強力タッグで減災のまちづくり・SDGsを推進!『プラゴミで創る、住宅防災プロジェクト』発足!
~プラスチックゴミのリサイクルが住宅の防災につながっていることを、日本中の方に知ってほしい。環境にやさしい「住宅減災」の未来を共に創っていくために~
地震大国・災害大国、日本に必要な減災地盤
日本は言わずと知れた地震大国です。地震災害による住宅被害は計り知れず、過去の代表的な震災の住宅被害数は、1995年1月17日阪神・淡路大震災639,686棟(※1)、2011年3月11日東日本大震災1,166,375棟(※2)と報告されています。
また、昨今では環境負荷の増大によるものとされる豪雨の激甚化が問題となっています。岡山県をはじめ西日本に甚大な被害をもたらした2018年7月豪雨(西日本豪雨)災害も記憶に新しいところです。その住宅被害数は、50,470棟にも及びます(※3)。
本プロジェクトの強みである【減災地盤スーパージオ】は、その素材や構造の特性によって震災・豪雨被害を抑制するに留まらず、大量のプラゴミ活用によりCO2排出を低減することによって、その蓄積が環境負荷に因る豪雨激甚化を抑制することに貢献できます。
〈出典〉
※1 消防庁平成18年5月19日阪神・淡路大震災について(確定報)より
※2 消防庁 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について(第162報)より
※3 内閣府平成30年7月豪雨による被害状況等について(平成31年1月9日17:00現在)より
本プロジェクト発足の背景
「震災の悲劇を忘れない」わたしたちにできること
これまでに日本は数々の地震災害や豪雨災害に見舞われてきました。今、環境対策と自然災害への備えが急務といえます。
わたしたちにできることは、リサイクルゴミの活用【減災地盤スーパージオの製造】と住宅の防災・減災【減災地盤スーパージオの活用】です。
「プラスチックゴミのリサイクルが減災地盤スーパージオを通して、住宅の防災につながる」ことを伝えたい。
その想いを込めて、東日本大震災が起こった3月11日にプロジェクトをスタートさせることにしました。
写真 左・猪野明彦(株)地耐協 / 中・極檀春彦(株)プラントツリース / 右・馬場隆太郎 日東商事(株)
本プロジェクトの今後の主な取り組み
- リサイクルの推進
- 防災・減災
- 環境配慮
- グリーンインフラ
具体的な内容
1.リサイクルの推進【ゴミ拾い活動】
わたしたちは家庭から排出されるプラスチックゴミを活用し部材を作っています。
そのため、ゴミ拾いなどを通して積極的にリサイクルを推進していきます。
2.防災・減災【普及活動】
わたしたちは、防災・減災に貢献できる部材を作っています。
そのため積極的に防災・減災に関する普及活動を推進していきます。
3.環境配慮【CO2削減活動】
わたしたちは、エコで環境にやさしい部材を作っています。
そのため、製造工程で排出されるCO2の大幅な削減を推進していきます。
4.グリーンインフラ【溜め池改善活動】
わたしたちは、治水に関するプロフェッショナル集団です。
そのため、全国各地にある問題を抱えた溜め池問題を解決します。
手つかずで危険な場所になっている溜め池、虫が湧いて周辺環境が悪化している溜め池などの課題解決をサポートしていきます。
★プロジェクトにご賛同いただける企業様を募集しています★
▶プロジェクト特設ページ https://supergeo-pj.com
「伝えたい」を見える化【プロジェクト特設ページの開設】
リサイクルゴミの活用とそこから生まれる画期的な新技術、住宅防災に関する様々な情報の発信によって、たくさんの方々に環境問題や防災に対する関心を持っていただくことが本プロジェクトの使命です。より多くの皆様に本プロジェクトの取り組みを知っていただき、ご参加いただく為に、特設ページも開設しました。
是非、ご覧ください。
▶プロジェクト特設ページ https://supergeo-pj.com
本プロジェクト3社の強み【強力なタッグ】
株式会社地耐協
一級建築士事務所を併設する地耐協は、住宅建築を支える唯一無二の工法と柔軟な設計施工、そして充実の補償制度で、実際に家を建てる方々に寄り添い、安心・安全を徹底的にサポートしています。
株式会社プラントツリース
プラントツリースは、古今の建設技術に通じる幅広い知見を活かして、画期的な減災地盤を開発しました。代表の一級建築士としての信念「大災害を想定外で済ませない」をモットーに、建築を支える地盤を総合的にコーディネートしています。
