都インキ株式会社と株式会社ダイトクコーポレーションが共同で、廃材とサステナブルなインクを利用したリサイクルらくがき帳「ばななノートブラック」を開発

～石川県のエコ・リサイクル製品に認定されている「ばななノート」が、よりエコな製品になって新登場～

株式会社ダイトクコーポレーション

2022年12月6日 09時00分

印刷用インクメーカーの都インキ株式会社（大阪府大阪市）とチラシ印刷を手掛ける株式会社ダイトクコーポレーション（石川県金沢市）は共同で、廃材とリユースインクを利用したリサイクルらくがき帳「ばななノートブラック」を発売いたします。

印刷会社とインクメーカーが共同開発した「ばななノートブラック」

印刷用インクメーカーの都インキ株式会社（大阪府大阪市）とチラシ印刷を専門に手掛ける株式会社ダイトクコーポレーション（石川県金沢市）は、廃材と使われなくなった不動インクを利用したリサイクルらくがき帳「ばななノートブラック」を開発しました。「ばななノートブラック」は、2014年にいしかわエコデザイン賞（特別賞/資源循環賞）を受賞し、石川県のエコ・リサイクル製品にも認定されている「ばななノート」をよりエコなノートへとブラッシュアップした製品です。

2人の子供を持つ女性社員のアイデアをもとに、今まで廃棄されていた試し刷りの際に出る色のついた更紙と、製本テープの端材、アルミ製品の緩衝材に使われていたボール紙を利用して作られた「ばななノート」ですが、SDGsに積極的に取り組む都インキ株式会社の呼びかけにより、さらに環境に優しい製品づくりを目指して新製品を開発。従来の「ばななノート」をベースに、廃インクを資源とするサステナブルブラックインクを用いた「ばななノートブラック」が誕生しました。

「ばななノートブラック」はB4判、B5判の2サイズ展開。針金を使わず、揃えた紙の「のど」部分を糊付けで製本しているため、一枚ずつピリピリ破って使用することができます。お絵描きをしたり、手紙を書いたり、紙飛行機をつくったり、切り紙をしたり、使い方は自由。色々な用途でお使いいただけるノートブックです。

捨てられていた色用紙を再利用
「ばななノートブラック」の本文用紙には、もともと印刷工程で廃棄されていた色用紙を使用。わら半紙のような懐かしい手触りが特徴的です。

CO２排出を削減するリユースインク
サステナブルブラックインクは産業廃棄物として処理されていたインクを回収し、資源として再利用した印刷用インクです。印刷業界では消費期限の切れたインクが産業廃棄物として処理されており、そのインクの焼却には大量のCO2が発生します。サステナブルブラックインクは、廃棄されるインク1tあたり、約2.17tのCO2を削減することができます。