経済産業省近畿経済産業局「令和4年度 持続可能な会社や社会の未来につながるVOC対策事例」に選出

~5月1日より 顔料箔の魅力を発信するメールマガジンを配信開始~

関西巻取箔工業株式会社

関西巻取箔工業株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役社長:久保武久、以下KANMAKI)は、経済産業省近畿経済産業局が発表した「令和4年度 持続可能な会社や社会の未来につながる VOC対策事例集」において、環境負荷の低減と経済成長との両立を図る新たな環境ビジネスモデルを生み出す企業に選出されました。当社の主力製品である“転写顔料箔”の「製造工程で排出される VOC の対応策強化」と「水性顔料箔開発への挑戦」が評価されています。

■近畿経済産業局 「令和4年度 持続可能な会社や社会の未来につながる VOC対策事例集」

関西巻取箔工業株式会社

「健全な作業環境づくり、顧客ニーズへの対応を目指す VOC対策、水性顔料箔の開発への挑戦」

https://www.kansai.meti.go.jp/3-6kankyo/R4fy/jirei-8.pdf


近畿経済産業局では、VOC排出抑制の自主的取組を実践する企業事例を調査し、「持続可能な会社や社会の未来につながる VOC対策事例集」を作成しました。VOC排出抑制の取組を通じて、省エネ、コスト削減、作業環境改善、人材確保、新規顧客の獲得など、新たな付加価値を創出した先進企業の事例を選出し、掲載しています。


KANMAKIでは、近年転写顔料箔を自動車部品や家電製品等のプラスチック工業製品分野への提案を強化し、当社製品の採用領域が拡大してきました。既存の印刷・塗装プロセスと比較し、利用者の環境負荷低減につながる点が高く評価されています。


直近の例では、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンに使用される注射針の目盛り加飾に数多く採用されました(出荷実績ベースで約5,000万本分)。環境負荷の低減だけでなく、インクの調色や乾燥、印刷機械の洗浄、廃液処理が不要となり、工程削減による生産性の向上にも大きく貢献できることが採用のポイントとなりました。


経済成長に繋がる市場での評価と併せて、環境負荷低減に関する下記の2つの取組みが評価され、この度、「持続可能な会社や社会の未来につながる VOC対策事例集」への選出に至りました。


1.ISO規格取得を機に、健全な作業環境づくりとVOC対策を強化

安全管理部門を設置し、2018年にISO9001規格を取得。製造工程の見直し等により、

主力製品のVOC使用量の80%削減に成功しました。


2.さらなる VOC 排出量削減の為、水性顔料箔の開発に着手

サプライチェーン全体の環境負荷軽減に配慮した資材に対する顧客ニーズへの対応を目指し、

2023年内の水性顔料箔開発を目指しています。

今回の事例選出を励みに、今後もサプライチェーン全体への影響を考えて、転写顔料箔をより多くのユーザー様にお届けできるよう、5月1日より、メルマガの配信をスタートいたします。転写顔料箔の特長や環境負荷低減ソリューションとしての可能性を具体的な事例を交えてお伝えしてまいります。


配信購読希望の方は、下記よりご登録いただけます。

■登録URLhttps://mail.os7.biz/add/XKQR


■関連リンク

経済産業省 近畿芸剤産業局「VOC対策事例集を公表しました」

https://www.kansai.meti.go.jp/3-6kankyo/R4fy/jirei_VOC20230125.html

 

■関西巻取箔工業株式会社(KANMAKI Co.,Ltd.)について

1952年京都にて創業。西陣織の金糸の製箔技術をルーツとする転写顔料箔の製造を行っています。

2019年経済産業省「始動 Next Innovator」において最優秀賞を受賞、2021年中小企業庁

「はばたく中小企業300」では、環境負荷低減の取組みや労働環境の安全性向上を評価され認定、

2022年京都市より持続可能な社会の構築に貢献し、ソーシャルイノベーションに取り組む企業として、

「これからの1000年を紡ぐ企業」認定など。

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会社概要

関西巻取箔工業株式会社

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URL
https://www.kanmaki-foil.com/
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市左京区大原戸寺町368
電話番号
075-744-2326
代表者名
久保 武久
上場
未上場
資本金
-
設立
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