「猫砂から始まる、地域の元気創出」クラウドファンディングにて開始1日で目標を達成したプロジェクトが次なる挑戦へ

【募集期間】2024年11月28日～12月19日／クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集

合同会社SmallGear（代表：倉野博司）が取り組む地域の未来を創る木質ペレットを提案するクラウドファンディングプロジェクト「50歳からの再出発！ゴミを宝に、エコ燃料で飛騨から未来に笑顔とあたたかさを」は、開始わずか1日で当初目標の30万円を達成し、その翌日には50万円を突破しました。

次なる挑戦は「新聞紙から作る猫砂」の量産化です。目標金額100万円を設定し、猫と環境、そして地域に優しい新たな価値創出に挑戦します。

開始1日で目標を達成した燃焼用ペレット「はるまちペレット」

合同会社SmallGearの倉野博司と申します。
私は53歳を機に、岐阜県の最北端、飛騨市神岡町で、近年注目されているエコ燃料である、ペレットの製造へのチャレンジを始めました。

11月28日に受付を開始した廃菌床から生まれる燃焼用ペレット「はるまちペレット」増産に向けたプロジェクトでは、開始1日で当初目標の30万円を、その翌日には50万円のご支援をいただきました。

たくさんのご支援をいただき順調なスタートを切ったはるまちペレット量産に向けた取り組みですが、この度燃焼用のはるまちペレットと平行して開発を進めていた猫砂の量産化に向けてネクストゴール100万円を設定し、猫砂の開発に必要な資材の購入資金の募集を開始いたしました。

新たな挑戦「猫砂」製造のキッカケ

猫砂とは飼い猫の排出物を吸水するだけでなく消臭する効果もある砂で、木質ペレットもよく猫砂の用途に使用されます。

燃料用のペレットを製造していく中で、よく「猫砂は作らないのですか？」と質問をいただいており、猫砂にもある思いをもって実は水面下で開発を進めておりました。

SmallGearが猫砂に挑戦する意義

皆様から様々なお声をいただき、開発を検討した猫砂ですが、はるまちペレットと同様に「社会や、地域の為になることをしたい」という想いは変わりません。

様々な素材や製造方法を検討し、猫砂自体の性能と地域の為になるひとつの商品ができあがりました。

それが、「新聞紙からつくる猫砂」です。

　左上：新聞紙からできた猫砂　右下：廃菌床からできたはるまちペレット

新聞紙からつくる猫砂の特徴・魅力

1.圧倒的な吸水力

一般に流通している木材を原料とする「木質ペレット」の猫砂と比較すると、開発した新聞紙からできた猫砂の吸水速度は約3倍と圧倒的です。

○吸水速度…弊社猫砂、他社紙製の猫砂、木質系の猫砂、鉱物系の猫砂に同量の水道水をかけて水道水が完全に吸水されるまでの時間を計測

1.弊社猫砂…15秒

2.他社紙製猫砂…27秒

3.木質系猫砂…約122秒

4.鉱物系猫砂（吸水タイプではない為参考）…10分以上

○吸水量…上記3種類の猫砂に水道水を吸水させ、完全に吸水した水の量を計測

1.弊社猫砂…222cc

2.他社紙製猫砂…73cc

3.木質系猫砂…98cc

4.鉱物系猫砂（吸水タイプではない為参考）…33cc

2.吸水後に細かく崩れる

毎日の排出物処理の手間が省けるため人気の濡れると粉状になるタイプの「システムトイレ」。システムトイレで使用する猫砂は吸水後、ペレットが細かく分解することで下にある受け皿に落ちるため細かく崩れることが重要になります。

従来の木質ペレットの猫砂では吸水後に木の芯が残ることで詰まり、下の受け皿に落ちきらないことが稀にありましたが、新聞紙からできた猫砂は芯が残らずパラパラになります。これにより詰まりを取り除く手間が省け、効率よくシステムトイレを活用できます。

左下：木質ペレットの猫砂が吸水した後の様子。　右下：新聞紙の猫砂が吸水した後の様子。ほとんどが細かく砕けている。

　

3.消臭効果

新聞紙の消臭効果は高く、排泄物の臭いも吸収します。

新聞紙の素材が植物繊維であるため繊維が臭いも吸収するのはもちろんですが、新聞紙に使われているインクは炭が含まれているためさらに消臭効果があるといえます。

靴に丸めた新聞紙を詰めるのを目にしたことがあるかと思いますが、湿気取りと消臭の面から新聞紙は優れた素材と言えます。

4.猫砂が生む環境・地域への効果

新聞紙は地域から古い新聞紙を回収してつくります。

私達の地域ではこれまで近くの学校で資源回収という形で年に二度新聞などのリサイクルできる資源を集めていましたが、生徒の減少に伴い数年前から資源回収が行われなくなりました。地域の高齢の方は毎年新聞紙が回収されるのを待っている為、溜まった新聞紙を私が地域から集め猫砂にリサイクルしています。そして集まった新聞紙を砕いて猫砂を作ります。この砕く作業ですが、現在は私の高齢の母がやってくれています。高齢の母でもできる簡単な作業で、内職としてひとつの楽しみになっています。

