日本初上陸!燻製唐辛子で伝統農法を再生したい
「発酵食品パラダイス」北東インドの香りを届けるプロジェクト、6月19日開始

合同会社Spiceful Co.(東京都新宿区 代表:樋口実沙 以下Spiceful Co.)は、インド北東部マニプール州で伝統農法によって作られた「燻製唐辛子」を日本に初めて紹介するため、クラウドファンディングを開始いたします。本プロジェクトでは、気候変動や紛争の影響を受けながらも「再生型農業」に取り組む農業組合の代表 ゼイノリン・アンカン氏と連携し、香り高いプレミアムスパイスとその物語を、持続可能な形で日本の食卓へ届けます。
◼︎燻香と唐辛子の旨味が織りなす芳醇な世界に、圧倒される
食欲をそそるスモーキーな香り。「燻し味」のおいしさは、数十万年前、人類が火を使い料理をはじめてから、私たちのDNAに刻まれています。そんな原始の記憶を呼びさます、「燻製唐辛子」がインド北東部・マニプル州から届きました。マニプールには数十もの少数民族が暮らしていますが、そのひとつ、ナガ族に伝わるのがこの香り高い燻製唐辛子です。竹編みに並べ、薪火でじっくり24時間燻すことで、唐辛子本来のフルーティーでナッツのような香ばしさに、スモーキーな燻香が重なります。辛味は穏やかで、料理に豊かな余韻と深みを添えてくれます。発酵と燻製文化が交差するこの地で育まれた唐辛子は、芳醇な味わいをブーストするような香りの総量で、ただただ圧倒される「魔法」のようなスパイスです。

◼︎燻製唐辛子の向こうにある、気候変動と紛争のリアル
現地パートナーのゼイノリン・アンカンは、紛争の続くマニプールで生まれ育ち、教育と仕事のために一度は故郷を離れました。しかし気候変動による生産量の低下、農地の荒廃や貧困を目の当たりにし、帰郷。伝統的な「再生型農業」を復興するための組合「ヒルワイルド」を創設しました。しかし、2023年に発生した紛争で州都インパールが封鎖され、市場拡大の機会を失いました。今回のクラウドファンディングは、そんな彼女の「農家と世界をつなぐ架け橋になりたい」という願いを、日本で形にする第一歩です。


◼︎香りとストーリーを届けるリターンの数々
クラウドファンディングのリターンには、現地で手作業によって丁寧に燻された唐辛子はもちろん、人気インド料理店やフードクリエイターによるレシピ、ナガ族の伝統布バッグ、さらにはゼイノリン本人が来日して開催する料理教室もご用意しています。プロジェクトが目指すのは、単なる「スパイスの購入」ではありません。「サステナブル=おいしい」を実現するため、生産者とより良い関係でつながる仕組みをつくることです。
◼︎クラウドファンディング概要
実施期間:2025年6月19日(木)〜7月21日(月・祝)
目標金額:100万円(All-in方式)
使用用途:輸入費用、ゼイノリンの来日費用、タブロイド制作費、イベント開催費 など
URL:https://for-good.net/project/1002103
◼︎代表コメント
ゼイノリンの目指すモデルは、Spiceful Co.がまさに実現したいものでした。スパイスの流通は複雑で、生産者とのつながり、産地のストーリー、そして香り自体も損なわれてしまうことがあります。それ以前に、日本市場にアクセスできていない素晴らしいスパイスが、世界各地にまだまだ存在するのです。高品質なスパイスを探し出し、地域を変革する生産者から買い付け、ストーリーと共に届ける。今回のクラウドファンディングが成功したら、そんなプレミアム・スパイスを広めることができます。ぜひ、応援よろしくお願いします。
— 樋口実沙(Spiceful Co. 代表 / スパイスハンター)
◼︎Spiceful Co.について
「あなたが選ぶスパイスから、今よりちょっとすてきな未来を創る」を目指すSpiceful Co.は、代表の樋口実沙が、スパイスの持続可能性の調査のため、インドをはじめとする100軒以上の農家を訪問したことから始まりました。スパイスの香りと魅力を未来世代につなぐため、生産者から消費者をつなぐサプライチェーンの再構築を目指しています。
ウェブサイト:https://spicefulco.com/
Instagram:https://www.instagram.com/spicefulco/
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