完全匿名クラウド目安箱「みんばこ」国内シェアNo.1に。職場の“本音不足”を解消する掲示板機能をリリース。
– 職場の本音不足・対話不足・改善停滞という組織課題を可視化し、議論と改善へつなぐ –

働き方が多様化する今、企業には「社員の声を把握し、改善につなげる仕組み」が求められています。しかし現場では、意見が出にくい・届かない・改善されないという課題が依然として存在します。実際に、上司との面談で“本音を話せている”と感じる社員は55.6%(*1)に留まっています。こうした状況から、匿名でも安心して声を届けられる仕組みの必要性が急速に高まっています。
そのニーズに応える形で、株式会社みんばこ(所在地:兵庫県西宮市/代表取締役:松田大樹)が提供する意見収集ツール「みんばこ」の利用が拡大し、日本マーケティングリサーチ機構の調査で国内シェアNo.1(*2)を獲得。この実績を踏まえ、社員の投稿を「対話」と「改善」につなぐ新機能『掲示板』を正式リリースいたします。
*1:社員5,161名を対象とした「上司との面談に関する実態調査」より(HRプロ/2024年)
*2:2025年8月期_クラウド目安箱サービスにおける市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
完全匿名のクラウド目安箱「みんばこ」とは?
「みんばこ」は、社員が“匿名で本音を共有できる”意見収集ツールです。
組織内の「言いたいけれど言えない声」「届かない声」「届いても行動に結びつかない声」を可視化し、経営・管理部門・現場の間にある“温度差”を埋めることを目的としています。
これまで多くの企業で課題とされてきた、
・直属上司に言いづらい
・部署をまたぐと声が届かない
・評価・制度・職場環境への不満が可視化されない
・意見は集まるが改善につながりにくい
といった“声のボトルネック”に対して、組織の課題解決を支援しています。
<導入企業(一部)>

導入が加速する背景
働き方や雇用の価値観が大きく変化する中で、企業にはこれまで以上に「社員の声を的確に把握し活かす姿勢」が求められています。近年は以下のような動きが強まっています。
■従業員エンゲージメントの低下が経営課題に
グローバル調査によると、日本の“従業員のエンゲージメント率(熱意・関与度)”は、主要国に比べて低く、「エンゲージしている」と評価されたのは“従業員のうちわずか6%”(*3)。また、従業員の約63%が「コミュニケーション不足が離職を考えるきっかけ」と答えており、内部コミュニケーションの不備が離職やモチベーション低下の要因となっていることが示されています(*4)。
■離職防止に「早期に“声”を拾う仕組み」が不可欠
退職理由として、従業員の約63%が「会社のコミュニケーション不足」を挙げており、職場環境や人間関係ではなく“声が聞かれない/伝わらない”という“見えづらさ”が離職につながっているという調査結果もあります(*5)。このような背景から、“声を拾い上げ改善につなげる仕組み”を持たない企業は、貴重な人材を失うリスクを抱えていると言えます。
■若手が求める「透明性のある組織運営」
最近の若手社会人への調査から、入社後のギャップとして「評価・制度・働き方に対する期待とのズレ」を感じる人が多く、「長くこの会社で働き続けたい」と答える割合は以前に比べ低下傾向にあります(*4)。こうした変化は、若者の価値観が従来とは大きく変わっていることの表れで、透明性や柔軟性を求める傾向が強まっています。
こうした変化により、“社員の声が自然と集まり、改善へと動く仕組み”の重要性が急速に高まっています。
*3:グローバル調査レポート「State of the Global Workplace 2024」(日本の「エンゲージしている社員」は6%)
*4:内部コミュニケーションや従業員満足度に関する 2025年のグローバル調査 — 離職検討の要因として「コミュニケーション不足」が63%と回答
*5:若手社会人意識調査(2024年) — 若手の勤続意向や働き方・職場環境に関する価値観の変化が明らかにされた調査報告より
「みんばこ」を構成する2つの機能
社員の声が自然に“集まり”、組織が“受け止め”、現場の改善につながる。
みんばこは、その循環を実現するために 「目安箱」 と 「掲示板」 の2つの機能を提供しています。
どちらも“匿名・実名の切り替え”に対応し、「言いづらい声」「言っても変わらない声」「届かない声」を確実に組織内で流通させるための仕組みです。
①目安箱(既存サービス)
みんばこの目安箱は、日常の気づきから大事な相談まで、社員が安心して意見を届けられる“本音収集ツール”です。特に、普段は言いにくい声を拾い上げ、適切な担当者に確実に届けられる点が特徴です。投稿は匿名・実名どちらでも選択でき、上司や周囲を気にせず投稿できる環境が整っています。寄せられた声は管理者が確認し、必要に応じて進捗報告や深掘りなどのコミュニケーションも可能です。
<特徴>
・匿名で投稿可能
・安心して“ホンネ”を集められる場
・必要な担当者へ確実に届く
・管理画面で進捗・対応を可視化
・相談内容に対し深掘りや回答ができる
・組織の“見えにくい声”を拾い上げ、改善につながる働きがけを可能にする仕組みです。

②掲示板(新サービス)
目安箱が“声を届ける仕組み”であるのに対し、掲示板は“声を交わして深める仕組み”として開発。
社員同士が意見を交換し、議論を深めるための“クラウド掲示板サービス”です。目安箱が「声を届ける」仕組みである一方、掲示板は「声を交わし、意見を集め、議論をつくる」ことを目的としています。匿名・実名の切り替え投稿に対応しており、立場に関係なく率直に発言できる環境です。投稿はテーマごとに整理され、コメントやリアクションによって自然なやり取りが生まれます。アンケート・投票機能や禁止ワード設定・通報フローなどのガイドにより、安心して発言・議論できる設計になっています。
<特徴>
・匿名・実名で投稿可能
・テーマ別にスレッドで整理
・コメント・リアクションで議論が自然に進む
・アンケートや投票で意見傾向を可視化
・禁止ワード設定・通報機能で健全な運用をサポート
投稿で終わらず、意見が見える → 議論が深まる → 合意形成につながる、という流れを生み出すことができます。

今後の展開
労働人口の減少や働き方の多様化が進む中で、これからの組織に求められるのは、一人ひとりが主体的に意見を持ち、意思決定に参加できる「全社経営」の環境です。これは企業の持続性に直結する重要なテーマでもあります。
一方で、「本音が出ない」「声が上がらない」状態が続く組織では、
・小さな不満の蓄積
・改善スピードの低下
・エンゲージメントの低下
・突然の離職やモチベーション低下
といった“見えないリスク”が静かに広がっていくことも少なくありません。
こうした「本音が出ない組織が抱えるリスク」や、「なぜ今、匿名で声を拾う仕組みが必要なのか」について、わかりやすくまとめた資料を公開しています。
ご興味のある方は、下記よりお気軽に資料をご請求ください。
今後は、匿名で本音を引き出す「みんばこ目安」と、議論を深める「みんばこ掲示板」の二つの機能を軸に、利用企業の拡大とサービス改善をさらに進めていきます。正しい情報にもとづき正しい判断ができる組織運営を標準化し、「声が集まり、議論が生まれ、意思決定が進む」循環を、より自然に、より当たり前にすることを目指してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
サービスに関するご取材が可能です。詳細は下記までお問い合わせください。
株式会社みんばこ 広報担当 田中
・メール:info@minbako.com
企業情報
・会社名:株式会社みんばこ
・代表者:代表取締役 松田 大樹
・所在地:兵庫県西宮市大屋町21-23
・サービスサイト:https://minbako.com/

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