山梨の未利用杉をアップサイクルした、木を飲むソーダ「QINO SODA -杉- 富士山麓」を10/8 “木の日”に発売
アーティスト・諏訪綾子氏率いるfood creation、山梨県都留市の林業者と地域共創プロジェクトQINOが共に開発
本商品は山梨県道志村を活動拠点とするアーティスト・諏訪綾子氏が主宰するfood creation(フードクリエイション)とコラボレーションし、山梨県都留市で林業を軸に活動する一般社団法人Forest Tribes(フォレストトライブス)との共創のもと開発を行いました。売上の一部は森づくりに充てられ、木のあじわいを楽しみながら水を生み出す森の環境課題に対してアクションすることができます。
QINOについて:https://qino.jp/
木を使うことで、山が育つ。飲むことで森に還元できる『QINO SODA』の第二弾
戦後、国策で大量の針葉樹が植林され、安価な輸入木材などの影響から現在もその70%は伐採されることなく放置されています。伐採されずに育った樹木は森に入る日光を遮り、森の多様性が失われ、土壌の質低下から私たちの飲む水にまで影響を及ぼす可能性があります。
「木を使い、山を育て、水を守る」。この循環を取り戻すための活動として、QINOでは都市部と森林・山間部で共創し、木の新しい使いみちを創造しています。2021年にはクラウドファンディングで目標金額の124%を達成し、石川県白山市のクロモジを使用した「QINO SODA -黒文字-」を発売しました。
第二弾となる本商品で使用するのは「杉」。都市部の水源となる富士山麓の杉の未利用部をアップサイクルしてつくりあげています。ラベルには山梨県の輪郭の中に杉の青々しい葉の写真を入れ、木の秘める可能性を表現しました。
<商品情報>
商品名:QINO SODA -杉- 富士山麓
発売日:2023年10月8日(木の日)
容量:330ml
販売予定価格:900円(税込)
原材料:胡椒/炭酸、香料(杉)
賞味期限:製造から365日
※富士山麓の杉を蒸留した天然香料を使用しています。花粉がつくられる部位は使用しておりません。
URL:https://shop.qino.jp/products/qino-soda-sugi
「QINO SODA -杉- 富士山麓」3つの特長
■天然の杉の香りを活かした、スモーキーで野性味あふれるフレーバー
富士山麓の杉を蒸留した天然香料を贅沢に使用した、無糖のプレミアムスパークリングウォーターです。ノンアルコールながらスモーキーで野生味を感じる複雑な香りは、料理との新しいペアリングの可能性を広げます。よく冷やしてワイングラスでお飲みいただくと、香りを最大限にお楽しみいただけます。
近年話題になっている、あえてアルコールを飲まないライフスタイル「ソバーキュリアス」を選択する方にもおすすめです。
■都市部の水源地である山梨県南都留郡で間伐した「杉の未利用部」を使用
香料には、間伐した杉の未利用部(木材として出荷されない部分)を使用しています。材料となる杉は、都市部の水源地である山梨県南都留郡のものを使用。木を伐採して使い、次の木を植えることで健康な森林と土壌が育ち、ミネラル豊富なおいしい水を作り出すことにつながります。
また、QINO SODAを飲むことで杉が消費されるのに加え、ドリンクとして付加価値をつけることで新たな経済の循環をつくることができます。QINO SODA1本あたり10円は森づくりに充てられ、植林用の苗木代に使われます。本商品は、山梨県都留市の林業者である一般社団法人Forest Tribesにより原材料となる杉の調達および加工(蒸留)を行っています。
<Forest Tribes(フォレストトライブス)プロフィール>
山梨県都留市への移住をきっかけに森林や山に関わるようになったメンバーが、南都留森林組合で林業の知識と経験を積み、地域の課題を解決するために設立した一般社団法人です。森林資源や森林空間を活用した企業研修やイベントの企画運営、森林整備など森をテーマとしたさまざまなサービスを提供し、幸せな空間と豊かな時間をお届けしています。
https://www.forest-tribes.com/
■アーティスト・諏訪綾子が主宰する「food creation」とコラボレーション
山梨県道志村にアトリエを構えるアーティスト・諏訪綾子氏の「そのコンセプト 胃まで届けます」という理念を基に、特定のコンセプトを「食」で伝える活動「food creation」。諏訪氏はQINOのさまざまな活動におけるコンセプターとしての一面を持っており、2022年秋には地域の食材や間伐材と、自然そのものを使って創り上げた「QINO Restaurant(キノレストラン)」を共創しています。
「QINO SODA -杉- 富士山麓」では、food creationと山梨の林業者や蒸留家とともにレシピと味わいを共同開発しました。本商品の発売日となる2023年10月8日(木の日)には、諏訪氏が展示およびワークショップを行う東京ビエンナーレ2023の会場にて開催される「水源の森からマルシェ」内QINO BAR(キノバー)にて、1日限定の特別販売を行います。
<QINO BAR 開催概要>
日時:2023年10月8日(日)11:00〜20:00
場所:東京駅グランルーフ2F FOOD&ART MARCHE(東京都千代田区丸の内1-9-1)
内容:”木をあじわう”をコンセプトとしたアルコール/ノンアルコールドリンクの提供、林業者との対話
共催:QINO、Forest Tribes、虎ノ門蒸留所
入場料:無料
詳細:https://www.instagram.com/suigen_marche/
<諏訪綾子/アーティスト・food creation主宰 プロフィール>
山梨県道志村にアトリエを構える。欲望、好奇心、進化をテーマにした食に関する作品をパフォーミングアート、インスタレーション、ダイニングエクスペリエンスなどの手法で数多く発表。本能的な無意識の感覚に訴えることのできる表現の媒体として「食」を扱い、感情、記憶などの内在する感覚を「あじわい」で伝えることで、体験者に新たな問いや発見をもたらす作品が特徴。 美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない新たな食の可能性を追求している。
https://www.foodcreation.jp/jp/
QINO(キノ)について
東京のクリエイティブチーム・fabriqによる地域共創プロジェクト。木のプレミアムスパークリングウォーター「QINO SODA」をはじめ、小学校での木育授業「QINO school」、そして未来の森づくりに向けたワークショップ「森の庭」などを実施。「木の使いみちに、驚きを。」というスローガンを掲げ、森林環境へのエールになる製品や体験の開発を行っています。
公式サイト:https://qino.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/qino_project/
X:https://twitter.com/qinoproject
■QINO主宰 高平晴誉(たかひら はるやす)のコメント
「木を切ることで森に光をあて、健康な森が水を海へ運ぶ。」
水源林を守ってきたフォレスターとの対話から木と森と水の関係を知った私たちは、2019年からこの活動を始め、これまで多くの木の使いみちを開発してきました。
2022年に発表した森のレストラン「QINO Restaurant」は水の循環をコンセプトとしたフルコースを提供するもので、foodcreation主宰の諏訪綾子氏らと構想から練り上げ、3年の時を経て実現しました。この度、同氏の現在の活動拠点となる山梨県にフィールドを延ばし、その地の林業者であるForest Tribesを共創者にむかえ、今回の「QINO SODA -杉- 富士山麓」を開発しました。森からの恵みをあじわうと同時に、山林の現状を考えるきっかけにつながる商品になれば嬉しく思います。
■株式会社fabriqについて
所在地:東京都渋谷区東2-17-9 MYビル4F
代表:代表取締社長 高平晴誉
設立:2011年11月12日
事業内容:クリエイティブ事業
お問い合わせ
株式会社farbiq QINOお問い合わせ窓口
担当:三嘴(みつはし)
E-mail:contact@fabriq.co.jp
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