finoject、日立製作所・野村ホールディングス等12社と連携し、国内初の業界横断型AML実証実験に参画
デジタルアセット市場のAML対策を強化し、信頼・安心できるWeb3社会の実現をめざす
株式会社finoject(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三根公博)は、日立製作所・NTT Digital・野村ホールディングスなど、日本を代表する金融・テクノロジー企業12社と共同で、デジタルアセット市場におけるAML(アンチ・マネー・ローンダリング)対策の高度化と効率化を目指す実証実験を開始しました。
※本実証実験の詳細
[株式会社日立製作所発表のプレスリリース]
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2025/02/0217.html
◆本実証実験の背景
本実証実験は、暗号資産・ステーブルコイン・NFTなど、急速に拡大するデジタルアセット取引の安全性向上と、Web3市場の健全な発展を促進するためのものです。
近年、暗号資産、ステーブルコイン、NFTなどのデジタルアセット取引が急速に拡大する一方で、マネー・ローンダリングなどの金融犯罪リスクも高まっています。国際的なAML規制が強化される中、国内のデジタルアセット関連事業者は、個別対応によるコスト負担の増大、AML専門人材の不足、技術と規制の両面でのノウハウ不足といった課題を抱えており、AML対応の高度化が急務となっています。
本実証実験では、企業間でのデータ共有や分析の共同化を図り、AMLの精度向上と業務効率化を検証します。
◆本実証実験の概要
本実証実験では、2025年2月から4月にかけて、AML業務のうち特に重要な取引モニタリング業務を対象とし、専用プラットフォームを活用した情報共有・分析を行います。具体的な内容は、下記の通りです。
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各事業者が個別に収集・分析していたマネー・ローンダリング関連データを統合
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AI技術を活用したモニタリング業務の自動化を検証
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企業間の情報共有を通じたAML対応の精度向上とコスト削減を測定
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実務面の運用課題を抽出し、最適なソリューションを提案
◆finojectの役割
AML高度化を牽引する専門知見を提供
finojectの強みは、金融機関とWeb3事業者の両方を支援してきた経験、金融規制当局とのネットワーク、最先端技術の導入支援実績にあります。
本実証実験において、finojectは上記の強みを活かし、「実証実験の設計」と「評価結果の分析」という重要な役割を担います。
◆株式会社finojectについて
Web3金融の未来を創る専門家集団
株式会社finojectは、金融とデジタルの交差点におけるイノベーションを推進するコンサルティング企業です。銀行・証券などの伝統的金融分野から、暗号資産・フィンテックまでの幅広い領域で、規制対応、ビジネス戦略、技術導入支援を展開。これまで培った専門性と実績を活かし、持続可能なデジタル金融の未来を創造します。
代表者:三根公博
お問い合わせ先:株式会社finoject 広報担当
Email:info@finoject.com
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