「100年先も選ばれる医院へ」愛媛県松山市の大谷歯科矯正歯科が、組織拡大の壁を乗り越えた「スタッフ育成の仕組み」を講演
愛媛県松山市の医療法人丹心会 大谷歯科矯正歯科(理事長:大谷 淳二)は、2025年6月11日に開催された人事評価制度「DoctorHR」に関する医療機関経営者向けセミナーに登壇しました 。事業承継後の組織拡大期に直面したマネジメントの課題に対し、いかにしてスタッフの主体性を引き出し、チーム力を最大化させてきたか。その鍵となる「評価制度を通じた育成の仕組み」について語り、参加者からは「リアルな実践事例が参考になった」「評価制度の必要性に気づけた」など多数の反響が寄せられました 。

■なぜ、組織拡大と共に「人の問題」が起きるのか
親子2代で築き上げてきた50年以上の歴史を持つ大谷歯科矯正歯科は、事業承継を機に新たな成長段階を迎え、組織を大きく拡大させました。しかし、スタッフが10名、20名と増えるにつれて、理事長一人ですべてのスタッフを公平に評価するのは困難になりました。個人の頑張りが正当に評価されない状況は、スタッフのモチベーション低下を招き、組織としての一体感を損なう大きな要因となっていました。
■解決の鍵は、貢献度の「見える化」と「納得感」
大谷理事長が目指したのは、理事長の感覚や印象ではなく、客観的な基準で評価される仕組みづくりでした。その解決策として、人事評価制度「DoctorHR」を導入。医院が大切にする価値観(マインド)やスキルへの貢献度を「見える化」し、スタッフ一人ひとりの成長と医院のビジョンを結びつける環境を構築しました。
DoctorHRの客観的なデータを介することで、理事長からは見えにくい「組織に対する本当の貢献」や「マインド面」での成長をすくい上げることが可能となり、より実態に即した評価へと繋がっています。
■セミナー参加者から共感と称賛の声
参加者からは高い評価を受け、特に大谷理事長の真摯な姿勢に多くの共感が集まりました。成功事例だけでなく失敗談も包み隠さず語られたリアルな内容は、「成功医院のトライ&エラーが参考になった 」と好評でした。
また、スキル偏重ではない「マインド」を重視した育成方針や、「新たな評価制度を導入するにあたり『評価が低くても、それは人格の評価ではない』と伝え続けることでスタッフに安心感をもたらすことが素晴らしい 」といった声があり、客観的な評価制度がもたらす組織への影響を再認識する機会となりました 。
■理事長 大谷 淳二のコメント
「医院の成長は嬉しい反面、スタッフが増えるほど、一人ひとりの頑張りを正しく評価することの難しさを痛感していました。私が目指したのは、誰もが自身の成長と貢献に対する評価を実感でき、やりがいを持って働ける環境です。価制度を整えたことで、スタッフとの対話がより前向きなものになり、組織としての一体感が生まれました。『100年続く医院』の土台は、まさにここにあると考えています。」
■講師プロフィール
医療法人丹心会 大谷歯科矯正歯科 理事長 大谷 淳二(おおたに じゅんじ)
2001年に愛知学院大学歯学部を卒業後、2005年に広島大学大学院 医歯薬学総合研究科にて歯学博士を取得。2007年より広島大学大学院 助教を務め、2009年からはカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の客員教授を歴任する。
2013年に現職である医療法人丹心会 大谷歯科矯正歯科の理事長を務める。院内での診療や組織運営に力を注ぐ傍ら、愛媛大学医学部附属病院および長崎大学歯学部の非常勤講師として後進の育成にも尽力。また、世界インプラント矯正歯科学会(WIOC)理事や日本顎変形症学会の評議員なども務め、国内外で幅広く活動している。
【主な資格・所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
日本口腔インプラント学会
日本歯周病学会
日本舌側矯正歯科学会
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