西陣織の織元2社コラボブランド『KIEI-貴瑛-』本格始動!
きものと帯のトータルコーディネートで西陣織を表現したコラボ商品「スパイラル文様」「ルリモンハナバチ」を発表!ECも開設!
京都・西陣織の織元である株式会社秦流舎(本社:京都府京都市上京区、代表取締役:野中順子、以下:秦流舎)と岡文織物株式会社(本社:京都府京都市上京区、代表取締役:岡本就介、以下:岡文織物)は、両社によるコラボブランド『KIEI -貴瑛-(きえい)』から「スパイラル文様」のきものと「ルリモンハナバチ」のなごや帯のトータルコーディネート第一弾商品を2022年4月13日に発表し、販売開始いたします。また『KIEI-貴瑛-』の商品がご購入いただける『ROKUMONJIYA ONLINE STORE』も同日に開設いたします。
『KIEI -貴瑛-』は、「楽しくないと続かない」をモットーに掲げ、改めて「きもの”も”ある生活」をご提案するサステナブルな新時代の西陣織ブランドです。『KIEI -貴瑛-』がご提案するトータルコーディネート第一弾として京都府指定の絶滅危惧種をモチーフとしたなごや帯「ルリモンハナバチ」と、DNAの二重スパイラル構造による継承をテーマとしたきもの「スパイラル文様」を発表させていただきます。
今年で呼称555周年を迎える西陣織は、その華やかさや豪華さ、高級感などで多くの方から日本が世界に誇る伝統工芸品と感じられている一方で、伝統や技術の継承が危惧されています。ルリモンハナバチもその色鮮やかさと希少性から、見ると幸せが訪れる幸せの青いハチと愛される一方で絶滅が危惧されております。
そんな絶滅危惧種であるルリモンハナバチを柄とすることで、この愛すべき色鮮やかなハチと西陣織の技術をさらに多くの方に知ってもらおうという意図でコラボブランド第一弾のなごや帯とさせていただきました。
あわせるキモノではDNAの二重らせん(スパイラル)をモチーフにして、代をまたがって受け継ぐ「継承」をテーマといたしました。「西陣織」という名前がつく約千年前から京都の織物文化は発展を遂げ、時代を越えて継承されて今に至ります。この「ルリモンハナバチ」と「スパイラル文様」のトータルコーディネートで、色鮮やかさや豪華さ、伝統断絶の危機、そして継承という西陣織そのものを表現しております。
ご参考:-ルリモンハナバチ-
京都府のレッドデータブックに記載されている絶滅危惧種の色鮮やかなハチです。その希少性から「幸せを呼ぶ青いハチ」と呼ばれ、世界的にも人気の高いモチーフです。
<ブランド『KIEI -貴瑛-』概要>
2017年から西陣織帯地メーカーの岡文織物がフォーマルな袋帯のブランドとして『貴瑛』を展開しておりましたが、西陣御召メーカーの秦流舎とのコラボレーションにより、帯だけではなく「きもの」と「帯(なごや帯、袋帯)」をはじめその他小物など、きもののトータルブランド『KIEI -貴瑛-』として生まれ変わります。西陣織を代表する秦流舎と、岡文織物という作り手同士がコラボレーションをすることで、きものユーザーのニーズを徹底的に汲み取り、ニーズを反映させたものづくりを実現し、現代的なきもののトータルコーディネート提案を行います。
また『KIEI -貴瑛-』は、西陣織の伝統と美を追究していくのは勿論のこと、現代では必要不可欠な要素である「サステナビリティ(持続可能性)」にも真剣に向き合い、余分な在庫を極力つくらず限定数の少量生産とするほか、主に天然繊維や環境配慮の素材を活用したものづくりを行って参ります。
また、きものが敬遠される大きな理由のひとつである「値段がわからなくて怖い」といったことがないように、全商品の価格を明示したうえで、本体価格以外に発生する基本的なオプション料金(仕立て代、ガード加工代など)や消費税を最初から含めた価格表示をしていきます。自らで商品を企画・製造するメーカーならではのリーズナブルな価格設定を実現し、これからきものデビューを検討するお客様でも安心感のある商品選びをしていただき、きもの好きなコアなご愛好者まで幅広いお客様にご満足いただけるブランドを目指します。
『KIEI-貴瑛-』ホームページ https://www.rokumonjiya.jp/kiei
<『KIEI-貴瑛-』のご購入に関して>
<『KIEI-貴瑛-』をご購入いただける①新ECサイト:ROKUMONJIYA ONLINE STORE>
『KIEI-貴瑛-』がネットでもご購入いただけるECサイト:ROKUMONJIYA ONLINE STOREを4月13日にオープンいたします。
