CPRトレーニングボトルを開発したファストエイド、ミレニアル世代のGame Changer Award「BEYOND MILLENNIALS」でSocial部門グランプリを受賞

FastAid

一般社団法人ファストエイド(東京都文京区)代表理事の玄正慎は、1月17日にビジネスニュースサイト「BUSINESS INSIDER JAPAN」(運営:株式会社メディアジーン) が主催する、ミレニアル世代の際立った才能や取り組みを表彰する新たなアワード「BEYOND MILLENNIALS」において、「Game Changer 2019」に選出された44名の起業家+2組織の中で、Social部門のグランプリを受賞しました。

Social部門グランプリ受賞は認定NPO法人Homedoor 理事 川口加奈さんとの同時受賞で、選考委員で一般社団法人リディラバ代表理事の安部敏樹さんよりトロフィーを授与しました。

左から、プレゼンターの安部敏樹さん(一般社団法人リディラバ代表理事)、認定NPO法人Homedoor 理事 川口加奈さん、Coaido株式会社代表取締役 / 一般社団法人ファストエイド 代表理事 玄正慎。(写真提供:Business Insider Japan / 撮影:今村拓馬氏)
 

「BEYOND MILLENNIALS」選考委員と「Game Changer 2019」選出者

グランプリを受賞した8部門10名の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.businessinsider.jp/post-183450

ファストエイド 代表理事の玄正慎は、受賞式で以下のようにコメントしました。

「この度は素晴らしい賞をいただきまして大変嬉しいです。ありがとうございます。
私たちが取り組んでいるのは心臓突然死の社会課題解決です。日本ではなんと毎日200人が突然心臓が止まり亡くなっています。すぐに心臓マッサージ(CPR)と、AEDを使わなくてはならないのですが、なかなかそれができない。そこで私たちはそれをスマートフォンで解決したいと考えていまして、位置情報を使い周りの救命知識のある方に一斉連絡できるアプリ「Coaido119」を公開しています。これによってすぐに対処できる体制をつくることをやっているのですが、このアプリをこれからはIoTにつなげていこうと思っています。
どういうIoTかと言いますと、毎日身につけるウェアラブルデバイスであったり、家の中の見守りセンサー、ビルの監視カメラ、こういったもので突然人が倒れたことをすぐに発見して、助けられる人につなぐ、こういった世界を実現していきたいと思っています。そしてこれは今は無料アプリですが、必ずビジネス的にも大きくなっていくと考えておりまして、現在資金調達をしておりますので、投資家の方をご紹介いただけましたら嬉しいです。
それともう一つ私たちは一般社団法人ファストエイドもやっておりまして、そこでやっているのは啓発・教育なのですが、このCPRトレーニングボトルというものです。これは何かというと、ペットボトルを使った心肺蘇生訓練を世界初でキット化しまして、ペットボトルをこのシートの中央に置くと訓練用の人形の代わりになるというものです。これによって、最も手軽に、誰でも心臓マッサージが簡単に覚えられる、というものを作りました。
このシートを昨年10月にプレスリリースを出しまして、買いたいという声が非常にたくさん来ておりまして、今後販売をしていきたいと思っております。ただ、やはり先ほど安部さんがおっしゃったようにヒト、モノ、カネが全然足りていないですので、ぜひこれからもご支援をお願いいたします。ありがとうございました。」


Coaido119アプリ
http://www.coaido119.com/


CPR TRAINING BOTTLE
https://cpr-training-bottle.com/


『CPR TRAINING BOTTLE』とは、CPRの際に胸を押すのに必要な力が、空のペットボトルを押す力と、ほとんど同じであることに着目し、ペットボトルを活用した世界初のCPR訓練用キットです。モーションキャプチャーと荷重計を使用し、精密測定にて変形特性を検証したサントリー天然水のペットボトルを使用しています。

動画:https://www.youtube.com/watch?v=doBZqVIVpcU

CPRトレーニングボトルは、ゴミになってしまう使用済みの飲料水のペットボトルを再利用して、人の命を救うCPRの訓練を安価かつ手軽にどこでも行えることを特徴としています。また、訓練活用後のペットボトルは柔らかくなり、ひねって捨てる事でゴミとしての体積を大きく減らすことができます。

訓練キットは紙とペットボトルで構成され、軽量で体積も少ないため搬送しやすく低コストです。そのため、こうした大人数でのスポーツイベントや音楽イベント、フェスなどにて、同時に大人数のCPR訓練を行うことに適しています。

また、音楽に合わせて明るく楽しくCPR訓練を行うことで学習意欲を向上し、また正しいリズムでのCPRを覚えやすい訓練を実施することができます。胸骨圧迫のみのシンプルなCPR訓練により、いざという時に手順の迷いを少なくできるため、CPRの実行可能性を上げることができます。

ファストエイドは、世の中のあらゆる企業や一般の方が共助で互いに助け合える社会づくりを目指しています。ファストエイドではビジョンに賛同いただける会員企業様を業種に限らず募集しています。お気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
https://www.fastaid.co/contact/


■一般社団法人ファストエイド概要

●名称:一般社団法人ファストエイド
●Webサイト:https://www.fastaid.co/
●主たる事務所:東京都文京区本郷3丁目40-10 三翔ビル本郷7F  小野田髙砂法律事務所内 social hive HONGO
●設立日:平成29年12月20日
●事業目的:本法人の事業の目的は、緊急事象に関わる課題の解決に、テクノロジーとデザインの力を活用しながら、社会の安心安全に寄与することとする。
●事業概要
(1)緊急対応の必要性の啓発と提言
(2)緊急対応力向上のためのプロダクトの社会実装及び販売
(3)緊急対応に関する調査・課題抽出・研究開発
(4)監督官庁及び関係団体との連携
(5)講演会・講習会の開催
(6)その他本法人の目的を達成するための事業

共同代表理事:小澤 貴裕、玄正 慎
理事:小野田 峻  
監事:仁村 大祐
※一般社団法人ファストエイドは、「非営利型一般社団法人」です。

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会社概要

一般社団法人ファストエイド

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル本郷 7F 小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
電話番号
-
代表者名
玄正 慎
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年12月