【調査】ビジネスメール・チャットの書き方は「上司・先輩から教わった」が1位。しかし64%は「指導内容にストレスを感じていた」と回答!

株式会社YOSCA

株式会社YOSCAは、ビジネスメール・チャットの書き方を学ぶ研修サービス「ビジネスメール・チャット添削研修」を2024年5月7日にリリースしました。

当研修サービスのリリースに伴い、ビジネスメール・チャットに関する社内教育の実態を調査すべく、300名を対象としたアンケートを実施しました。以下、その結果をお知らせします。

調査結果サマリー

  • メール・チャットの書き方は「上司・先輩から教わった」が35.3%で最多。

  • 64.6%が上司・先輩の指導に対してストレスを感じていた。

  • 部下のストレスの大半は「指導・指摘のあいまいさ」によって生じていた。

  • 指導方法は「送信前に文面をチェック」が62.0%で最多。

  • 指導の際のストレスは「多くの時間・労力がかかる」が40.3%で最多。

  • 全年代ともに自分の文章力にはある程度の自信を持っている。

  • 読みやすい文章の書き方を学んだことがある人は3割程度。

  • 8割以上の人が文章力向上のための学習に興味を持っている。

調査概要

  • テーマ

    • ビジネスメール・チャットに関する社内教育の実態調査

  • 対象者

    • 20代〜50代の男女300名

  • 調査日

    • 2024年4月

  • 調査機関

    • 自社による調査

  • 調査方法

    • インターネットによる任意回答

調査結果

メール・チャットの書き方は「上司・先輩から教わった」が35.3%で最多

「メール・チャットの書き方はどのようにして身につけましたか?」(n=300)と質問したところ、最も多かった回答は「上司・先輩から教わった:35.3%」であり、次に多かったのが「何もしていない/自然と身についた:31.3%」でした。

  • 上司・先輩から教わった:35.3%

  • 何もしていない/自然と身についた:31.3%

  • 書籍やWebの記事を参考にした:20.7%

  • 会社の研修で習った:11.3%

  • その他:1.3%


64.6%が上司・先輩の指導に対してストレスを感じていた

「上司・先輩から教わった」と回答した人(n=113)に対して「上司・先輩の指導に対してストレスを感じたことはありますか?」と質問したところ、64.6%が「ある」と回答しました。

  • ある:64.6%

  • ない:35.4%


部下のストレスの大半は「指導・指摘のあいまいさ」によって生じていた

「上司・先輩の指導に対してストレスを感じたことがある」と回答した人(n=73)に対して「どのような点でストレスを感じましたか?(複数回答可)」と質問したところ、最も多かった回答は「お手本となる文章を提示してくれない:35.6%」であり、上位5つの回答は「指導・指摘のあいまいさ」を意味するものでした。

  • お手本となる文章を提示してくれない:35.6%

  • 改善例を示してくれない:34.3%

  • 人によって指摘の内容が違う:32.9%

  • 指摘内容が具体性に欠ける:31.5%

  • 指摘内容に一貫性がない:31.5%

  • 体系的なレクチャーをしてくれない:20.6%

  • 修正後の文章が読みやすいと思えない:19.2%

  • 揚げ足取りのような指摘をされる:15.1%

  • 何度も修正を指示される:8.2%

  • 指摘箇所が多すぎてモチベーションが下がる:6.9%

  • 事後の指摘ばかりで事前のレクチャーがない:4.1%


指導方法は「送信前に文面をチェック」が62.0%で最多

メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に対して「どのような方法で指導しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、最も多かった回答は「送信前に文面をチェックして改善点を指摘した:62.0%」でした。

  • 送信前に文面をチェックして改善点を指摘した:62.0%

  • ロールプレイを通じてフィードバックした:31.0%

  • 自分の過去のメール・チャットを見せた:30.2%

  • 学習の場(勉強会など)を設けた:24.0%

  • マニュアルやガイドラインを提供した:21.7%


指導の際のストレスは「多くの時間・労力がかかる」が40.3%で最多

メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に対して「指導の際にどのようなストレスを感じましたか?(複数回答可)」と質問したところ、最も多かった回答は「指導するのに多くの時間・労力がかかる:40.3%」であり、次に多かったのが「相手に伝わっているのかが分からない:38.0%」でした。

  • 指導するのに多くの時間・労力がかかる:40.3%

  • 相手に伝わっているのかが分からない:38.0%

  • 上手に指導できている自信がない:33.3%

  • 何度指摘しても改善されない:27.9%

  • 丁寧に指摘しても感謝されない:17.1%

※その他、自由回答

  • 誰が/どのように/どこまで教えるか決まっていない(30代女性)

  • 自分の時代のルールが今の若い人にとって正しいのかが不安(30代男性)

  • 何度も聞かずに一度教えたら自分で勉強してほしい(40代女性)

