【39社調査】SEO対策の費用平均/相場は?中小ベンチャー・大企業に月額コストを聞いてみた

「他の会社は、毎月どれくらいの費用をSEO対策に割いているのか?」は気になりますよね。
そこで株式会社CIOでは、中小ベンチャー・大企業を対象とした合計39社に、SEO対策の月額コストを調査してみました(業種や売上規模に関わらず無作為に調査を実施)。
記事後半では、一般的なSEO対策の費用相場はどの程度なのか?から、外注する際に知らないと怖い注意点まで解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
■結論■
SEO対策の費用平均
┗ 5万円以下:5.1%
┗ 5万円~10万円:12.8%
┗ 10万円~20万円:33.3%
┗ 20万円~30万円:30.8%
┗ 30万円~50万円:10.3%
┗ 50万円~100万円:5.1%
┗ 100万円以上:2.6%
SEO対策の費用相場
┗ SEO内部対策:10万円~50万円
┗ SEO外部対策:10万円~50万円
┗ SEO記事制作:1記事5,000円~5万円
┗ オウンドメディア運用代行:30万円~100万円
┗ SEOコンサルティング:30万円~100万円
関連記事:【保存版】自分でできるSEO対策23選!何をすればいいのか?やり方を初心者向けに徹底解説
毎月のSEO対策の費用平均は?

中小ベンチャーと大手企業を対象とした合計39社に「毎月のSEO対策の費用平均は、どのくらいか?」と調査した結果をまとめると以下の通りです。


金額 |
割合 |
5万円以下 |
5.1% |
5万円~10万円 |
12.8% |
10万円~20万円 |
33.3% |
20万円~30万円 |
30.8% |
30万円~50万円 |
10.3% |
50万円~100万円 |
5.1% |
100万円以上 |
2.6% |
最も多い割合となったのは、「10万円~20万円:33.3%」という結果になりました。
次に多い割合が「20万円~30万円:30.8%」でしたので、全体の60%以上が月額10万円~30万円程度の予算でSEO対策へ取り組んでいることが分かりました。
関連記事:【10選】オウンドメディアの失敗事例!意味ない運用にならないコツまで徹底リサーチ
調査結果を引用する際は「株式会社CIO調べ」に加え、サイトURL(https://cio-seo.co.jp/)をご記載ください。
SEO対策の費用相場は?

次に、一般的なSEO対策にかかる費用相場を見ていきましょう。

パッケージ |
費用相場 |
SEO内部対策 |
10万円~50万円 |
SEO外部対策 |
10万円~50万円 |
SEO記事制作 |
1記事5,000円~5万円 |
オウンドメディア運用代行 |
30万円~100万円 |
SEOコンサルティング |
30万円~100万円 |
※サイト規模や業種により変動します。
それぞれ詳細を解説していきます。
|費用相場①:SEO内部対策(10万円~50万円)
SEO内部対策の主な役務提供は以下の通りです。
-
TDHの最適化
-
サイト構造の最適化
-
内部リンクの最適化
-
画像や動画の最適化
-
ソースコードの最適化
などなど。
サイト内構造を適切に設計することで、インデックス率の向上やアクセスUPといった効果を見込むことが可能です。
株式会社CIOでは、上記内容をリライト代行のパッケージにて、「1記事当たり3万円~/ショット」という形式で受け付けています。一般的には、月額10万円~50万円で半年契約~が多いですが、弊社では期間縛りはございません。
|費用相場②:SEO外部対策(10万円~50万円)
SEO外部対策の主な役務提供は以下の通りです。
-
被リンク獲得
-
サイテーション獲得
-
指名検索の回数UP
-
SNSメディアの活用
-
インフルエンサーの活用
などなど。
サイト外部の対策を講じることで、外部からの流入を増加させたり、サイトパワーを向上させたりするのが目的です。SEO対策の中でも、重きを置くべき対策の1つと言えるでしょう。
株式会社CIOでは、「一方方向からの被リンク獲得、サイテーション獲得、ブランド認知度向上、AIO対策」になるクローズドサービスを展開しています。
初月10万円、次月以降は成果報酬制という形式で提供中。ご興味のある場合は、お問い合わせくださいませ。
※現役アフィリエイターだからこそ知っているノウハウを応用した業界初サービス群です。メディアを保持せずともSEOに取り組める施策などのご用意もあります。
|費用相場③:SEO記事制作(1記事5,000円~5万円)
SEO記事制作の主な役務提供は以下の通りです。
-
キーワード選定
-
ベンチマーク調査
-
記事の骨格作成
-
コンテンツ作成
-
画像作成
-
メタタグの設定
-
CMS等への入稿作業
などなど。
ただ単純に記事を書くのではなく、目的から逆算的にキーワードを選定、ストーリ設計をしたうえで記事の骨格を作り、CTAに落とし込むライティングを実施するのがSEO記事制作です。
株式会社CIOでは、キーワードからコンテンツ作成まで一気通貫で文字単価10円となっています。追加費用は発生せず、完全文字単価の分かりやすい仕様にしています。
『スマートAIライティング』という文字単価2円~で、同様の役務提供が可能なパッケージもございます。詳細は下記ページをご覧ください。
|費用相場④:オウンドメディア運用代行(30万円~100万円)
オウンドメディア運用代行の主な役務提供は以下の通りです。
-
(メディア立ち上げ)
-
サイト戦略設計
-
SEO内部/外部対策
-
コンテンツ制作
-
CROリライト施策
-
メディア運用保守
などなど。
オウンドメディアの運用を丸投げする形式です。必要に応じて、コンテンツの作成やCROリライト施策の実行、他にもSEO内部対策やSEO外部対策を実行します。
株式会社CIOでは、月額15万円にてオウンドメディア運用代行を実施しています。ただ、コンテンツ制作費用は含まれていませんので、オプションとして提供しています。
|費用相場⑤:SEOコンサルティング(30万円~100万円)
SEOコンサルティングの主な役務提供は以下の通りです。
-
メディアの現状分析
-
キーワード戦略の提案
-
SEO内部/外部対策の提案
-
メディアの効果測定
-
SEOトレンドレポートの提示
-
オンラインMTGによる壁打ち
などなど。
メディア運営の目的を定義したうえで、SEO対策の全体像から施策の優先順位を付ける、および具体的な実行内容を提案するサービスです。他にも、壁打ち役となり、伴走支援する意義もあります。
株式会社CIOでは、サイト健康診断をショットで50万円、壁打ち相手となるSEOライト顧問を月額20万円で受け付けています。
毎月10社限定ですが、60分1万円のスポットコンサルも受付中。サイトの方向性や戦略定義、SEOに関する壁打ち、SEOベンダー選びの困りごとなど、SEOにまつわる相談室的な立ち位置となります。
※無料としたところ依頼が殺到してしまったので、限定10社にて有料化しております。
SEO対策の費用相場のおける注意点

