環境配慮型建築を手がけるADXがリアルゲイトと協業
2050年サステナブルな街づくり実現に向けてオフィス建材等を共同開発
株式会社ADX(本社:福島県二本松市/代表:安齋好太郎)は、この度、都心部を中心にフレキシブルワークプレイス事業を展開する株式会社リアルゲイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩本 裕、以下「リアルゲイト」)と協業し、オフィスビルに活用するサーキュラーマテリアルの開発などを通して、サステナブルな街づくりの実現を目指すことを宣言いたします。
■協業の背景
ADXは「森と生きる。」をフィロソフィーとし、自然と共生する建築を最重視し、自然に戻しやすい素材だけを使う工夫や建材のトレーサビリティの設計、さらには建築が増えるほど森が豊かになっていくリジェネラティヴな環境再生型の事業展開を目指した取り組みを推進しています。一方で、リアルゲイト社はこれまで、老朽化によって競争力が低下した築古ビルの個性や用途、エリア特性等を鑑み、最大限の資材を有効活用し、建設時の環境負荷を低減した「環境配慮型ビル再生」や運営施設へのクリーン電力の導入等を行なっています。今後、サステナブルな街づくりを目指す取組みを更に強化する中で、環境配慮型建築に取り組むADXに共感いただき、今回の協業に至りました。
■新たな取り組みについて
第一弾の取り組みとして、この春にかけて段階的に移転を行うリアルゲイト新本社建物で、分別ごみステーション設置によるリサイクルの促進や、ホルムアルデヒドを吸収分解する機能を持ち合わせた自然素材の「珪藻土」や、株式会社ワークスタジオ(本社:東京都新宿区、代表取締役:原 和広)が手がける廃棄衣料品を原料としたサステナブルボード「PANECO®/パネコ」を使用した空間づくりを実施します。
PANECO®:https://paneco.tokyo/
また、新本社には衣料品回収BOXを設置し、入居者、近隣地域住民が不要になった衣類を回収し、新たな形(PANECO®)として施設づくりに再利用する循環型再生の仕組み作りを行います。今後、衣料品回収BOXはリアルゲイトが運営管理する施設にも順次設置を予定しており、この取組みを自社だけで終わらせることなく、運営管理する施設に入居する約1,200社の入居者を巻き込みながら、入居者がオフィスという身近なところから環境配慮への意識を高めるきっかけをつくり、入居者個々のライフスタイルに変化をもたらしていきます。
■株式会社リアルゲイト 会社概要
会社名:株式会社リアルゲイト
設立:2009年
代表者:岩本 裕
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10
ウェブサイト:https://realgate.jp/
都心部において、65棟を超えるクリエイティブオフィス・オーダーメイドオフィスの企画から運営管理までを行い、フレキシブルなワークプレイスづくりを行ってる。また、一級建築士事務所としての建物再生ノウハウとこれまでのオフィス運営実績に基づき、新築・築古ビル問わず、企画から設計、施工監理、リーシング、その後の運営管理までを一気通貫で手掛けることにより、ビルオーナーやテナント両者の最新ニーズを把握し、特有のソリューションを提供。
■株式会社ADX 会社概要
会社名:株式会社ADX
設立:1986年
代表者:安齋好太郎
所在地:福島県二本松市油井字松葉山6
ウェブサイト:https://adx.jp/
安齋好太郎率いる建築チーム。「森と生きる。」をフィロソフィーとし、自然と共生する建築を最重視し、自然に戻しやすい素材だけを使う工夫や建材のトレーサビリティの設計、さらには建築が増えるほど森が豊かになっていくリジェネラティヴな環境再生型の事業展開を目指す。設計・施工・プロダクト開発・森林地域における開発行為や環境に配慮したものづくりのコンサルティング等を行い、近年の代表作に「五浦の家」「One year project」「SANU 2nd Home」「KITOKI」などがある。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ADX info@adx.jp
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