対話型生成AIシステム「AI-こうちゃん」を全役職員対象に導入
株式会社鴻池組(本社:大阪市中央区、 代表取締役社長:渡津弘己)は、全役職員を対象に対話型生成AIシステム「AI-こうちゃん」を導入し、社内運用を開始しました。「AI-こうちゃん」はチャット形式の質問対応や文章生成など、幅広い業務支援を行います。
■こうちゃんとは
鴻池組の社内SNSサイトでナビゲーターを担当しているキャラクターです。
このたび、「AI-こうちゃん」のアシスタントキャラクターとして採用しました。
■対話型生成AIシステム「AI-こうちゃん」とは
「AI-こうちゃん」は、アマゾン ウェブ サービス (AWS)が提供する生成AI サービス「 Amazon Bedrock」をビジネスで安全に活用するためのシステム実装例 (Generative AI Use Cases JP)を基盤とし、いくつかの機能を社内開発して追加したものです。
各種実装を一から構築するのではなく、公開されている内容を活用することにより、構想から約5か月で全役職員への導入を完了することができました。
また「AI-こうちゃん」は、「Amazon Bedrock」を活用することで、入力された内容がモデルに学習されることがない安全な仕組みとなっており、セキュリティ確保とプライバシー保護に対策が講じられています。
■「AI-こうちゃん」に実装した機能
「AI-こうちゃん」には、こうちゃんとチャット形式で対話できるフリートーク機能に加え、事前に登録した社内文書を活用して回答を作成する機能や、文章の再構築、要約、校正、翻訳などのテンプレート機能も備えており、社内文書の活用と業務の効率化が期待されます。
そのほか、トーク履歴のシェア機能も実装されているため、個人での活用事例を他の人に共有し、活用の輪を広げることも可能です。
■導入にあたっての社内教育
「AI-こうちゃん」の導入にあたっては、鴻池組の全役職員を対象にe-ラーニングの受講を必須としています。
e-ラーニングでは、対話型生成AIシステムを業務で活用するための基礎知識や使用上の注意点などについて学習し、適切な利用方法について教育を行っています。
■これからの取り組み
今後は、全役職員の声を反映しながら、「AI-こうちゃん」の機能改善と登録文書の追加・拡充を進め、さらなる業務改善に取り組む予定です。
また、社内での対話型生成AIシステムの活用に向けた勉強会や情報発信にも取り組み、AI活用の裾野を広げ、業務効率化を推進していきます。
■関連情報掲載ページ
- 鴻池組のデジタル戦略特設サイト: https://www.konoike.co.jp/digital/
- 鴻池組サステナビリティレポート2024(25~26ページに関連記事):
https://www.konoike.co.jp/sustainability/report/pdf/sustainability_report_2024.pdf
■鴻池組について
- 本社所在地: 大阪市中央区北久宝寺町3-6-1(本町南ガーデンシティ)
- 創業:1871(明治4)年
- コーポレートサイト: https://www.konoike.co.jp/
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