製品マニュアル評価をもっと手軽にタイムリーに実施できるサブスクサービス「ManualDock2(マニュアルドック2)」6月14日発売。年間使用料94,000円~で製品マニュアルの本来の品質を可視化。
国際規格IEC82079-1の品質重要ポイントなどから構成された品質テンプレートを使用した評価で、25段階の格付け評価や品質改善のアドバイスも。評価はPCやスマホから簡単操作。
個別企業向けに「ManualDock2(シングルプラン)」94,000円~と、複数企業の評価を目的としたコンサル・代理店向けに「ManualDock2(マルチプラン)」166,000円~のプランをご用意しました。準備された品質テンプレートに沿って評価を実施することで、品質マップやレーダーチャート、不適合割合ランキングによる品質の可視化を実現します。利用企業の実評価データから算出されるマニュアル種別平均や製品カテゴリ平均とのリアルタイム比較で、自社製品マニュアルの立ち位置と本来の品質が見えてきます。改善が必要な品質項目には、専門家によるアドバイス情報が提供されますので、品質改善の指針として参考にして頂けます。
http://www.dhouse.co.jp/mdock/
本来のマニュアル品質を可視化。品質改善のアドバイスを実現。
開発の背景
従来のManualDock(50万円~)は、大手メーカー様向けに開発したクラウド型の製品マニュアル評価サービスで、既に多くの企業様にご利用頂いた実績がありますが、より多くのメーカー様に幅広く製品マニュアル評価サービスを有効活用頂くためには、機動性が高いサブスクリプション形式で、同等のQOSのサービスを低価格でご提供することが不可欠であると考え、ManualDock2の開発に至りました。
自社製品のマニュアル品質と、マニュアル種別平均や製品カテゴリ平均とのベンチマーク比較を行うことで、自社製品マニュアルの相対的な品質を把握できるようになります。将来的にはこのような平均値との比較のほか、品質統計や傾向分析の結果を、ユーザー企業様へマクロ情報としてご提供させて頂ければと考えております。企業が製品の一部としてのマニュアル品質への意識を高め、また、マニュアル本来の品質を可視化するための取り組みとして、自己評価であるミクロ的視点と平均値比較等によるマクロ的視点から、有益な情報をManualDock2のユーザー企業様へご提供させて頂きます。
サブスクリプション料金体制
年単位の登録料をお支払い頂くことで、登録期間中は評価データが保持され、データの閲覧や経年変化のモニタリングが可能で、「マニュアルアセスメントレポート」をリアルタイムに出力できます。また、複数回の評価実施後は、マニュアル改善のビフォーアフター比較や他社製品マニュアルとの比較、自社の同一製品群の平均品質との比較といった2者(評価)間の比較が可能になり、「品質比較レポート」を出力できます。
職場や自宅のPCや外出先のスマホからでも簡単操作
コロナ禍におけるリモートワークの広がりで、様々なIT環境下での業務の遂行が求められています。ManualDock2での評価者は、職場や自宅のPCからは勿論のこと、外出先のスマホからでも簡単に評価を行うことができます。
本来のマニュアル品質を可視化
評価結果から不適合割合ランキングや品質マップ、レーダーチャートによる本来のマニュアル品質の可視化を実現します。
不適合割合ランキングと対応指針の提供
不適合割合ランキングは、マニュアル品質を改善する上で、対応の優先度が高い項目から示しています。ここでの「適合割合」とは、適合している割合(定量的な評価)のことで、「適合品質」とは適合している箇所のクオリティ(定性的な評価)を示しています。個々の品質項目には重要度に加え、専門家による品質改善のための対応指針を参考情報として示しています。
品質マップの自動生成
品質マップは、横軸を適合割合(どの程度適合しているのか)、縦軸を適合品質(適合箇所のクオリティは)とで表現したもので、各品質項目の評価平均を品質マップ上にプロットします。
品質マップはマニュアル全体の品質を俯瞰して見るために利用し、「適合していない」エリア以外のプロット点は左下方向へ分布するほど品質が優れており、右上方向に分布するほど品質が劣っていることを示しています。
