【2025年度グッドデザイン賞受賞】santas株式会社、テクノフローワン本社オフィスのデザインで受賞
空間に関わる課題解決を支援する santas株式会社(本社:神奈川県藤沢市/代表取締役:宮﨑敦史) は、当社が手がけた株式会社テクノフローワンの本社オフィスリニューアルにおいて、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞(Good Design Award)」を受賞しました。

11月1日(土)〜5日(水)に東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される「2025年度グッドデザイン賞」の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、受賞作品をパネルで展示します。
グッドデザイン賞Webサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/32909
受賞概要
受賞名: 2025年度グッドデザイン賞
受賞対象: テクノフローワン本社オフィス(所在地:兵庫県神戸市)
施設概要
企業名: 株式会社テクノフローワン
所在地: 〒653-0836 神戸市長田区神楽町2-3-2
デザインチーム:santas株式会社、コルアーキテクツ合同会社、株式会社マルヤマデザイン
企業URL: https://www.tfone.co.jp/
審査員からの評価コメント
本社改修を単なる環境改善にとどめず、企業全体の成長を支える拠点へと進化させた点が特徴である。社員との丁寧な対話から導き出した11のワークデザインアイデアをもとに、ハードとソフトを融合させたオフィスを構築した。1階は社外との交流を促す展示空間、4階は社員の成長を支える働き方の実践、5階は本社ならではの特別感を示す場として計画されている。サインデザインは単なる案内にとどまらず、自社の技術や理念を体現し、社員や来訪者の意識を高める仕掛けとして機能している点も印象的である。プロセスの前半で社員参加を重視し、後半で確実に実装する手法は、柔軟さと確実性を兼ね備えた好例といえる。美意識を根底に据え、オフィス空間に文化と未来像を映し出した計画である。
審査員:ユニット14 建築(産業/商業施設)
成瀬友梨氏、五十嵐太郎氏、色部義昭氏、丸山優子氏
受賞に対する代表コメント
この度は、テクノフローワン本社オフィスがグッドデザイン賞を受賞することができ、大変嬉しく存じます。
これもひとえに、クライアント、デザインチーム、施工チームが一丸となって取り組んだ結果であり、心より関係者の皆様に御礼申し上げます。
このプロジェクトは、日本サインデザイン賞銀賞に続く2つ目の受賞となります。多方面からご評価いただいたことを真摯に受け止め、これからもより良い取り組みに尽力してまいります。
santas株式会社
代表取締役 宮﨑 敦史
テクノフローワン本社の特徴
11のワークデザインアイデアを軸にした空間デザイン
テクノフローワンは東洋ケミテックと東洋コーティングの統合を経て2016年に現在の社名となり、事業成長にあわせて本社機能の再設計が求められていました。santasはイノベーションの加速と社員一人一人の成長とつながりを後押しする場づくりを目指し、以下の5つの要素をワークデザインの柱とし、具体的な空間施策・仕組の施策として11のワークデザインアイデアを展開しました。
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新しい習慣を生み出す – 働き方を柔軟にするサインや仕掛けにより、社員自ら行動変容を起こせるようにしました。
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社員同士のつながりを強化する – サインの動線計画や配置によって部署や拠点を越えたつながりを促し、イノベーションを促進します。
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情報の受発信を活性化する – テクノフローワンの活動を新しい切り口で可視化した展示により情報共有を円滑にし、発信力を高めています。
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社員の成長を促す – 学びや挑戦を促すサインを随所に散りばめ、行動のモチベーションを高めます。
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“特別感”のある体験をつくる – イベントやホスピタリティ空間で非日常感を演出し、社員や来客の記憶に残る体験を提供します。
各階の特徴
1階|ギャラリーゾーン — オープンなスペース。企業の歴史や製品を紹介する展示し、来客や地域との交流を促進する
4階|コアゾーン — 回遊性の高い動線計画により、部門を超えた連携と個人に寄り添った多様な働き方を支えるフロア。サインはユニバーサルデザインも配慮し、各エリアの柔軟な利用方法やコミュニケーションの誘導を支援します。
5階|イベント&ホスピタリティ空間 — 社内イベントや来客対応に特化した特別フロア。他フロアとは異なる設えで、ホスピタリティを演出します。
美意識とウェルビーイングを意識したデザイン
テクノフローワンの価値観の中心には「美意識」があります。これは、製品の美しさにとどまらず、誠実さや社会への貢献といった広義の理念を含みます。私たちはこの“美意識”を意識し、以下の視点から空間デザインを行いました。
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地球環境への配慮:自然素材の活用、省エネ設計
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社会・地域への貢献:地域とつながるオープンな空間づくり
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社員のウェルビーイング:居心地と自発性を引き出す設計
また、オープン性と堅牢性を両立する等身大のセキュリティ設計により、自由で安心な働き方を実現しています。






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グッドデザイン賞とは

1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
santas株式会社について

santasは空間に関わる課題を解決し、人ー企業ー社会のより良いつながりを生み出すCreative&Management企業です。
私たちは「プロジェクト」「場」「評価」の3つのデザインを提供します。与えられたプロジェクトの枠組み内で完結することを目的とせず、チームに関わる人、組織のスキル、プロジェクトを取り巻く環境を最大限活かし、適切な課題設定のもと、社会へ付加価値を生み出します。
プロジェクトごとに課題設定から実行するための組織体制など、すべての手法を開発する「創造的マネジメント」と、デザインガイドラインのようなルールを作成することで、関係者が能動的に活動しやすくなる土壌を整備する「マネジメント的創造」を得意とし、チームメンバーが想像力豊かに活動しやすくなる状況を生み出し、プロジェクトごとの価値を最大化します。
会社名:santas株式会社(santas Inc.)
代表取締役:宮﨑 敦史
設立:2022年4月21日
所在地:〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-3-19 207
事業内容:建築・都市・空間における企画、設計、プロジェクトマネジメント
Webサイト
SNS
https://www.instagram.com/santasinc/
note
お問い合わせ先
santas株式会社
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-3-19 207
contact@santas-inc.jp
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