【ペットロス】変わる供養の形―“あの子らしさ”を手元に残すメモリアルダイヤ「MEMORIA」提供開始

2050年「単身世帯44%」時代の孤独に光を。深刻化するペットロスを“ダイヤモンドの輝き”に変える、場所を選ばない新しいグリーフケア

ダイヤモンドソリューションズ株式会社

ダイヤモンドソリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:稲垣諄子)は、ペットの毛や遺骨から抽出した炭素を原料にメモリアルダイヤを生成するサービス「MEMORIA(メモリア)」を本日より提供開始いたします。

別れの後も日常に溶け込み、長く身につけられる“手元供養の新しい選択肢”として、ペットロスに寄り添う体験設計を提案します。

■背景:ペットが「家族の中心」になる時代と、ペットロスの顕在化

近年、ペットは「飼育対象」から「人生を共にする家族」へと位置づけを変えています。散歩以外でペットと外出する人が41%にのぼり(※1)、日常の行動やライフスタイルの中心にペットがいる実態が示されています。

一方で、絆が深まるほど別れの痛みも大きくなります。ペットを亡くした際に約6割がペットロスを経験(※2)。「つらい」「苦しい」「寂しい」という感情によって「涙が止まらない」「眠れない」などの症状が報告されています。

近年、多くの著名人もその深い悲しみを公表しています。例えば、タレントの中川翔子さんは長年連れ添った愛猫を亡くした際、「魂が抜けたよう」と絶望感を語り、何事も手につかないほどの深いペットロスを明かしました。また、キャスターの小倉智昭さんも愛犬との別れに「人生最大の悲しみ」と涙するなど、深い愛情ゆえの喪失感は、社会的な立場に関わらず誰の身にも起こり得る深刻な問題となっています。

さらに、2050年には単独世帯が44.3%に達すると推計される中 、暮らしの単独化が進むほど、ペットが“唯一の家族”になり得る世帯も増えています 。別れの後に残る孤独や後悔にどう寄り添うかは、現代社会が向き合うべき重要な課題です 。

■ 「MEMORIA」が提案する新しい供養のかたち

火葬後に「遺骨は自宅において供養している」飼い主は30.9%にのぼります(※3)。MEMORIAは、こうした“手元で偲ぶ”ニーズを受け、日常に溶け込む新しい選択肢を提案します。

1. 心のケア:悲しみの象徴を、ポジティブな「輝き」へ
単身世帯などでは、骨壺を目にするたびに、生前の姿を思い出し、喪失を強く感じてしまうこともあります。

MEMORIAは、遺骨や毛を“形を変えて存在することで「あの子に会いたい」という気持ちにそっと寄り添います。「美しいダイヤになったうちの子」を眺めることが、悲しみを癒やし、再び喜びを感じるための心理的ケア(グリーフケア)として機能することを目指します。

愛犬の遺毛でダイヤを作ったトリマーの鈴木沙織さん

2. 科学的なつながりと透明性:特許出願中の独自プロセス
お預かりした毛や遺骨から抽出した炭素を高純度化し、CVD法によりダイヤモンドとして結晶化します(※独自プロセス:特許出願中)。

わずかな不純物でも黄色味が出てしまうカラーレスダイヤは、安定製造に高度な管理が必要。MEMORIAは「ごまかしのきかない透明色」を追求しながら、うちの子らしさを表現します。

また、製造は個別ID管理を徹底し、全工程を記録。節目ごとに写真・動画等で進捗を共有することで、「本当にうちの子?」という不安に、仕組みで応えます。

5g程度の毛を使用
専用装置にセット
ダイヤモンドの原石
カットを施し完成

3. 暮らしに合わせて選べる:ジュエリーにも、インテリアにも

国内のジュエリー職人の手によって仕上げ

リングやペンダントなどのジュエリー加工に加え、フォトフレームに納めて飾るなど、多様なライフスタイルに対応。形式に縛られず、リビングの特等席に置いたり、お守りとして身に着けたりと、それぞれの“あの子らしさ”を感じ続けられる体験を提案します。

■実際に愛犬の毛でダイヤを作った鈴木沙織さんの話

生前のサリー(右)

「サリーは私が初めて迎えた犬です。10歳を過ぎたときに心臓病になり、15歳でお空に旅立ちました。その時に遺した毛を使って、ダイヤモンドにしてもらったのですが、サリーのダイヤモンドを受け取った時、想像以上にキラキラ輝いていて、まるでサリーが新しい形で私を励ましてくれているようで、涙がブワッと込み上げてきました。これは、どんな宝石よりも価値のある私だけのダイヤモンド。今は、お仏壇の横に置いて、サリーに話しかけている毎日ですが、いつか、アクセサリーにして、一緒にお出かけできたらいいなって思っています。」

■代表コメント

私自身、ウサギの「フク」を見送ったとき、深いペットロスを経験しました。もし今、フクの毛から生まれた美しいダイヤモンドが手元にあったら——。

その想いから、別れの後も「思い出と生きていく」ための選択肢として、MEMORIAを立ち上げました。

(ダイヤモンドソリューションズ 代表取締役 稲垣諄子)

■ サービス概要

名称: MEMORIA(メモリア)

生成原料:ペットの毛、または遺骨

特徴:海外専用工場にて製造。独自ID管理による製造工程の可視化、特許出願中の生成プロセス

MEMORIAのCVD製造法は、長きに渡る先端技術研究から誕生。西安交通大学王宏興教授と当社CTO須納瀬正範。
顧問は、高温・高圧下の物質研究の分野で第一線で活躍する研究者・鍵 裕之教授(東京大学大学院理学系研究科 地殻化学実験施設)1月15日より就任予定

ダイヤモンドソリューションズ株式会社

https://www.memoria-diamond.jp
問い合わせ先 inagaki@diamondsol.co.jp(稲垣)

※1 クロス・マーケティング「ペットに関する調査(2024年)実態編」

※2 アイペット損害保険株式会社「ペットロスに関する調査」

※3一般社団法人LOAMOKU「ペットの供養方法に関する調査2025」

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ペット・ペット用品葬儀
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会社概要

URL
-
業種
製造業
本社所在地
東京都江東区新大橋1-12-13 深鉄ビル4F
電話番号
03-6659-4475
代表者名
稲垣 諄子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2024年12月