  • 分からないことがあっても質問をしてこない(40代男性)

  • ありがた迷惑と思われていないか気になる(40代男性)


全年代ともに自分の文章力にはある程度の自信を持っている

「テキストコミュニケーションは得意ですか?」(n=300)と質問したところ、49.0%が肯定的な回答を示しました

  • 得意:17.7%

  • やや得意:31.3%

  • どちらとも言えない:31.3%

  • 苦手:19.7%

※年代別データ

  • 20代:11.8%/47.1%/25.5%/15.7%

  • 30代:28.0%/23.1%/28.7%/20.3%

  • 40代:6.3%/32.9%/36.7%/24.1%

  • 50代:9.1%/40.9%/40.9%/9.1%


「自分が書く文章は読みやすいと思いますか?」(n=300)と質問したところ、64.3%が肯定的な回答を示しました

  • 読みやすいと思う:12.0%

  • それなりに読みやすいと思う:52.3%

  • どちらとも言えない:28.3%

  • 読みにくいと思う:7.3%

※年代別データ

  • 20代:5.9%/58.8%/27.5%/7.8%

  • 30代:15.4%/53.8%/23.8%/7.0%

  • 40代:10.1%/45.6%/36.7%/7.6%

  • 50代:13.6%/50.0%/31.8%/4.6%


メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に「自分が書いたメール・チャットは部下のお手本になると思いますか?」と質問したところ、75.2%が肯定的な回答を示しました

  • お手本になると思う:18.6%

  • ある程度はお手本になると思う:56.6%

  • どちらとも言えない:20.2%

  • お手本にはならないと思う:4.7%


読みやすい文章の書き方を学んだことがある人は3割程度

「学校教育(小中高大)以外で、読みやすい文章の書き方について学習したことはありますか?」(n=300)と質問したところ、63.3%は「ない」と回答しました

  • ある:36.7%

  • ない:63.3%


上記で「ある」と答えた人(n=110)に「どのような方法で学習しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、最も多かった回答は「有識者に添削してもらった:40.9%」でした。

  • 有識者に添削してもらった:40.9%

  • 書籍を購入して読んだ:37.3%

  • スクールやセミナーに参加した:35.5%

  • インターネットで調べた:30.9%


8割以上の人が文章力向上のための学習に興味を持っている

「文章力向上のための学習に興味はありますか?」(n=300)と質問したところ、81.7%が肯定的な回答を示しました

  • とても興味がある:25.7%

  • やや興味がある:56.0%

  • どちらとも言えない:11.0%

  • 興味がない:7.3%

※年代別データ

  • 20代:25.5%/54.9%/11.8%/7.8%

  • 30代:33.6%/49.7%/9.8%/7.0%

  • 40代:15.2%/65.8%/12.7%/6.3%

  • 50代:18.2%/59.1%/9.1%/13.6%

まとめ・考察

今回の調査結果が示唆したものは、ビジネスメール・チャットの指導にはストレスが生じているということです。指導する側・される側ともに、自身の文章力に対する認識と実態にギャップがあり、それがストレスの原因となっている可能性があります。

学校教育で学べるのは基礎的な文法のみであり、読みやすい文章の書き方/ロジカルな文章の書き方などといったテクニカルな部分は学べません。各々が自己流の「良し悪しの基準」を持っているとした場合、指導する側とされる側にすれ違いが生じるのも無理はないでしょう。

このような状況下では、コミュニケーションロス(伝達ミスや意思疎通の欠如などによる損失)が発生しやすくなります。業務効率の低下・社内環境の悪化はもちろんのこと、果ては業績悪化・離職率の上昇などにもつながってしまうでしょう。


文章のプロから学ぶ「ビジネスメール・チャット添削研修」

ビジネスメール・チャットの指導にはストレスがつきものであるーー。こうした課題を解決すべく、わたしたち株式会社YOSCAは、メール・チャットスキルを体系的に学べる企業向け研修を開発しました。

https://yosca.jp/training/mail_chat/

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会社概要

当社は、2012年11月創業以来、文章を扱うプロフェッショナル企業として、インタビュー記事、SEOコンテンツ、書籍、メルマガなど、テキストにまつわるさまざまなコンテンツ制作サービスを展開しています。

同時に文章力の向上にも注力し、ライター講座「あなたのライターキャリア講座」や、企業研修「文章のプロから学ぶ メール・チャットスキル集中研修」など、複数の講座やセミナーを提供。のべ4,000人以上の文章力向上をサポートしています。

  • 会社名

    • 株式会社YOSCA

  • 所在地

    • 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609

  • 代表者

    • 代表取締役 宮嵜 幸志

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URL
https://yosca.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-14-6 西田ビル5F
電話番号
-
代表者名
宮嵜 幸志
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年11月