マニュアル種別や製品カテゴリ平均とのベンチマーク比較を実現
マニュアル種別や製品カテゴリ平均は、蓄積された実評価データから算出され、これらの平均値との間で自社製品マニュアルの品質をリアルタイムでベンチマーク比較できるようになります。また、製品シリーズのような特定グループ間で平均値を算出し、比較することも可能です。レーダーチャートは7(6+追加設問)つの品質カテゴリで表示され、レーダーチャートが外側に広がるほど、品質改善が必要であることを示しています。
客観的評価から製品マニュアルの本来の品質を可視化
ManualDock2では、複数評価者による評価を実現しています。
評価者は、標準で3名まで登録でき、オプションで1,000名までの評価者による評価が可能です。
評価者数が増えるほど、評価の客観性が高まります。
評価用に品質テンプレートをご用意
品質テンプレートはIEC82079-1の品質重要ポイントと普遍的な必須品質項目から構成されており、これに加え、貴社製品にユニークな品質項目を10項目まで追加可能です。
格付け情報のご提供
製品マニュアルの評価結果に応じて、25段階の格付け評価が行われます。
2者間(2評価間)比較を実現
マニュアル改善の前後で、ビフォーアフターの2評価間比較が可能です。
また、旧製品と新製品、他社製品と自社製品などの2者間(2評価間)で、マニュアル品質の比較が可能になり、「品質比較レポート」を出力できます。
利用できるレポート
単一評価の結果として「マニュアルアセスメントレポート」を出力できます。また、2者間(2評価間)の比較結果として、「品質比較レポート」を出力できます。
ご利用料金につきまして
製品マニュアル評価サービス「ManualDock2(マニュアルドック2)」のご利用料金は以下の通りです。
シングルプラン(個別企業評価)の場合は、
初回評価時に年間登録料(24,000円)と評価料金(70,000円)の合計94,000円をお支払い頂きます。
マルチプラン(複数企業評価)の場合は、
初回評価時に年間登録料(96,000円)と評価料金(70,000円)の合計166,000円をお支払い頂きます。
また、これらに加え、評価者の追加時に追加料金が発生致します。
詳細につきましては、下表をご覧ください。
※シングルプランは一企業評価向けのサービスで、製品メーカー向けとなります。
※マルチプランは複数企業評価向けのサービスで、製品メーカー、代理店(マニュアル制作会社、印刷会社、翻訳会社、コンサルティング会社、製品販売代理店、保険会社、保険代理店、各有資格者ほか)向けとなります。
今後の展開
ニーズに合わせて、追加品質項目数の調整を実施して行きます。また、IEC82079-1の規格の改訂に合わせた品質テンプレートの更新を実施致します。さらに、実評価データから得られる品質と品質改善のための様々な統計情報を、ManualDock2のユーザー企業様にご提供させて頂きます。
開発者 本間俊明(代表取締役)コメント
各メーカーの製品マニュアル作成業務をご依頼頂く中で、企業のマニュアル制作担当者様から様々なお悩みをお伺いしてきました。中でも、人事異動や退職等による担当者の交代や、大幅な仕様変更や法規制の改定に伴うマニュアル改版時に品質が維持されていないケースや、マニュアル品質の最終決定や改善行為が客観的視点からなされず、費用はかかるが堂々めぐりの対応となり、継続的な改善に至っていないケースが多く見受けられました。各メーカー様が、コストを抑え、本来のマニュアル品質を見失うことなく、マニュアル改善を継続的に実施して頂くために、ManualDock2を開発致しました。
会社概要
社名:株式会社ドキュメントハウス
本社所在地:東京都八王子市めじろ台3-15-1
代表取締役:本間俊明
事業内容:医療機器、産業機械、家電製品の分野の各種マニュアル・技術文書類制作・多言語翻訳、マニュアル品質評価、企業リスク評価ほか
設立:1989年6月
HP:http://www.dhouse.co.jp/
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成
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