私の住む神岡町も高齢化が進み問題となっていますが、問題としてとらえるだけでなく、作業を助けてもらえる存在として貴重な戦力として考えることができます。

季節に関係なく家で作業ができること、「まだまだ社会に必要とされていること」を高齢の方に伝えることができれば健康寿命を伸ばす取り組みにもなるかと考えています！

現在の取り組み

現在この新聞紙の猫砂は安定した品質での製造に成功しており、猫を飼っている友人をはじめ、様々な方にモニターをしていただいています。

「細かく崩れるのがすごくいい。使いやすい！」と喜ばれています。

さらに、飛騨市では保護猫活動をされているネコリパブリックさんがシェルターを運営されています。

猫のプロであるネコリパブリックさんにもモニターとして使用していただき、性能の面で非常に使い勝手がいいとお声をいただいております。

仕様も確定し品質の安定化が図れた為、量産体制に取り掛かっています。

現時点では開発したばかりということもあり、コストに課題が残りますが、今回粉砕に関わる機械を導入し量産体制を確立することでコストダウンに取りかかれます。

新規リターン追加！

リターンに新しく、「猫砂を体験するコース」「猫砂を保護猫施設に寄付するコース」を追加しました！
ご自身で新聞紙からできた猫砂を楽しめるだけでなく、保護猫施設（株式会社ネコリパブリック：SAVE THE CAT HIDA ネコリパブリック飛騨）に高品質なペレットを寄付できます。

量産に必要になる新聞紙を粉砕する機械の導入

新聞紙の猫砂を作るにはまず素材を粉砕する機械が必要不可欠です。

現在は少量の粉砕機で製作しておりますが、量産体制に向け粉砕機を増設しようと考えております。

今回のネクストゴールでは皆様からのご支援（目標50万円）で粉砕機の購入費用を賄いたいと考えております。

より多くの粉砕機を購入することで、この地域で元気に活動できる高齢者が増え、良質な猫砂を安価でお届けできることになります！

クラウドファンディングの概要

【プロジェクト名】

　50歳からの再出発！ゴミを宝に、エコ燃料で飛騨から未来に笑顔とあたたかさを

【クラウドファンディング実施期間】
　2024年11月28日木曜日19:00～12月19日23:59

【受付窓口】
　クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
　https://camp-fire.jp/projects/view/809749（2024年11月28日受付開始）

【目標金額】
　1,000,000円（ネクストゴール）

【返礼品】
　はるまちペレットロゴ入りステッカー、はるまちペレット、飛騨の特産品など

追加されたクラウドファンディングリターン

■新聞紙からできた猫砂3L【支援金額：3,000円】

新聞紙からできた猫砂を体感できるプラン！

1ヶ月分にちょうどいい3Lをお届け

【お届け内容】

・猫砂3L／1袋

・はるまちペレットロゴステッカー1枚

　サイズ：100mm×100mm

・お礼のお手紙

■新聞紙からできた猫砂3L×2袋【支援金額：4,000円】

約2ヶ月の猫砂をお届けするプラン！

【お届け内容】

・猫砂3L／2袋

・はるまちペレットロゴステッカー1枚

　サイズ：100mm×100mm

・お礼のお手紙

■保護猫施設に猫砂を送って応援 5kg【支援金額：5,000円】

新聞紙から生まれた高品質な猫砂を保護猫施設施設に寄付するプラン！

【保護猫施設お届け内容】

・猫砂5kg

【支援者様お届け内容】

・猫砂寄付証明

・お礼の手紙

※保護猫施設は株式会社ネコリパブリックが運営するSAVE THE CAT HIDA ネコリパブリック飛騨に合同会社SmallGearが直接お届けいたします。

■保護猫施設に猫砂を送って応援 30kg【支援金額：30,000円】

新聞紙から生まれた高品質な猫砂を保護猫施設施設に寄付するプラン！

【保護猫施設お届け内容】

・猫砂30kg

【支援者様お届け内容】

・猫砂寄付証明

・お礼の手紙

※保護猫施設は株式会社ネコリパブリックが運営するSAVE THE CAT HIDA ネコリパブリック飛騨に合同会社SmallGearが直接お届けいたします。

その他燃焼用ペレットや特産品含め全22件のリターンをご用意しております。

未来を創る歯車に。

最後に『世の中の役に立ちたい』ただその想いから始めたこの事業ですが、まだまだスタートしたばかりで課題も山積みです。

まずは菌床ペレットの魅力を多くの方々に届けることで、環境に優しいエネルギーを広め、地域や社会に貢献していきたいです。

そして今回弊社で開発した新聞紙からできた猫砂を、ペレットをストーブでなく、猫砂としてご利用になっている方へ向けた製品を全国に広めることで、地域にもっと元気を与えるキッカケにしたいと考えています。

どうか私たちの挑戦にご支援いただき、一緒に「未来を創る歯車」となっていただけませんか？

こんな私の挑戦を、どうか、応援よろしくお願いいたします！