ポストコロナの視点:女子学生の飲酒習慣の実態を調査<ガクセイ協賛>
コロナ禍で進む女子学生の飲酒習慣の二極化
株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、当社が運営する「ガクセイ協賛」を通して日本全国の女子学生を対象に飲酒習慣の実態に関する調査を行いました。調査の背景、調査結果の概要および詳細は以下の通りです。
調査の背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。
調査結果の概要
【調査概要】
○調査期間:2021年8月12日(木)~2021年8月22日(日)
○調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
○調査方法:インターネット調査
○対象者数:成人の女子学生(4年制・短期大学、専門学校含む)502名
○その他:過去1.5年以内の飲酒実態が対象
調査結果の詳細
オンライン飲み会の昨年比の増減の具体的理由を聞いたところ、増えた理由としては「飲食店が酒類の提供をしていない」「時短営業などの対応をとっているから」、減った理由としては「昨年に比べると、感染症対策をしながら直接会う機会が多くなったから」「飽きてしまった」が目立った回答となった。
また、飲食店で飲むときは何次会まで行うかという設問では、「1次会」という回答が54.4%と最も多く、次いで「2次会」の40.6%、「3次会」は3.8%、「4次会」は1.3%という結果となった。
1カ月のお酒にかける平均予算の最多は3,000円以下で68%を占め、そのうち「一切かけない」という回答は8%だった。オフラインの飲み会が減少しているとともに、コロナ禍で大学生が以前と同じようにアルバイトできない状況もあり、財布の紐が堅くなっている現状は致し方ないといえる。
また、誰と飲むことが多いか聞いたところ、最も多いのは「友人」で55%だった。「家族」の21%に次いで、「ひとりで」飲むという回答は15%であった。コロナ前と現在とでひとり飲みの割合は大きく増加していると推測される。
その他にあった解答例:
・「休みの日への切り替えスイッチのようなもの」(熊本県、3年生)
・「無くても良いものであるが周りの人が飲んでいると気になる」(山口県、3年生)
・「限度をよく理解して飲まなければいけないもの」(大阪府、2年生)
・「節度を持っていれば楽しいもの」(東京都、4年生)
・「コロナ前は人とのコミュニケーションのためのものと思っていたが今は1人で気分転換するためのものになってきている。」(東京都、3年生)
ポストコロナに向けて
コロナ以前は大学生にとって飲み会は日常的なものであり、お酒は交友関係を広げるツールであった。しかしコロナ禍により学校のオンライン化などでそもそも飲み会などの機会が減ってしまい、最近ではデルタ株の拡大、若者へのワクチン接種の遅れなどにより飲み会の機会は益々減っている。図6で1カ月のお酒にかける平均予算額の約7割が3,000円以下などの結果は、アルバイトの収入減だけでなく飲み会の機会が減少したことも大きな要因である。
ただ今回の調査では、図4や図5の結果などから、好きな人はコロナ禍においてもよく飲む実態が把握できた。カクテルやサワー・チューハイなど従来から女子大生が好むお酒もそうだが、ワインなど度数が強いアルコール飲料を飲む方が一定数いることも確認ができた。今後、ワクチン普及によりコロナ禍が収まれば、飲料メーカーや飲食店にとっては大学生の需要がチャンスとなる。これまで減少していた時間を取り返すように、飲み会が増加する可能性も十分予見できる。
お酒が好きな人は飲む一方で、飲む習慣のない人は全く飲まないという二極化の実態も把握できた。事業者にとっては、飲酒をしない女子学生に向けてノンアルコールの強化、または、日本酒や焼酎では年代が高めの層が好む超高級化などを訴求しつつ、ニーズを捉えた商品開発や飲食店とのタイアップも重要となってくる。
近年飲み会での「とりあえずビール」の文化は廃れ、お酒との自由な付き合いがトレンドとなっていた。コロナ禍はお酒との距離感を個々に定めるきっかけになったのではないだろうか。人が集まることへの意識の変化など、新たなトレンドも生み出しており、今後、飲み二ケーションの在り方は大きく変わっていくであろう。
弊社では定期的な調査を今後実施し、消費者の動向を定期的に観測していきたい。
注1:設問1で「お酒を週1回以上飲む」と回答した280名で結果を分析した
【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/
【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
https://www.gakuseikyosan.com/?acd=GK&gcd=PRTimes
■本件に関するお問い合わせ先
調査内容をより詳しく知りたい方は下記にお問い合わせください。
MAIL:pr@galoisjapan.com
https://www.gakuseikyosan.com/sponsorship/contact?acd=GK&gcd=PRTimes
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。
調査結果の概要
- お酒を「週1回以上」飲む女子学生の割合は全体の約56%【図1】
- コロナ禍で普及したオンライン飲み会は、減少傾向で「全くしていない」割合が約8割を占める。対して、対面飲み会は回復傾向にあるものの現状の頻度は高くない【図2】【図3】
- 対面飲みの場所は「自宅」「友人宅」「飲食店」の順で人気。飲食店では「1次会」までが主流
- 人気は「カクテル系」「サワー・チューハイ系」【図4】
- お酒を選ぶ基準は「味が好きだから」が圧倒的多数、1カ月のお酒にかける平均予算は「3,000円以下」が多い【図5】【図6】
- 今後「対面の飲み会を増やしたい」割合と「現状維持で良い」割合はほぼ同じ【図8】
- 対面の飲み会を通じて、人との交流を増やしたい人が多数【図9】
