『アドベンチャービレッジ』、始動! ~ベンチャーに、もっとアドベンチャーを~ 東京ベイエリアをアジアのイノベーションハブに 

エコシステムビルダーが競合することなく繋がり、挑戦者が湧き出る社会づくりを目指す活動 

クオンタムリープ株式会社

クオンタムリープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:出井伸之)は、NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表理事:出井伸之)を運営主体とし、どのエコシステムビルダーとも競合することなく、新しいことに挑む人たちを大切にし、スタートアップの創出と企業の変革が続々と起こる社会をつくる運動の起点として『アドベンチャービレッジ』を、始動させたことをお知らせします。ゆくゆくは、社会運動化していくことを目指します。
【名称】アドベンチャービレッジ
【運営主体】NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブ
【運営協力】クオンタムリープ株式会社



■『アドベンチャービレッジ』始動の背景

常識を一変させるような新しいビジネスモデルや新規事業が世界各都市から生まれている一方で、日本は、90年代後半からのIT革命での敗北や、過去の成功体験からくる安定志向など、いくつかの要因が重なり長い冬の時代を過ごしています。しかし、新しい技術によるパラダイムシフトが起きようとしている、そしてアジアが“春”の時代に入ろうとしている、この2つのチャンスを目の前にし、日本は社会変革を起こすべきだと考えます。
春に向けて沢山の種をまき、スタートアップや大企業から優れた事業やビジネスモデルを数多く創出し、新しい産業を生み出していくことが、これからの日本には必要になってきます。それには、スタートアップを多く生み出している、米国シリコンバレーやイスラエルそして中国などのように、“失敗を恐れず新しいことに挑戦していける社会”を作っていくことがとても重要だと考え、行動を起こしました。
ベンチャー(Venture)の語源がアドベンチャー(Adventure)つまり冒険ということに着目、さらに、アフリカの古いことわざにある、~It takes a village to raise a child.~ (子どもが生まれたら村全体で育てよう)の精神を持ち、挑戦者がどんどん湧き出るような社会をつくっていく、という思いから『アドベンチャービレッジ』は生まれました。

<出井伸之からのメッセージ>

日本は、プラザ合意の通貨戦争での敗北のあとIT革命に乗り遅れ、さらにバブルが崩壊し経済的にも破綻し、厳しく長い冬を過ごし社会全体が凝り固まっています。すでに起こり始めている新しいパラダイムシフトでは、今度こそ絶対に失敗を避けなければなりません。そのためには、凍りついた日本を、溶かす熱い思いとアクションが必要なのです。次の春に向けベンチャーや大企業が活発に動ける社会をつくる、これこそが、『アドベンチャービレッジ』の目指すところです。



■『アドベンチャービレッジ』の目標

1、失敗を恐れず挑戦することの価値を認める社会をつくる

新しいビジネスモデルや新規事業を創出するには、新しいことに挑戦する人がいて、人に惜しみなく与える人(Giver・ギバー)の存在があり、そして、失敗を恐れず挑戦することの価値を認める”社会”がベースにある、これらの要素が不可欠となります。
『アドベンチャービレッジ』では、ギバーの精神を持ち活動している人やエコシステムビルダーが繋がっていく場をつくるという活動を継続して行いながら環境を整え、新しい産業の創出に理想的な社会風土を形成させていきます。

2、東京ベイエリアを世界有数のイノベーションハブの一つにする

世界的規模の産業集積地帯である東京ベイエリア(東京湾周辺)を中心に、新しい挑戦の価値を認める社会風土が醸成されることによって、米国のシリコンバレー(サンフランシスコ)や中国のグレーターベイエリア(広東・香港・マカオ)にも匹敵するような、ユニコーン企業を創出するスタートアップエコシステムの拠点となることを目指します。さらに、変革を起こそうとしている大企業が加わることで大きなうねりが起き、社会運動へと拡大し、東京ベイエリアをアジアのイノベーションハブに発展させていきます。

■『アドベンチャービレッジ』の活動

1、エコシステムビルダーが繋がる場をつくる

各々が特徴を持ち活動しているエコシステムビルダーが、それぞれの領域を相互補完しつつ拡大していくために、『アドベンチャービレッジ』は、カタライザーの役割を担い、エコシステムビルダーが繋がりを持てる場をつくります。『アドベンチャービレッジ』での情報の共有は、日々webやSNSを活用してデジタル上で行うことを基本とし、四半期に一度程度のペースで、ミートアップを開催し情報や意見の交換を行いながらお互いを知り広がりをつくるという、活動を継続的に行っていきます。
さらに、このようなエコシステムを循環させていくには、挑戦者のメンターとなる、人に惜しみなく与える人(Giver・ギバー)が重要な役割を担うと考え、ギバーの意欲が持続されるような好環境に整えていくことを目指します。そして、ギバーが、挑戦者やスタートアップへ行った貢献や支援が可視化されるような仕組みを、ブロックチェーンなどの新しいテクノロジーを活用しながら構築し実施していきます。