日東商事株式会社
創業70年の実績と環境配慮の飽くなき追求。日東商事は、多数の再生材を含む土木用資材、省エネに貢献するLED照明・空調機器の販売施工等、長年の実績で培ったノウハウとコネクションを活かし、プラゴミの再生から生まれる減災地盤の製造元として様々な環境活動に挑戦しています。
建築、土木、そして環境。3社の知恵と技術が、「住宅減災の未来を共に創りたい」という心で結ばれ、本プロジェクトがスタートしました。
3社が提供する画期的な減災工法【スーパージオ工法】
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、甚大な住宅への被害を目の当たりにしたわたしたちは、地震に強い住宅の地盤対策が必要なのではないかと考えました。先人の知恵から地震対策のヒントを得て、最新の土木技術である雨水貯留技術を掛け合わせることによって、建築物のための画期的な減災地盤が生み出されました。それが「スーパージオ工法」です。※詳細下記に記載
写真 左・猪野明彦(株)地耐協 / 中・極檀春彦(株)プラントツリース / 右・馬場隆太郎 日東商事(株)
スーパージオ工法の特徴
環境面 | 防災・減災面 |
・プラゴミの再利用 ・CO2削減 |
・地震動の軽減 ・液状化被害の低減 ・豪雨被害の低減(雨水流出抑制) ・建築物の沈下抑制 ・雨水の貯留及び利用 |
スーパージオ工法の部材を用いて構築される人工地盤は、その驚くべき強度と軽量さ、そして高い空隙性によって、不同沈下の抑制の他、地震動の軽減、液状化や豪雨被害の低減等、様々な減災効果を発揮します。
スーパージオ工法の部材の特徴
使用する部材は、最も大きいもので長さ545mm×545mm×260mm、質量は約5㎏と軽量で、施工する方にも負荷がかかりません。その原材料には、シャンプーボトルやレジ袋をはじめとする容器包装リサイクル材や、洗濯機やテレビに用いられる家電プラスチック等の一般家庭から排出された廃プラスチックを再資源化したオレフィン系プラスチック(PP,PE)を使用しており、CO2削減に寄与しています。
担当者コメント
日東商事株式会社 環境ジオテック事業部 馬場隆太郎日東商事は、環境企業としてこれまで様々な取り組みに挑戦してきました。その一つが、家庭から排出されるプラゴミで雨水貯留槽をつくる取り組みです。たくさんの壁を乗り越え生まれたこの雨水貯留槽が、住宅減災の未来、環境にやさしい未来をたくさんの人たちと創ることを目指す本プロジェクトに活かされることを、誇りに思います。そして、私自身このプロジェクトに参加できることを大変嬉しく思います。
写真 左・猪野明彦(株)地耐協 / 中・馬場隆太郎 日東商事(株) / 右・極檀春彦(株)プラントツリース
商品情報
「スーパージオ工法」について
役割:置換工法、雨水貯留浸透槽
効果:不同沈下対策、液状化対策、豪雨対策、地震対策
写真上:SG-1(本体部材)/写真下:SG520
詳細:
外的要因対策として、早期造成盛土嵩上げ地盤対策として、液状化時安定対策として、狭小地の為、大きな重機などを使っての工事が出来ない、埋蔵文化財などで掘削制限がある、ガラ・基礎の残りなどの障害物がある、腐植土などの不安定な土質、造成年数の浅い地域、崖地・切盛土の異種造成地域、水位の高い地域、貸地などの返却時の現状回復も容易
スーパージオ工法は認定取得済
スーパージオ工法は、幅広い条件下で建築物の不同沈下を抑制するもので、2022年7月には一般財団法人日本建築センターの認定も得ています。
プロジェクト3社 会社概要
会社名:日東商事株式会社
所在地:東京都千代田区麹町1-7-2 相互半蔵門ビル9階
創業:1952年10月1日
代表取締役 馬場 克彦
会社名:株式会社プラントツリース
所在地:埼玉県さいたま市緑区芝原2-3-26
創業:2009年5月8日
代表 極檀 春彦
会社名:株式会社地耐協
所在地:東京都台東区三筋2-4-2
創業:2014年10月10日
代表取締役 猪野 明彦
お問い合わせ先
『プラゴミで創る、住宅防災プロジェクト』事務局
幹事社 日東商事株式会社 内
TEL:03-6261-0150
※「プロジェクトの件で」とお伝えください。
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