日本の就活を、「焦り」から「熟考」へ。
〜長期的な関係を築く新たな採用システム「MusePass」登場〜
採用活動の早期化によって生まれたのは「流れに乗らないとチャンスがなくなる」という企業と学生双方の「焦り」の気持ち。焦りから、迷いの途中段階で就職先を決めてしまう学生たちも数多くいます。そうして生まれるのが「内定辞退者」たち。当然その中には「辞退しなければよかった」と悔いを残す学生も。「内定辞退者」を「もう二度と縁のない人」ではなく「引き続き優秀な人材候補者」であると、企業が長期的な関係・視点で捉えることができれば、社会はどう変わるだろうか。就活の本質的な姿勢である「熟考=Muse」。これを可能とする新たな採用システムが日本でスタートします。
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最新の採用市場動向と課題
採用市場は年々変化しており、特に近年は早期化・通年化が進んでいます。これにより、企業と学生の双方に新たな課題が生じています。企業側は早期内定の競争に巻き込まれ、候補者確保の難易度が上昇。一方、学生側は十分なキャリア検討の時間を持てず、「焦り」による選択を迫られる状況にあります。
(1) 求人倍率の上昇と売り手市場の継続
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リクルートワークス研究所調査によると、2025年卒の求人倍率は1.75倍(前年1.71倍)と上昇
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企業の採用意欲は高まり、一人あたりの求人数が増加
(2) 採用活動の早期化と長期化
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HR総研の調査によると、大企業の54%が卒業前年の年内に面接を開始
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内定出しも「2月」までに行う企業が6割近くに達し、選考の前倒しが進む
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早期化により、学生は十分な自己分析や企業研究を行えないまま、内定を承諾するケースが増加
(3) 「内定ブルー」の深刻化と内定承諾後の迷い
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日本の人事部調査によると、内定承諾後に不安を抱える学生は約65%
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「本当にこの企業でいいのか?」と迷い、就活を継続する学生が多数
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「とりあえず内定を承諾したものの、後から別の選択肢を模索する」という動きが常態化
内定者の悩みについての調査;https://lp.musepass.space/news/Research1
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(4) 内定承諾書の形骸化と辞退率の上昇
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マイナビ調査によると、法的拘束力がないため、内定承諾書を提出しても辞退が可能
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企業側もオワハラ(就活終われハラスメント)を避ける傾向が強まり、学生の自由度が増している
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企業は内定者フォローの重要性を再認識し、新たな採用施策を模索する動きが加速
こうした課題の中で、企業は短期的な採用競争だけに注力するのではなく、長期的な視点で人材との関係を築くことが重要になっています。
長期的な採用の視点が必要な理由
【長期的な採用戦略の重要性】
内定辞退は、企業と候補者の関係が完全に終わるものではありません。学生の多くは、迷いながら就職先を決めており、時間が経つことでキャリア観が変わることもあります。そのため、企業が短期的な採用競争にこだわるのではなく、長期的な関係を築くことで、将来再び出会う可能性を高めることができます。短期間での決断を求めるのではなく、候補者が熟考した上で最適な選択をできる環境を整えることが重要です。
(1) 早期化に適応しつつ、長期的な視点を持つ
学生は早く決めざるを得ないが、キャリアを本当に考え始めるのは社会に出てから。そのため、企業は短期的な採用競争にとらわれず、候補者が納得したタイミングで選ばれる可能性を高める環境を整えることが重要となります。
(2) 内定辞退を「終わり」ではなく「新たな可能性」と捉える
辞退後に「やっぱりあの会社が気になる」と思うケースは多い。企業が再チャレンジの機会を提供することで、候補者がキャリアを見直した際の選択肢を広げることができます。
(3) 短期の合否判定ではなく、長期的なキャリアのパートナーとして関係を築く
就活の早期化に流されるのではなく、企業は長期的な視点で採用活動を設計し、候補者と継続的な関係を築くことで、将来的な人材確保の可能性を高められます。
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長期的なキャリアパートナーとしての採用環境を実現するサービス「MusePass」
採用市場の早期化や内定辞退の増加は、企業と学生双方に影響を与えています。短期的な採用競争では解決できないこの問題に対し、MusePassは「焦り」ではなく「熟考」に基づいた採用を実現し、持続可能な採用環境をつくるために生まれました。
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会社情報・問い合わせ先
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会社名:街ツク株式会社
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代表者:代表取締役社長 小谷 真功
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設立:2021年11月
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問い合わせ
電話: 050-5497-9122(平日10:00~18:00)
メール: is.inside@machitsuku.jp
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