株式会社中央エンジニアリングが愛知県小牧市に新事業所「Space Labo」を開設
株式会社中央エンジニアリング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 豊)が新たな事業所「Space Labo」(読み:スペースラボ)を愛知県小牧市に開設しました。

Space Laboの特徴
Space Laboは小牧ICや県営名古屋空港にもほど近く、製品の輸送を効率的に行うことができます。1階に製造エリアを、2階に設計室を設け、製品の企画・開発から部品製造・検査・出荷まで、機動力の高いオフィスとしてお客様に貢献いたします。
建屋の1階の半分はフリーアドレスの席が並ぶ開放的な空間とし、カウンターや大小様々なテーブルから好みの場所を選び、業務に取り組むことができます。
このオープンスペースは対面のコミュニケーションが取りやすくなる空間とし、社員同士はもとより、お客様や製造業者様との意見交換を促進し、チームワークの強化やイノベーションを創出するオフィスとしての活用を推進します。
Space Laboのコンセプト
Space Laboは「ここに集う人々がオフィスを好きになる空間づくり」という特徴的なコンセプトを持ちます。そして弊社代表が掲げた5つの方針「ISHIDA Pride」を体現する場所でもあります。
【ISHIDA Pride】
(1) 社員ファースト:ここに集う人々がオフィスを好きになる空間を演出。
(2) 地域への恩返し:愛知県産の素材を建具に採用し、これまで当社を培ってくれた地元に恩返しを。
(3) 自然とManufacturingの調和:随所に木材やグリーンスペースを配置。 Manufacturing精神と
自然を巧みに融合。
(4) 70年の歴史:これまで積み重ねてきた歴史を日本の伝統的な建築手法や風合いを採用し、 重厚感を表現。
(5) SDGsの取り組み:さまざまなリサイクル材を活用し環境に配慮。
建設にあたっては、計画段階から従業員の声を取り入れ、施工に反映しています。オフィスに用いる備品や家具、ピクトグラムも従業員が選び、使い勝手の良い空間づくりにこだわりました。

東海地区への地域貢献に加えサステナブルな事業所を体現するため、ひとつひとつの材料を選定しました。フローリングや格子の仕切りをはじめ、木材は全て愛知県産の杉を使用。床のレンガタイルは愛知県豊田市のスラグ(可燃ごみなどの廃棄物の焼却灰を高温で溶融し生成されるガラス状の物質)などの素材を混ぜて作った、100%リサイクル素材を使用しています。他にも、「リノリウム」という亜麻仁油を中心とした天然の材料から製造される床材を使用しました。このリノリウムは廃棄時に埋土すると土に戻る、循環型の材料という特徴があります。
土間など日本の伝統的な建築様式を採用した空間がありながら、持続可能な次世代の素材を用いることで、創業70年を迎えたこれまでの歴史の重厚感と、次なる到達点の100年企業を目指す決意を表現しています。



今後の展望
Space Laboの「Space」には、宇宙という意味のほか無限の広がりという意味を、「Labo」には研究開発の拠点として、クリエイティブなアイデアを生み出す場所という意味を込めています。
弊社は近年、モノづくりやAI推進をはじめとする新規事業に積極的に挑戦しており、このSpace Laboをモノづくりや研究開発の拠点として、イノベーションを創出し、さらなる価値の創造に取り組んでまいります。
Space Labo所在地
開設日:2025年6月16日
所在地:〒485-0829 愛知県小牧市小牧原2丁目338
交通アクセス:名古屋市営上飯田線「小牧原」駅 徒歩15分
小牧ICより車で13分
株式会社中央エンジニアリングについて
1954年の創業以来、確かな技術をご提供し続けてきたモノづくり企業。設計開発から解析、製作までをワンストップで対応する。航空宇宙をはじめ自動車、産業機械、情報通信等幅広い分野に技術を提供。長きにわたり蓄積してきた設計・開発ノウハウを活かし、モノづくりにおけるさまざまな課題を解決することが強み。
構想段階から設計・解析・評価/試作・製作まで、お客様のニーズに合わせた技術のブレインパートナーとして、最適なソリューションをご提供します。
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