、同専攻修士課程を修了後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにてPhDを取得。最優秀博士論文賞受賞(独アンハルト大学)。動き、身体性、詩にまつわる制作と研究を行う。東京都立システムデザイン学部助教、昭和医科大学兼任講師、ブテイコ国際クリニック認定呼吸法インストラクター。著書に『動きそのもののデザイン』(ビー・エヌ・エヌ)など。2023年に株式会社シンコキュウを創業。https://shinkokyu.jp/

東京香堂 | TOKYO KODO(ペレス 千夏子・ペレス ジョフレ) / TOKYO KODO (Chikako and Geoffrey Perez)

インセンスブランド / Incense and Olfactory Art brand

<東京香堂 | TOKYO KODO>は、日本の伝統的なお香づくりとフランスの調香技術を融合させた、メゾン・インセンスブランド。線香問屋の三代目であり南フランス・グラースで調香を学んだペレス 千夏子と、同地出身で長年にわたり香りの創作に携わってきたペレス ジョフレとのユニットによりスタート。香りを ‘見えないアート’と捉え、独自の感性でお香の新たな世界を日々探究し、創作に励んでいる。https://tokyokodo.online/

高野 慎太郎 / SHINTARO KONO

エンジニア, アーティスト

1994年生まれ。東京工業大学電気電子工学部卒業。2016年に、アーティストや企業向けにハードウェア設計の技術提供を行う株式会社Makershipを設立。多様な装置の開発を手掛けながら、機械と人間の新しい関わり方を追求してきた。近年は特に「照明」に注目し、独自の装置を制作している。照明を単なる光源ではなく、「平和のための生活装置」として位置付け、その可能性を探求している。https://shintarokono.co/

栗原 あずさ / AZUSA KURIHARA

グラフィックデザイナー

1993年生まれ。2016年東京藝術大学デザイン学科卒。2018年に同大学院を修了。デザイン事務所での経験を積んだ後、2021年に独立。アートディレクター・グラフィックデザイナーとして、広告、ブランディング、製品開発など多岐にわたる分野で活動する一方、イラストレーションやドローイングに焦点を当てた個人プロジェクトも手がける。スカーフやライフスタイルアイテムを扱うブランド「pinkpepper」のデザイナーとしても活動。https://www.instagram.com/zu_s_a/

神山 真美子 / MAMIKO KAMIYAMA

編集者

1991年生まれ。商店建築社『商店建築』、新建築社『住宅特集』で雑誌編集に従事。インタビューを行う経験を通じて、人の心象風景を言語化し他者に届けることの豊かさに魅了される。この経験が、夢、空想、記憶など、深く個人的な世界を探求する編集活動に専念するきっかけとなり、2021年、自身の出版レーベル「Träumen Books」を設立。https://x.com/TraumenBooks

POETIC CURIOSITYについて

POETIC CURIOSITYは、「詩的好奇心」をテーマとして掲げるデザインスタジオです。2020年、青沼優介と三好賢聖によって結成され、東京を拠点に活動。詩的な想像に形を与えるようなデザインとものづくりを追求しています。リサーチ・制作・実験など試行錯誤から生まれる発見を大切に、幅広いジャンルのデザインを行っています。主な発表作品/プロジェクトに《光をそそぐ》(2024)、《ウィンド・ウィスパラー:言葉を風に乗せる》(2021)、《影をそそぐ》(2022)、《ファブリック・レコード:触り心地を再生する》(2022)がある。https://poeticcuriosity.com/

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会社概要

POETIC CURIOSITY

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都大田区西蒲田 7-61-13 HUNCH 3A
電話番号
-
代表者名
三好賢聖
上場
未上場
資本金
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設立
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