大阪万博の熱狂を、北海道最古の酒蔵へ。
蓄電池システムの「レガシー継承」で、伝統と最先端技術が融合する脱炭素モデルが始動!
EUREKA株式会社(本社:東京都中央区、以下 EUREKA)は、創業140年を超える北海道最古の酒造メーカー、小林酒造株式会社(本社:北海道夕張郡栗山町、以下 小林酒造)の105年ぶり新築酒蔵において、大阪万博パビリオンで使用された中規模蓄電池システム(約200kWh)を移設・再利用した、日本初となる「万博レガシー継承型」再生可能エネルギーシステムの運用を開始いたしました。
現在、本システムは2026年4月の本格稼働に向けた最終フェーズにあり、EUREKAは本年3月末まで、安全かつ安定した運転を担保するためのモニタリングおよび最適化業務を継続して行ってまいります。 万博という国際舞台で培われた最先端のエネルギーソリューションを、北海道の伝統産業へ確実かつ安全に橋渡しすべく、徹底した技術支援を推進してまいります。

■ プロジェクトの背景:万博の感動を、地域の持続可能な未来へ
本プロジェクトの核⼼は、⼤阪万博においてサステナビリティの象徴として稼働していた、中東⼤⼿国家パビリオンの蓄電池システムを閉幕後に移設・再利⽤した点にあります。
国際的な祭典で役割を終えた設備を、⽇本の伝統産業の基盤として「新たな息吹」を吹き込むこの取り組みは、単なる設備の導⼊に留まらず、「万博レガシーの地域継承」と「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」を具現化する先駆的なモデルケースとなります。

■ 導入システムの特徴
①国際基準のサステナビリティを地域産業へ
世界が注目する万博で、厳格な脱炭素基準をクリアした高性能蓄電池をリユース。国際プロジェクトの資産を地域経済に還流させることで、環境負荷を最小限に抑えたエネルギーシフトを実現します。
②積雪地特有の課題を克服する、こだわりの太陽光発電
北海道特有の積雪課題に対し、カナメ社製「カナメソーラールーフ」を採用(施工協力:ミライコネクト株式会社)。酒蔵の意匠を損なうことなく、冬場の落雪をスムーズにし、雪の合間の貴重な日射も余さず電力へと変換します。
④「太陽光×高出力蓄電池」によるエネルギー自給自足
- 太陽光パネル出力: 55kW
- 蓄電池最大出力: 100kW
- 蓄電容量: 約200kWh
日中に発電した電力を高効率で貯蔵。酒造工程の電力コスト削減に加え、伝統的な酒造りに「カーボンニュートラル」という新たな付加価値を添えます。
⑤「レジリエンス(防災)」とBCPの強化
大規模停電(ブラックアウト)を経験した北海道において、本システムは強力なバックアップ電源として機能します。厳格な温度管理が求められる「麹室」への優先供給による高度なBCPを実現。

■ 代表者メッセージ
小林酒造株式会社 代表取締役社長 小林 米三郎 様
「北海道最古の酒蔵として、私たちは常に自然との共生を大切にしてきました。今回、大阪万博という国際的な舞台で活躍した蓄電池システムを、ここ栗山町の地で受け継ぐことができ、深い感銘を受けております。中東の大国が掲げたサステナビリティへの情熱を、EUREKA様を通じて私たちが受け取り、日々の酒造りへと繋いでいく。
この『万博レガシーの継承』によって、伝統的な手仕事と最先端のクリーンエネルギーが融合した、新たな時代の酒造りを発信していけることを誇りに思います。」
小林酒造株式会社 専務取締役 小林 米秋 様
「私共にとって105年ぶりとなる新蔵『八番蔵』の竣工は、単なる設備の更新ではなく、次の百年に向けた『伝統と革新の融合』の象徴です。明治から続く文化を守り抜くことは私たちの使命ですが、環境が変化する中で、酒造りもまた持続可能な形へと進化しなければなりません。今回、万博の志を『レガシー』として引き継いだことは、世界と北海道、そして過去から未来へと志を繋ぐ、非常に意義深い決断となりました。
太陽光という自然エネルギーを最大限に活用するこの八番蔵から、2026年4月頃には再生可能エネルギーによって醸された日本酒の第一弾をお届けできる予定です。新たな命が吹き込まれた八番蔵で、次世代へと続くサステナブルな歴史を、ここ栗山の地から紡いでまいります。」
EUREKA株式会社 代表取締役社長兼CEO ジョン・ヘラルド・チョング
「今回のプロジェクトは、単なる設備の移設ではありません。大阪万博において、サステナビリティの極致を目指した中東の大国パビリオン。そこには、限られた資源を次世代へ繋ごうとする、彼らの並々ならぬ熱い情熱が込められていました。私はその志を間近で感じ、この価値ある『レガシー』を、日本で最もその思いを共有できる場所に継承したいと考えました。
140年以上の歴史を紡ぎながら、常に未来を見据えて挑戦を続ける小林酒造様こそ、このバトンを託すにふさわしいパートナーです。
国際社会の熱い思いが、北海道の伝統産業の新たな原動力となる。この美しい循環こそが、私たちが目指す真のサステナブルな社会の姿と考えております。
末筆ながら、株式会社小林本店様のご支援の元、本プロジェクトに携わった関係者の皆さまへ心より感謝とお礼を申し上げます。」

■ 今後の展望
EUREKA は、短期間の国際イベントで使⽤された最先端設備を、⽇本の地域産業や防災拠点へ繋ぐ 「循環型ソリューション」の確⽴を⽬指しています。 今後も、 無理・無駄のないサステナブルな電源供給モデルを全国の⾃治体・ 企業へ展開し、⽇本の次世代エネルギーシフトを加速させてまいります。
ご相談・お問い合わせ先
会社名: EUREKA株式会社
所在地: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階
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