次に、SEO対策の費用相場における注意点を解説します。意外と落とし穴があるので注意しましょう。
-
セット売りケースが多い
-
文字単価にKW選定が含まれないケースが多い
-
業務の再委託は「あり/なし」かを知っておくべき
-
既存パッケージに当て込むのが最適解とは限らない
順番に解説します。
|注意点①:セット売りケースが多い
SEO対策はセット売りが多いです。
例えば、記事制作だけ依頼しようとすると、コンサルティングが付随したり、サブスク利用のツールが付随したりなど。SEOベンダーも商売ですので、当たり前かもしれませんがクロスセルが多いです。
とはいえ、セット売りが有効なケースもあれば、担当者のKPIの兼ね合いでセット売りを提案されるケースもあります。なので、本当に自社のためなのか?KPIのためなのか?は判断が必要でしょう。
|注意点②:文字単価にKW選定が含まれないケースが多い
似たような話ですが、記事制作にはキーワード選定の費用が含まれないケースが多いです。
多いのは、キーワードは自社で用意するケース、キーワード選定は別料金で30万円~ほどかかるケースですね。
なので、文字単価でみれば5円くらいで安いけれど、結局記事を書き始めると、文字単価が20円近くになっていた。なんてケースは良くあります。
価格優位性の見せ方として、敢えてパーツ分解をして、文字単価やサービス単価を下げる手法はあるあるの業界ですので、諸々の費用でいくらなのか?という観点を持ちましょう。
|注意点③:業務の再委託は「あり/なし」かを知っておくべき
また、業務の再委託はするのか?、実際に誰が担当するのか?も要確認です。
会社の実績や代表の経歴で集客・セールスするものの、実際の役務提供はクラウドソーシングのライターさんに文字単価1円で外注しているケースは普通に存在します。
他にも、毎月の投下金額が少ないプロジェクトの場合、社内の若手人材の育成のためにOJTとして活用されるケースも多いでしょう。
なので、実際に担当する人は誰なのか?は注意が必要。SEOはスキル依存が激しい業種ですので、実績のある会社でも担当者によって、当たりハズレはかなりある印象です。
|注意点④:既存パッケージに当て込むのが最適解とは限らない
SEOは総合格闘技です。
やるべき施策が山のようにありますし、SEO自体が常に進化を続けています。直近では、AIO対策も欠かせないフェーズに突入してきました。
だからこそ、既存のパッケージに当て込むのが最適解とは限りません。フラットにマーケティングの全体感を見て、SEO対策を含め何をすべきか?を考えていく必要があります。
なので、柔軟なパッケージを提供できるか?も大切な観点になってくると言えます。
ちなみに株式会社CIOは完全オーダーメイド制。既存パッケージでの役務提供もあれば、そもそも業界に存在しない座組を構築して推進しているケースもあります。
SEO対策の費用平均/相場は?:まとめ
SEO対策の平均費用や相場は、メディア規模や業種により、大幅に変動しますので、あくまで参考値と認識しておくのがおすすめです。
また、既存パッケージに当て込むやり方では、効果的なメディアグロースを実現できない可能性もあるため、SEOベンダーに判断を任せつつも、自社にて見解を出していくのも大切です。
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