URL: https://rokumonjiya.myshopify.com/
取扱商品:帯、きもの、小物など
運営: 岡文織物株式会社
※オープン直後はシステムやサービスの不具合などご不便をおかけする可能性がございます。何卒ご了承ください。
<『KIEI-貴瑛-』をご購入いただける②店舗:弓月京店>
『KIEI-貴瑛-』は上記ROKUMONJIYA ONLINE STOREのほか、店舗でも商品を見てお買い求めいただくことができます。秦流舎が運営する京都上七軒の店舗「弓月京店」が常設店となります。『KIEI-貴瑛-』の商品をご覧になりたいお客様は事前にお問い合わせをよろしくお願いいたします。
<『KIEI-貴瑛-』をご購入いただける③イベント・催事>
2022年4月13日〜19日 日本橋三越 本館4階呉服売り場
※『KIEI-貴瑛-』をご購入いただけるイベント・催事はホームページ上で随時更新いたします。
<『KIEI -貴瑛-』イメージキャラクター>
小熊 美香(おぐま みか)
生年月日:1986年3月25日
出身地:静岡県
フリーアナウンサー
2008年、日本テレビにアナウンサーとして入社。情報番組「ズームイン!!SUPER」のお天気キャスターを皮切りに、報道番組「news every.」ではニュースキャスターとして現場取材なども経験。また、情報番組「ZIP!」では数々のハリウッドスターに英語でインタビューするなど、情報・報道・スポーツ・バラエティーとグローバルで幅広い分野を担当。2017年、第一子の出産を機に日本テレビを退社。2020年には第二子を出産、現在は二児の母のかたわらフリーアナウンサーとして活動している。きもの教室に通い始めたことをきっかけにきものの奥深さや伝統に魅了され、今では年に数回きものを着て出歩くことを趣味として楽しんでいる。
小熊美香オフィシャルサイト:https://bearbear.biz/
<西陣織とは>
西陣織とは京都の西陣で生産される先染めの紋織物の総称で、友禅のように織ってから染めるのではなく、染めた糸を使って複雑な模様などを織りだす高級織物です。
京都の織物の歴史は古く、約1,500年前の古墳時代まで遡ると言われております。古墳時代に中国から京都に伝来した絹織物の技術が受け継がれ、奈良・平安時代には朝廷の命を受けた高級織物を作る役所が設置されます。室町時代に京都で東西に別れて戦った「応仁の乱」が起きると一斉に織物の職人たちは大阪へ逃げ出しましたが、戦後職人たちはまた京都へ戻り、織物業を再開します。織物業を再開した場所が、「応仁の乱」の際に西軍が陣地を置いていたエリアで「西陣」と呼ばれていたことから「西陣織」の名前が定着して今に至ります。
「西陣織」「西陣」は、西陣織工業組合の登録商標です。2022年は応仁の乱が始まり「西陣」の呼び名がついた1467年から555周年で、西陣織業界をあげて様々なイベントが予定されております。
西陣織工業組合555周年記念事業ホームページ:https://nishijin.or.jp/555th/
<株式会社秦流舎 会社概要>
西陣御召の工房として1966年に創業。東京青山にアンテナショップ「弓月」をオープン(現在は京都・上七軒に「弓月京店」として移転)したほか、デニム着物専門店の「でにむどす」もオープンするなど様々な技法を用いて『着るための着物』を作り続けています。
会社名:株式会社秦流舎
創業:1966年(野中正機業店)
設立:1995年(株式会社秦流舎)
代表者:代表取締役 野中順子
本社:京都府京都市上京区寺之内通千本東入ル2丁目
新猪熊東町341番地
URL:http://yuzuki-net.jp/
<六文字屋・岡文織物株式会社 会社概要>
1690年に初代・六文字屋半兵衛が創業した法衣製造業をルーツに300年以上西陣の地で西陣織を作り続けている織元です。古典から現代的トレンドを取り入れたカジュアルな柄まで幅広いデザインの帯を企画し、製造から販売まで行います。本社屋「榎邸」は建造から110年を経た京町家で、重要建造物に指定されています。
会社名:岡文織物株式会社
創業:1690年(六文字屋)
設立:1967年(岡文織物株式会社)
代表者:代表取締役 岡本就介
本社:京都府京都市上京区姥が榎木町843番地
URL:https://www.rokumonjiya.jp/
<本件に関するお問合せ>
六文字屋・岡文織物株式会社
TEL: 075-411-9800 / FAX: 075-411-9810
E-Mail: contact@rokumonjiya.jp
すべての画像