長浜市が「スマート広報」を一般公開 〜行政DXの実証実験で、市民により届く広報を実現
POTETO Designが開発した広報DXツール「スマート広報」が、長浜市で一般公開。市の実証実験で市民がより簡単にスマートフォンで市政情報を閲覧できる仕組みを導入。AIを活用したツールを導入。
株式会社POTETO Design(代表取締役:藤田健登)は、滋賀県長浜市(市長:浅見宣義)と共同で進めてきた実証事業の取り組みを経て、同市の広報紙の内容が市民により簡単に届く「スマート広報」を一般公開したことをお知らせします。
本事業は、同市のPDFの広報紙をスマートフォン最適化された記事形式に自動変換し、より多くの市民にわかりやすく行政情報を届けることを目的とした取り組みです。
本実証実験は「令和7年度長浜市第2期DX実証実験プロジェクト」の一環であり、滋賀県長浜市と連携し、長浜市の広報DXに取り組むものです。弊社の行政広報専用サービス「スマート広報」とバナー制作サービス「POTETO Design」を連携させる、全国初の実証実験となります。
詳細は、2025年8月28日の長浜市 市長定例記者会見にて発表されました。
詳細:(滋賀県長浜市)長浜市×POTETO Designで自治体広報DXに関する実証実験を開始しました。

長浜市の現状課題と期待すること
長浜市の広報紙「広報ながはま」は、紙を前提として作成され、全戸配布とともにPDFとして市ホームページに掲載、さらにLINE公式アカウントで周知されています。
しかし、PDFはスマートフォンで閲覧すると文字が小さく読みにくくなるため、可読性に課題がありました。今後の配布体制の見直しも視野に入れ、デジタル化による以下の実現を目指します。
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年齢等を問わず誰もが見やすく便利と感じる広報
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紙媒体に関心の薄い層にも届く広報
 
また、市民満足度や職員の業務負担への影響、LINE友だち数の増加効果についても検証します。
実証実験の概要
本実証実験では、弊社の行政広報専用のサービス「スマート広報」とバナー制作サービス 「POTETO Design」を活用します。
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スマート広報では、紙ベースの広報紙をスマホで読みやすいウェブ記事に自動で変換します。広報紙のPDFデータをOCRで自動解析し、スマホに最適化された、ウェブ記事を自動生成します。
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POTETO Designでは、AIとデザイナーを活用して記事の情報を要約したバナーを最短20分で制作し、ウェブ記事に掲載します。重要な情報は内容が要約されたグラフィック付きでパッと理解できます。
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実証期間中には、事前・事後アンケートを実施し、ウェブ記事の閲覧数や可読性等に関する満足度、ウェブ記事化に係る職員作業・確認工数などの検証を行っていきます。
 
スマート広報とは
スマート広報は、自治体の広報紙を「見やすく」「読みやすく」届けるサービスです。
スマートフォンやパソコンから、いつでもどこでもアクセスでき、発行されたその日からすぐに読むことができます。 自治体と一緒に、住民の暮らしに寄りそう広報紙をお届けします。
現在、長浜市で実証実験が開始されており、他にも今年度中に複数の自治体で実証実験を実施する予定となっています。

この度、長浜市の広報紙情報を掲載する、スマート広報が公開となりました。
・https://smartkoho.com/nagahama-city
・https://smartkoho.com/nagahama-city/nagahama-2025-11-01

POTETO Designとは
POTETO Designは、行政機関向けのAIを活用したグラフィック作成サービスです。行政職員の方がPDF・URL・文字入力をするだけで、最短20分でバナーを作成できます。
行政職員の方が手軽にバナーを作成できることのサポートを通じ、行政情報を「わかりやすく」必要な人に「届ける」ためのサポートを行います。

POTETO Designとは
(1)AIとデザイナーを融合した高速バナー生成
行政職員が文字情報を入力するだけで、最短20分で、正確かつ視認性の高いバナーを制作可能です。
(2)誰でも、いつでも、すぐに利用可能
専門的なデザインスキルが不要で、行政職員の方が負担なくデザイン工数を大幅に削減できます。
(3)業務効率とコスト削減の両立
職員のデザイン作業を他の業務へシフトでき、職員1名分のコストで数百〜数千万円規模の人件費削減が実現可能になります。
これまで経済産業省・防衛省・奈良県三宅町などを含む30以上の行政機関でご活用いただいています。静岡県庁では現在180課以上が登録しているサービスとなります。

関係者からのコメント
長浜市 未来創造部 秘書広報課 広報室 今井 伝憲 様のコメント
市民に「届く」広報を目指し、本実証実験を通じて、多様な世代が行政情報にアクセスできる仕組みを整えました。今後もより多くの方に市の取り組みを身近に感じてもらえるよう努めます。
株式会社POTETO Design 代表取締役 藤田 健登 のコメント
行政広報がスマートフォンの時代に適応する第一歩を、長浜市とともに実現できたことを嬉しく思います。今後も、全国の自治体で「広報DX」の推進を支援していきます。
<関連するプレスリリース>
・(佐賀県玄海町)佐賀県玄海町で広報支援業務を実施し、LINE公式アカウントの友達増加と広報ガイドラインを作成。
・(経済産業省)産構審経済産業政策新機軸部会 中間整理 におけるグラフィカルサマリーの制作
・(防衛省)合計約370ページの「国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画」等の主要なポイントを8枚のグラフィカルサマリーに。Twitterでは85万回以上の閲覧、2,300件以上のRTを記録。
・(奈良県三宅町)広報誌はアンケート回答者の8割の方がわかりやすいと回答。給付金の申請数も3倍に
株式会社POTETO Designについて
会社名:株式会社POTETO Design
代表者 :藤田 健登
所在地:東京都渋谷区
設立 :2024年9月
コーポレートサイト:https://poteto.media/government/
事業内容:行政機関の広報、PR、マーケティング等活動の支援、補助業務。また、AIも活用した行政機関向け画像生成サービス「POTETO Design」の開発、提供の支援。これまで30以上の行政機関が利用。現在は、長浜市と自治体広報DXに関する実証実験を実施中。
お問い合わせ先
株式会社POTETO Design 代表取締役 藤田 健登
・電話番号:03-6822-6646
・メールアドレス:info@poteto.media
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