包装のカナエ、モノマテリアルパッケージが「リサイクル適性100%」認証を取得
化粧品分野への展開を想定、スペシャルケアに適したポーションタイプ
このたび、株式会社カナエ(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:中澤孝、以下 カナエ)の考案したポリオレフィン系モノマテリアルパッケージが、ドイツに拠点を置く独立試験研究所「Institute cyclos-HTP」(※)により「リサイクル適性100%」として認証されました。
■パッケージ考案の背景
プラスチックごみによる海洋汚染問題などをきっかけに、プラスチック使用量の削減やリサイクル活用などの環境保全への取り組みが世界的に注目されてきています。特に欧米においては、パッケージのリサイクル適性に関するガイドラインが有力な団体から提唱されるなどリサイクルの流れが活発化しています。ブランドイメージに重きを置く化粧品業界においてもリサイクル適性へのニーズが急速に高まってきています。これらの流れを受け、カナエはリサイクル適性のあるモノマテリアルパッケージの検討を進めて参りました。
■パッケージの特長
本パッケージは成形材にシールされた蓋材をめくり、中身をすくい取って使用するスペシャルケア用途などに適したポーションタイプです。蓋材、成形材ともに使用している樹脂の100%がポリオレフィン系樹脂で構成されており、認証機関よりポリプロピレンとしてのリサイクル適性を評価されています。
(※)独立試験研究所「Institute cyclos-HTP」について
実際のリサイクル工程を考慮した試験実施のもと、パッケージのリサイクル適性に関する詳細な評価をおこなうドイツの認証機関です。各国に拠点を置く様々な企業が活用しています。
参考リンク:https://www.cyclos-htp.de/cyclos-htp/
* 本プレスリリースに記載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。
以上
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