【特許出願中】住宅用基礎工法に関する革新的技術を開発

〜 withコロナの家づくりに最適な基礎工法『eLbase』 を発売へ〜

ピトン株式会社

地盤・基礎業界のテック化を推進するピトン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小村健太郎)は、省施工かつトータルコストの削減を実現する新基礎工法『eLbase』(エルベス)を開発し、『eLbase工法』に使う型枠加工とその固定方法にて、特許を出願した事をご報告致します。

 

 

■『eLbase工法』誕生の背景

withコロナに伴い、都心でのマンション暮らしから郊外での戸建住宅での暮らしへのニーズの高まりが予想されます。戸建住宅で長く住み継ぐためには、耐震性はもとより、ライフスタイルの変化に応じて間取りや設備用の内装を改造し易くする「スケルトン・インフィル構造」が求められます。
「スケルトン・インフィル構造」を実現するためには、地盤強度や建築物の構造によって、最適な基礎形状が選択される必要がありますが、施工方法の容易さ等から現在では「べた基礎」が90%超の木造住宅で採用されており、選択肢が少ない状況です。
そこで当社は、スパンが飛ばせる布基礎構造に対応できる、新たな基礎資材や手順の必要性に着目し、『eLbase工法』の開発を開始致しました。
これまでにない型枠加工及び固定方法を開発するにあたり、「べた基礎」と同様の施工性とコストを目指し、基礎工程プロセスの見直しや基礎資材の開発に1年強を要しました。
そして、「スケルトン・インフィル構造」の開発と啓蒙を行っている一般社団法人住まい文化研究会、工務店や素材メーカーの協力を得ながら、EPS(建築用発泡スチロール)を簡単かつ安価に固定出来る方法の開発に至りました。尚、当工法の特許は一般社団法人住まい文化研究会との共同出願となっております。
 

■『eLbase工法』3つの特徴
1.【コスト削減】
通常の「べた基礎」でも『eLbase工法』用の型枠を使用して断熱一体打ち基礎として施工すれば、コストダウンが可能です。
加えて、『eLbase工法』では「布基礎」一体打ちも対応可能な設計と治具を使用しているので、「べた基礎」と比較して鉄筋量60%、コンクリート量30%程度のコストダウンする事が出来ます。
また、「べた基礎」と「布基礎」で基本的な治具を共通化しているので、地盤によって基礎の工法を変えることが出来、お施主様に最適な基礎をローコストに提供する事が可能となります。

布基礎での施工事例布基礎での施工事例

2.【省施工】
工場でフルプレカットされた建築用EPS(発泡スチロール)型枠を、特許出願した加工法で治具にワンタッチにはめ込むだけで、基礎型枠の設置が可能となります。EPS(発泡スチロール)型枠は軽くて安全なので、女性による型枠の施工も可能です。また、「べた基礎」の施工性を活かして、そのまま「布基礎」として施工する事も出来るように、基礎の鉄筋形状をL型とし、省施工対応の設計を『eLbase工法』 では実現しております。

鉄筋施工例鉄筋施工例

3.【品質向上】

『eLbase工法』 では、「布基礎」でもコンクリート一体打ちが可能となることで、コールドジョイント(コンクリートの打設継ぎ目)が無くなり、品質向上に効果を発揮します。同時に、EPS(発泡スチロール)型枠の性能で、断熱や防蟻対策も兼ね備えることが出来ます。
 

■『eLbase工法』導入のターゲット顧客
1.地域のサプライチェーンを大切にする工務店様
当工法は、地盤、設計、プレカット、建材会社職人・・と多数の関係者を巻き込み、無駄を省きより良い基礎と構造の実現で初めて大幅なコストダウンが可能となります。
利益を関係者間で適正に分配し、地域全体の建築業界の活性化を担う志のある工務店様と一緒に、商品やサービス開発を継続してゆきたいと考えております。

2.地盤業者様
杭工事のコスト増分を、布基礎ベースの『eLbase工法』で吸収することが可能です。また、工程管理の合理化を考えると、地盤調査、地盤改良工事と基礎工事のワンストップ化が望まれます。当工法は、型枠の在庫が不要で、ワンタッチで型枠が固定出来る画期的な工法なので、地盤業者の基礎工事もしくはマネジメントへの参入が可能となり、競合他社との大きな差別化が図れます。

3.建材流通会社様

基礎の設計にあたっては、プレカットの架構設計が欠かせず、プレカットと基礎資材が連動したパッケージ販売が可能となります。工程のスタートである、基礎工程を含むマネジメントやコンサルティングが可能となり、取引先工務店様との関係強化が可能となり、住宅品質向上に貢献できます。
 

■『eLbase』今後のスケジュール

1.実物件での『eLbase』施工見学会実施
 ・日時:2020年9月初旬(予定)
 ・場所:新潟県上越市
 ・募集人数:10名程度
 ・詳細:ホームページの問い合わせより申し込みください。
   https://piton.jp/contact/

2.発売開始時期
 ・2020年9月頃~
 ・詳細は、ティザーサイトで順次公開致します。
   http://elbase.ai/

3.『eLbase研究会』について
 ・地盤会社、建材流通他異業種が基礎工事分野に参入する為の、研究会を立ち上げます。
 ・詳細:後日ホームページにてご案内致します。
 

■特許の共同出願先

法人名:一般社団法人住まい文化研究会 代表理事 石川新治
所在地:東京都千代田区飯田橋4-4-8 東京中央ビル4階
事業内容:住宅事業メディア戦略コンサルティング、住宅工法の開発、各種研修会の実施
 

【ピトン株式会社について】

代表の小村は、建材メーカーからキャリアをスタートし、商社、元請けと多面的に建築の現場を見てきましたが、現場に行くほど無理と無駄が多く、若い職人や関係者が苦労している姿を目の当たりにしていました。
建設・建材業界をより魅力的な場にする為に、建設業界のサプライチェーンのデジタル化と省施工の建材開発の必要性を感じ、研究開発を行っております。
ピトン株式会社は、基礎工事から始まる元請と協力業者の共創を実現し、より安全で快適な家づくりの実現に向けて取り組んで行きます。 

【会社概要】
会社名:ピトン株式会社
所在地:東京都港区南青山2-2-15 ウイン青山942
TEL:03-4500-7967
代表者:小村健太郎
設立:2019年4月
事業内容:建材の開発・販売、ITサービスの開発
ホームページ:https://piton.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/piton.Inc/

【お客様からのお問い合わせ先】
ピトン株式会社 担当:菅原
TEL:03-4500-7967
e-mail:info@piton.jp

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会社概要

ピトン株式会社

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URL
https://piton.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山2丁目2番地15号 ウイン青山1214
電話番号
050-8884-4557
代表者名
小村 健太郎
上場
未上場
資本金
1300万円
設立
2019年04月