医療機器ベンチャーのmediVR、令和5年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞

株式会社mediVR

株式会社mediVR(本社:大阪府豊中市、代表取締役社長:原正彦)は、知財活用ベンチャーとして令和5年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞しました。
 

「知財功労賞」は、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献した個人ならびに制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献した企業を特許庁が表彰する制度です。4月18日の「発明の日」に表彰式が行われます。


mediVRは大阪大学との産学連携により開発したVRリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ」において、「マルチチャネルバイオフィードバックシステムによって脳の再編成を促す技術」や「VR酔いを予防するための技術」など16の特許技術を有しています。特許を活用した製品販売戦略や競合対策、社内教育体制、海外展開を視野に入れた計画的な取り組みが受賞につながりました。

具体的な受賞のポイントは以下のとおりです。
①社長自身が知財に非常に精通しており、ほぼすべての特許出願において面接審査を活用して社長自ら特許庁の審査官とディスカッションし、海外でも通用可能な強い特許を取得するなど、経営と知財を一体で検討している。
②社内研修として、審査官、審判官との面接の同席や明細書、補正書の作成に参加することで、全社員のリテラシーを高めている。さらに、すべての社員がJ-Platpat等を用いてアイデアの新規性に関する検証ができるレベルに達することができるよう、教育体制が整備されている。
③将来的に取得可能な知財をリスト化し、20年の権利有効期間を適切にオーバーラップさせながら数年毎に新規特許取得を繰り返していく知財戦略を進めており、長期的な知財戦略を立案・実行している。

ベンチャー企業だからこそ世界で戦える技術力を持ち続けることが求められる現代において、mediVRはこれからも知財を活用したビジネス戦略を推し進め、日本経済と医療の発展に貢献して参ります。


■株式会社mediVRについて
株式会社mediVRは、「自分らしいからだと暮らしを取り戻したい」と願う患者様と、患者様に寄り添う医師・セラピストを応援する医療機器ベンチャーです。循環器内科医の原正彦が、脳梗塞や脳出血後に後遺症が残り自宅に帰れなくなってしまった患者様を多数見るなかで、「リハビリにVR を取り入れることで改善できないだろうか」と考えmediVRカグラを開発しました。2018 年、経済産業省が主催するジャパンヘルスケアビジネスコンテストで最優秀賞を受賞し、J-Startup に選出。2019 年より全国の大学、リハビリテーション病院や介護付き有料老人ホーム、デイケア施設に向けて販売を開始しました。2022年には業界初の成果報酬型自費リハビリ施設「mediVRリハビリテーションセンター」を大阪と東京にオープンし、2023年には第31回日本医学会総会のピッチコンテストで優秀賞を受賞しています。

<会社概要>
設立:2016 年6月
URL:https://www.medivr.jp/
所在地:大阪府豊中市寺内2 丁目4 番1 号 緑地駅ビル3 階
事業内容:リハビリテーション用医療機器の販売

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社mediVR 広報室
電話:06-6151-4008 Mail:kouhou@medivr.jp

■使用機器に関する情報
販売名:mediVR カグラ
規制区分:クラスⅠ 一般的名称:測定機能付自力運動訓練装置
医療保険償還上の取扱い:該当しない

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URL
https://www.medivr.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府豊中市寺内2丁目4番1号  緑地駅ビル3階 株式会社mediVR 本部オフィス
電話番号
06-6151-4008
代表者名
原正彦
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
2016年06月