【生成AI×教育】調査 去年の大学受験生、今なら62%が入試に向け生成AIを活用したいと回答。実際の活用率は37%。

Hanji株式会社

AIチューター「Knock」を運営するHanji株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:村田洋佑)が運営する「Knock 教育AIラボ(https://note.com/knock_lab )」では、2025年に大学に入学した大学1年生に対し、受験での生成AIの活用についてアンケート調査を2025年10月に行ないました。以下、概要をご報告します。

結果概要

  • 今高校生や受験生だったら生成AIツールを受験のために「頻繁に」または「時々」使用したい、と回答したのは62%。実際の大学入試において生成AIツールを「頻繁に」または「時々」使用した、と回答したのは37%だった。生成AIの利用率自体が年々上昇していること、また大学生活で活用した経験によって、活用意向が高まっていると考えられる。

  • 生成AIを実際に活用した科目TOP3、今受験生だったら使いたい科目のTOP3は、どちらも1位「英語」2位「数学」3位「小論文」であった。英語は文系・理系どちらも必要な科目であることから1位となった。現在、文系学部に通う学生が約5割いたが、それでも数学が2位にランクインしており、数学の学習中のサポートに対するニーズの高さがうかがえた。

  • 今ならこう使いたいという使用用途のTOP3は1位「自分の書いた解答の添削」(68%)2位「問題の解答解説やヒントの提示」(63%)3位「教科書等の内容についての解説の提示」(37%)。対話しながらヒントを提示してもらったり、面接対策を行ったりするという、生成AIならではの使い方がランクインした。

  • 受験において人の方が頼りになると思う点の1位は「やる気を出させること、モチベーションを上げること」(48%)で2位は「自分の性格や強みを見たうえでのアドバイスをくれること」(45%)、3位は「自分では思いつかない進路を提案してくれること」(34%)であった。

  • 生成AIツールを受験に活用するうえで特に良いと思う点TOP3は、1位「すぐに答えが返ってくる」(66%)、2位「24時間いつでも使える」(59%)、3位「間違えても恥ずかしくない」(44%)であった。学校や塾で先生に質問できないタイミングでも質問ができること、また、同じ質問や細かい質問をしても恥ずかしくないという点で評価されていることがうかがえる。

  • 受験における生成AIツールの活用での注意点は、「生成AIの回答は間違っている場合があると意識すること」(61%)など、「依存しすぎないようにすること」(61%)などがあがっており、十分なリテラシーを持っていることがうかがえた。

結果に対する考察 Knock 教育AIラボ 所長 辻本直人

今回の調査では、回答した大学1年生の62%が今受験生だったら生成AIを受験のために使いたいと回答しており、生成AIの学習での活用が浸透している様子がうかがえました。2025年に実施された調査*1では、10代の生成AI利用率は59%であり、日常的に生成AIを利用する層は受験でも同じように利用したいという意向だと推察されます。

生成AIに対する子どもたちのリテラシーは比較的高いこともうかがえました。受験における生成AIツールの活用での注意点として61%が「生成AIの回答は間違っている場合があると意識すること」と回答し、ハルシネーション(生成AIが事実に基づかない情報を生成してしまう現象)への理解がありました。現役受験生である後輩へのアドバイスを聞いた設問でも「信用し過ぎず、適度な距離感を保って使う」「あくまで参考程度に使う。情報は確実では無い」など、注意点を述べる回答者が多数見られました。大学生の84%が生成AIツールを日常的に利用しているという調査結果*2もあることから、自身の利用経験を踏まえてのアドバイスだと考えられます。

近年は受験方式が多岐にわたり、また受験シーズンも9月から3月と長期戦になっています。大学全入時代において大学側も優秀な学生を獲得すべく、今後もさまざまな入試形式が生み出され、導入されていくでしょう。そのため、受験生は個人ごとに異なる受験戦略を立てたり、年内入試に挑む場合には志望動機書や面接の準備も並行して行ったりなど、個別化・複雑化した受験準備を効率的に進めていくことが求められています。今回の調査回答からは、学生側もこういった状況に適応すべく生成AIの活用をすすめていると推察できます。

活用スキルが高い学生も現れています。後輩へのアドバイスを聞いた設問で、このプロンプト(指示)を入れるとうまく使える、といった非常に具体的なアドバイスをする学生もおり、今後は単に使うだけではなく、いかにうまく使うかが受験の準備においても重要になると考えられます。生成AIを活用したサービスは増加しているので、学習専用、総合型選抜専用、学習計画専用など、特別なスキルがなくても使いこなせる個別の学生向け生成AIツールも今後増えていくでしょう。既に6割の学生が生成AIを大学受験に活用した方がいいと回答していますので、生成AIを活用した学びや受験準備は近い将来、今よりもさらに一般化していくと予想されます。

さらに詳細は「Knock 教育AIラボ」に掲載していますので、あわせてご覧ください。

*1 LINEリサーチによる2025年7月発表の調査結果より

*2 株式会社イマーゴによる2025年7月発表の調査結果より

個別結果

【生成AIの受験での活用推奨度と実際の活用度】

【大学受験でおすすめのAI活用法】

【大学受験で生成AI活用がおすすめの科目】

【受験において人の方が頼りになると思う点】

【生成AIツールを受験に活用するうえで特に良いと思う点】

【受験における生成AIツール活用での注意点】

<調査内容>

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査期間:2025年10月26日~10月31日

■調査対象:2025年に大学に入学した18歳から20歳までの学生

■有効回答数:205人

割合は四捨五入しており、総数と内訳の計が一致しない場合があります。

本調査の内容を引用する場合は『Knock 教育AIラボ』による調査であることがわかるようにご記載くださいますようお願いいたします。

<Knock 教育AIラボについて>

AIチューター「Knock」を開発するHanji株式会社が運営し、生成AIの教育現場での活用を主題として調査研究を行うラボです。独自の調査や有識者との意見交換、生成AIの活用事例の紹介などを行うことで、教育✕生成AIの未来について議論する場所になることを目指しています。

<Hanji株式会社について>

設立:2023年12月26日

オフィス所在地:東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 907

代表取締役CEO:村田 洋佑(むらた ようすけ)

事業内容:中高生向けのAIチューター「Knock」の開発・提供

コーポレートサイト:https://hanji.inc/

AIチューター「Knock」公式サイト:https://knock-snap.jp/

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会社概要

Hanji株式会社

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URL
https://hanji.inc/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区毛利 1-10-2-204
電話番号
-
代表者名
村田洋佑
上場
未上場
資本金
1億5240万円
設立
2023年12月