- お酒は女子学生にとって「コミュニケーションツール」「大人の嗜好品」に
【調査概要】
○調査期間:2021年8月12日(木)~2021年8月22日(日)
○調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
○調査方法:インターネット調査
○対象者数:成人の女子学生(4年制・短期大学、専門学校含む)502名
○その他:過去1.5年以内の飲酒実態が対象
調査結果の詳細
- お酒を「週1回以上」飲む女子学生の割合は全体の約56%
【図1】お酒を飲む頻度(n=502)
- コロナ禍で普及したオンライン飲み会は、減少傾向で「全くしていない」割合が約8割を占める。対して、対面飲み会は回復傾向にあるものの現状の頻度は高くない。
オンライン飲み会の昨年比の増減の具体的理由を聞いたところ、増えた理由としては「飲食店が酒類の提供をしていない」「時短営業などの対応をとっているから」、減った理由としては「昨年に比べると、感染症対策をしながら直接会う機会が多くなったから」「飽きてしまった」が目立った回答となった。
【図2】オンライン飲み会の頻度(n=502)
【図3】対面飲み会の頻度(n=502)
- 対面飲みの場所は「自宅」「友人宅」「飲食店」の順で人気
飲食店では「1次会」までが主流
また、飲食店で飲むときは何次会まで行うかという設問では、「1次会」という回答が54.4%と最も多く、次いで「2次会」の40.6%、「3次会」は3.8%、「4次会」は1.3%という結果となった。
- 人気は「カクテル系」「サワー・チューハイ系」
【図4】飲酒することが多い種類(n=280注1)
- お酒を選ぶ基準は「味が好きだから」が圧倒的多数、1カ月のお酒にかける平均予算は「3,000円以下」が多い
【図5】お酒を選ぶ基準(n=280注1)
1カ月のお酒にかける平均予算の最多は3,000円以下で68%を占め、そのうち「一切かけない」という回答は8%だった。オフラインの飲み会が減少しているとともに、コロナ禍で大学生が以前と同じようにアルバイトできない状況もあり、財布の紐が堅くなっている現状は致し方ないといえる。
また、誰と飲むことが多いか聞いたところ、最も多いのは「友人」で55%だった。「家族」の21%に次いで、「ひとりで」飲むという回答は15%であった。コロナ前と現在とでひとり飲みの割合は大きく増加していると推測される。
【図6】1カ月のお酒にかける平均予算(n=280注1)
【図7】誰と飲むことが多いか(n=280注1)
- 今後「対面の飲み会を増やしたい」割合と「現状維持で良い」割合はほぼ同じ
【図8】対面の飲み会を増やしたいか(n=502)
- 対面の飲み会を通じて、人との交流を増やしたい人が多数
【図9】対面の飲み会を増やしたい理由(n=236)
- お酒は女子大学生にとって「コミュニケーションツール」「大人の嗜好品」に
その他にあった解答例:
・「休みの日への切り替えスイッチのようなもの」(熊本県、3年生)
・「無くても良いものであるが周りの人が飲んでいると気になる」(山口県、3年生)
・「よく眠るための飲み物」(宮城県、2年生)
・「おいしいごはんのお供」(兵庫県、2年生)・「限度をよく理解して飲まなければいけないもの」(大阪府、2年生)
・「節度を持っていれば楽しいもの」(東京都、4年生)
・「コロナ前は人とのコミュニケーションのためのものと思っていたが今は1人で気分転換するためのものになってきている。」(東京都、3年生)
ポストコロナに向けて
コロナ以前は大学生にとって飲み会は日常的なものであり、お酒は交友関係を広げるツールであった。しかしコロナ禍により学校のオンライン化などでそもそも飲み会などの機会が減ってしまい、最近ではデルタ株の拡大、若者へのワクチン接種の遅れなどにより飲み会の機会は益々減っている。図6で1カ月のお酒にかける平均予算額の約7割が3,000円以下などの結果は、アルバイトの収入減だけでなく飲み会の機会が減少したことも大きな要因である。
ただ今回の調査では、図4や図5の結果などから、好きな人はコロナ禍においてもよく飲む実態が把握できた。カクテルやサワー・チューハイなど従来から女子大生が好むお酒もそうだが、ワインなど度数が強いアルコール飲料を飲む方が一定数いることも確認ができた。今後、ワクチン普及によりコロナ禍が収まれば、飲料メーカーや飲食店にとっては大学生の需要がチャンスとなる。これまで減少していた時間を取り返すように、飲み会が増加する可能性も十分予見できる。
お酒が好きな人は飲む一方で、飲む習慣のない人は全く飲まないという二極化の実態も把握できた。事業者にとっては、飲酒をしない女子学生に向けてノンアルコールの強化、または、日本酒や焼酎では年代が高めの層が好む超高級化などを訴求しつつ、ニーズを捉えた商品開発や飲食店とのタイアップも重要となってくる。
近年飲み会での「とりあえずビール」の文化は廃れ、お酒との自由な付き合いがトレンドとなっていた。コロナ禍はお酒との距離感を個々に定めるきっかけになったのではないだろうか。人が集まることへの意識の変化など、新たなトレンドも生み出しており、今後、飲み二ケーションの在り方は大きく変わっていくであろう。
弊社では定期的な調査を今後実施し、消費者の動向を定期的に観測していきたい。
注1:設問1で「お酒を週1回以上飲む」と回答した280名で結果を分析した
【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/
【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
https://www.gakuseikyosan.com/?acd=GK&gcd=PRTimes
■本件に関するお問い合わせ先
調査内容をより詳しく知りたい方は下記にお問い合わせください。
MAIL:pr@galoisjapan.com
https://www.gakuseikyosan.com/sponsorship/contact?acd=GK&gcd=PRTimes
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