「おせっかい」が、世界を変える。医療法人伯鳳会が「Plus Heart Action」を発足~90%以上が困っている方に対し「サポートの仕方がわからない」と回答~
ハートの日(8月10日)に合わせ、新宿駅メトロプロムナードに「ヘルプマスク」を設置した巨大ピールオフ広告を掲出
伯鳳会グループ(理事長:古城資久)は、2021年5月28日に可決成立した障害者差別解消法の改正法案に基づき、共に生きる社会の実現に向けていち早く具体的な行動に移すため、 「Plus Heart Action(プラスハートアクション)」を発足いたしました。障がい者・福祉に関する実情を調査・公開するとともに、障がいの有無に関わらず一人ひとりの理解と配慮が必要であることと、サポートをためらわないで欲しいことを社会に訴えるべく、新宿駅メトロプロムナードにてマスクに青いハートがプラスされた“ヘルプマスク”を設置するピールオフ広告を2021年8月9日(月)より掲出いたします。この取り組みでは、 外見からは分からなくてもサポートを必要とする方のためのマークである”ヘルプマーク”の啓発も合わせて実施いたします。
■90%以上が「サポートの仕方がわからない」と回答!“ヘルプマーク”に関する調査結果で明らかに。
問題は相手を気遣う優しさのあまり、行動をためらってしまうこと。
調査名:WEBアンケート調査
期間:2021年7月1日(木)~7月5日(月)
調査対象:20歳~69歳の男女1000名
調査方法:インターネット
エリア :全国
伯鳳会グループは日々診療に全力で取り組む一方、患者さまが日常生活に戻った後、様々な場面で困難や苦痛、不安や孤独に直面しているという現実に「医療だけでは限界がある」ことを痛感しています。
様々な障がいや、周囲からは認知が難しい疾患がある中で、外見では判断しかねることから周囲のサポートも難しい“ヘルプマーク”についての調査を実施したところ、「ヘルプマーク利用者が困っていたらサポートしたいと思うか」という問いに対し、約86%以上の方が「サポートしたい」と回答。このうち、90%以上の方が「どのようにサポートしたら良いかわからない」「サポート方法についてきちんと知りたい」と回答しました。
本調査の回答結果は、ヘルプマークの有無にかかわらず、様々な困っている人を見かけた時に抱く普遍的な悩みを浮き彫りにしました。これらを背景に、当グループは医療に関わる者の責務として、助け合おうとする思いと行動に間違いはないということと、ためらわずに一歩を踏み出して欲しいというメッセージ強く社会に発信するため、どの組織・団体にも帰属しないシンボルとして「信頼・調和・揺らぐことのない愛」を意味する青いハートを掲げ、日頃身につけるマスクにその想いを託す本プロジェクトを始動いたしました。
- “ヘルプマスク” を設置した巨大ピールオフ広告を東京メトロ新宿駅にて掲出
■巨大ピールオフ広告概要
掲出期間:2021年8月9日(月)~8月15日(日)
掲出場所:新宿駅メトロプロムナード内「D」
掲出内容:ヘルプマスク
【掲出イメージ】
【掲出場所】
- 「Plus Heart Action(プラスハートアクション)」について
伯鳳会グループが取り組む、「信頼・調和・揺らぐことのない愛」をシンボルに具体的な助け合いのカタチを分かりやすく示し、全ての方が暮らしやすい社会を目指す活動です。われわれの利益を目的とせず、地域社会の現状把握と環境整備に積極的に取り組み、職員一人ひとりが率先して行動しその活動を発信することで、切れ目のない共生社会の実現を目指します。
■💙の意味
青いハートには「信頼・調和・揺らぐことのない愛」という意味が込められています。
使用している青色はハートの日である8月10日の誕生色「ハイドレンジアブルー」です。
■#青いハートがあふれる社会を
誰もが自然とサポートし合える社会をつくるため、年齢や立場、障がいの有無を問わず、以下のような皆様の本音を募集いたします。
・助けられた経験談やお礼のメッセージ
・実は足りていないサポート
・サポートしたい気持ちや想い など
SNSでシェアをする際には、「#青いハートがあふれる社会を」や💙を付けていただくことで、投稿を収集し、その一部を「 Plus Heart Action(プラスハートアクション) 」特設サイトで掲載し、サポートの形を分かりやすく示しながら、助け合いの架け橋になることを目指します。
■ヘルプマスクの作り方@PlusHeartAction
プラスハートアクションのTwitterアカウントでヘルプマスクの作り方をわかりやすく紹介した動画を8月9日に公開します。
【用意するもの】
・マスク
・青いペン
【作り方】
・マスクの好きな場所に青いペンで💙を画く。
これを付けるだけで、困っている人をサポートしたいという気持ちを表明できます
「 Plus Heart Action(プラスハートアクション) 」特設サイト: https://plus-heart-action.com/
■「医療には限界がある」医療従事者の本音に込められた想い…医療法人伯鳳会 広報 櫻井 勇介
コロナ禍で大切な人とさえ距離が生まれ、仕事や生活で様々な制約がある中、私ども医療従事者へ多くの方々より激励や感謝のお言葉を頂いておりますこと、改めて御礼申し上げます。優しいお声をかけてくださる皆さまへ、差し出がましくも一つのお願いがあります。袖振り合うも多生の縁。大変なときだからこそ、身近な人やすれ違う人にも思いを馳せ、遠慮なく互いに助け合うことのできる社会を共に目指して欲しいという願いです。
調査を進める中で、多くの方が思慮深さと優しさのあまり、「おせっかいかな・・・?」と行動をためらってしまう実情が分かり、本活動へと至りました。
たとえ手助けの形が必要としていたものではなかったとしても、その優しさは相手や周囲に広がり、誰かの支えとなるやもしれません。障がいや疾患の有無に関わらず、助けを求めている人は想像以上に多く、そして近くにいます。誰も完璧である必要がないことを理解し、今こそ共に「おせっかい」になって頂けますと幸いです。
- 伯鳳会グループについて
兵庫県赤穂市、姫路市、明石市、神河町、尼崎市、大阪市、埼玉県、東京都の8地区で展開し、中でも医療法人伯鳳会は50周年、福祉法人大阪暁明館は100周年を迎えるなど、永い間地域に根差した活動を行っています。
我々は、「医療介護を必要とする方へ、必要な医療介護を過不足なく、適正な価格で、快適に適時提供する」とし、伯鳳会グループの保健・医療・福祉サービスが皆様のお役に立ち、皆様の健康な暮らしに少しでも寄与する事を使命とし、医療・福祉事業を通して社会貢献ができるよう、より一層努めてまいります。
法人名 :医療法人伯鳳会 (はくほうかい)
本部所在地 :〒678-0241 兵庫県赤穂市惣門町52番地の6
TEL :0791-45-1111
理事長 :古城資久
ホームページ :https://www.hakuho.or.jp/
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