2、海外へのネットワークの拡大と連携

海外のエコシステムビルダーとも連携を深めていきます。例えば、海外のスタートアップが東京ベイエリアで起業する、海外の企業が日本を新規事業やイノベーションの拠点にするなど、日本と海外諸国の双方においてグローバルに活躍できる挑戦者を生み出していく環境をつくります。
出井伸之が日本側の共同議長として就任し2019年から3年の計画で始まった、フランスと日本間でスタートアップ発展のための環境整備を目的としたプロジェクト“日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ”では、フランスと日本のカタライザー(触媒)としての役割をすでにスタートさせています。
他にも、シリコンバレー・ニューヨーク・上海・北京のエコシステム拠点都市のほか、香港・韓国・台湾・シンガポールなどとも実現に向けて進めています。

3、社会運動へとつなげるための機運を高める大規模イベントの実施

社会運動化にしていくためには、機運(ムード)を高めていくことが重要になります。
東京ベイエリアを、アジアのイノベーションハブに発展させるためには、日本発のビジネストレンドの創出と世界に向けての情報発信を大々的に行っていくことが重要と考えます。
『アドベンチャービレッジ』がカタライザー(触媒)として、志を同じくするエコシステムビルダーと共同歩調をとり、それぞれの活動と成果や失敗を共有し、新しい産業創出へのムーブメントを起こしながら多くの挑戦者やギバーの人々を牽引していく場として、大規模イベントの開催を計画実施していきます。将来的には日本国内だけでなく世界各国から参加者が集うことを視野に入れています。

■『アドベンチャービレッジ』ステートメント
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新しいことに挑む人たちへ。

ベンチャー。その意味は、「冒険的な企て」。
いま、この国で、こうしたベンチャー精神を貫いている企業は、どれだけあるだろうか?
野心をずっと抱き続けている人たちは、どれだけいるだろうか?
大きな志を持って生まれたにも関わらず、その多くは、
社会や市場に近づくほど、何らかの障壁によって翼を失っていく。
彼らの溢れでる才能を、埋もれたままにしてはいけない。
彼らの創造力が存分に発揮されるフィールドを、この国に作っていかなければならない。
だから私たちは、志を同じくする人たちが集う場として「アドベンチャービレッジ」を始動する。
さあ、ベンチャーに、もっとアドベンチャーを。
その精神を貫けば、あなたの挑戦が、もう一度日本を輝かせ、
世界を動かしていく日が、きっとやってくるはずだから。

ベンチャーに、もっとアドベンチャーを。

ADVENTURE VILLAGE 


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■エコシステムビルダーのひとつであるクオンタムリープの活動

 クオンタムリープ株式会社は、エコシステムビルダーとしての活動を行っていきます。アドベンチャービレッジの志を同じく持つ学者や経営者などとともに「アクティブシンクタンク」を始動させます。革新的な事業モデルを創出することを目的とし、5G・AI・IoTの社会実装を可能にするための次世代半導体の開発と事業化、そして政府に過度に依存せずかつ持続可能な介護事業の実現など、いくつかの課題を設定し解決に向け取り組んでいきます。
また、クオンタムリープ株式会社は、関連会社(*注)とともに、これまで培ってきた、スターアップ及び既存企業が世界に挑んでいくための豊富なネットワーク、そして国内外のさまざまなビジネスリソースなどを、ギバーとして、アドベンチャービレッジに惜しみなく注いでいきます。

<関連会社>
クオンタムリープアジア株式会社(代表取締役社長:中村智広)、クオンタムリープ・キャピタル・パートナーズ株式会社(代表取締役社長:島岡高志)、クオンタムリープベンチャーズ株式会社(代表取締役:古谷健太郎)


■アドベンチャービレッジ 公式サイト
https://adventure-v.com/

■アドベンチャービレッジに関するお問い合わせ
アドベンチャービレッジ運営事務局
E-mail : QAV@qxl.jp


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●NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブ(AII)とは
次世代を担う若手人材を主な対象に、アジアの持続可能な成長と共通課題の解決に向けて新しい社会的価値を提供する事業を生み出すための異業種、産官学、営利・非営利の多様な人材のプラットフォームづくりや国際会議を行い、アジア発のイノベーション創出に寄与することを目的とするNPO法人。代表理事:出井伸之

●クオンタムリープ株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス502
代 表 : 出井伸之
設立日 : 2006年10月
ウェブ : http://qxl.jp/

●出井 伸之(いでい・のぶゆき)
【経歴】1937年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1960年ソニー株式会社入社。オーディオ事業部長、ホームビデオ事業本部長、代表取締役社長などを経て、2000年代表取締役会長兼グループCEOに就任。2005年6月に代表取締役会長兼グループCEOを退任後、2006年9 月にクオンタムリープ株式会社を設立。現在は、クオンタムリープ株式会社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援活動を行う。また、NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブの代表理事として、『アドベンチャービレッジ』の活動も行う。

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会社概要

クオンタムリープ株式会社

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URL
https://qxl.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス502
電話番号
03-5785-3968
代表者名
中村智広
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2006年10月