ブロックチェーン技術とRFID技術のデジタルペアリングによる日本酒のブランドを守る技術「SHIMENAWA for SAKE」株式会社新澤醸造店の高級日本酒「プレミアムライン」すべてにご導入
高級日本酒「零響 - Absolute 0 -」などプレミアムラインすべてに2023年1月から順次ご提供
SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)と、株式会社サトー(本社:東京都港区、代表取締役:小沼 宏行、以下「サトー」)が有するRFID技術のデジタルペアリングを活用した日本酒のブランドを守る技術「SHIMENAWA for SAKE」(以下「SHIMENAWA for SAKE」)を株式会社新澤醸造店(本社:宮城県大崎市、代表取締役:新澤 巖夫、以下「新澤醸造店」)の高級日本酒「零響 - Absolute 0 -」などのプレミアムラインすべてに2023年1月から順次ご提供していくことをお知らせいたします。
■ SHIMENAWA for SAKEのご提供イメージ
※ シールデザインはイメージとなります。
ブロックチェーン技術とRFID技術を融合させたデジタルペアリングで、より追跡可能な流通プロセスを構築し、まずは高級日本酒の「真贋証明」や「開封検知」の機能をご提供していきます。
この「真贋証明」機能により新澤醸造店の高級日本酒を購入されるお客さまに蔵元として本物をお届けするという責任を果たすことができ、お客さまからさらなる信頼性の向上が期待できます。
また、「開封検知」機能は、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“どのくらい”消費されたかのデータを取得することができ、蔵元にはインテリジェンスな経営への活用や、お客さまには購入した高級日本酒の希少性をさらに高めることを目的に新たな価値を提供することが可能となります。
※1 ブロックチェーンとは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。
※2 RFIDとは、高速かつ直感的な操作を実現する通信技術とサプライチェーン・マネジメントなどに最適なUHF帯ICタグ技術や、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、その資産にかかる重要な情報などをブロックチェーンに書き込む際の入口としても機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術などをいいます。
【株式会社新澤醸造店について】
所在地 | 本社:宮城県大崎市三本木、醸造蔵:宮城県柴田郡川崎町 |
代表者 | 代表取締役 新澤 巖夫 専務取締役 杉原 健太郎 |
代表銘柄 | 伯楽星(はくらくせい)、愛宕の松(あたごのまつ)、残響(ざんきょう) |
事業概要 | 創業1873年。「究極の食中酒」をテーマに、食を引き立てる名脇役を目指す蔵元です。本社はササニシキ・ひとめぼれ発祥の地・宮城県大崎平野の南に位置。地元銘柄の「愛宕の松」は時の詩人・土井晩翠がこよなく愛した酒としても有名で、「館山の 頂開く 酒むしろ 愛宕の松の 薫いみじく」という詩を書き残しています。 しかし、2000年を迎える頃には普通酒が全生産量の90%以上を占めるという厳しい経営状況に。五代目の新澤 巖夫氏が蔵に戻った頃、県の鑑評会の成績は下から2番目でした。新澤氏は廃業を考えていた先代を説得し、2002年に宮城県最年少杜氏(さらには同県初の組合に属さない自社杜氏)として蔵の再建に着手。同年に立ち上げた「伯楽星」は、当時あまり耳にしなかった「食中酒」というコンセプトを明確に打ち出し、甘みを抑えたシャープな味わいで全国にファンを増やしていきました。 2011年、東日本大震災により蔵は全壊しましたが、新澤氏の不撓不屈の精神と彼を慕う大勢のボランティアの力により、仕込み蔵(製造部)を柴田郡川崎町に移転、同年中に見事復活を遂げました。更なる高みを目指して今なお進化を続ける蔵元です。 |
URL | https://niizawa-brewery.co.jp/ |
超特選 純米大吟醸 残響 Super7
•2009年、全国でも初となる精米歩合1桁の日本酒が世に登場しました。
新設した自社精米機で「お米はどこまで磨けるのだろうか」「何より、どんな味になるのだろうか」と思いを巡らせて醸したのがこの残響でした。
酵母由来の吟醸香を抑え、米の芯の味わいを試してみたい・・・という技術思考から造られたお酒でしたが、出来上がった途端に同業蔵から「味わってみたい」と連絡が舞い込み「プロも興味を示すお酒ならば」と商品化に至りました。
当時9%だった精米歩合は、9%→8%→7%と進化し、現在に至ります。限りなく綺麗な酒質が透明感を演出する1本です。
(外箱のデザイン部分は、毎年色が変わります)
NIIZAWA KIZASHI 純米大吟醸
•現代アートとのコラボレーション日本酒として2015年に発売。
以来、毎年様々なアーティストの皆様にご協力を頂きながら現在に至ります。
高度精米になると麹の製造が極端に難しくなり、麹由来の旨味を引き出しにくくなるのですが、KIZASHIについては、同じ7%精米である『残響Super7』の1.5倍程度の米の旨味を引き出すことに成功した、技術溢れる1本となっています。
『NIIZAWA 純米大吟醸』と『残響Super7』の間の糖度で仕上げており、若さを感じる酒質です。
冷蔵庫で保管することにより、綺麗に熟成していきます。
年間1,000本限定の貴重な1本です。
(毎年ラベルが異なります)
NIIZAWA 純米大吟醸
• 現代アートとのコラボレーション日本酒として2015年に発売。
以来、毎年様々なアーティストの皆様にご協力を頂きながら現在に至ります。
高度精米になると麹の製造が極端に難しくなり、麹由来の旨味を引き出しにくくなるのですが、NIIZAWAについては、同じ7%精米である『残響Super7』の2倍程度の米の旨味を引き出すことに成功した、技術溢れる1本となっています。
米の甘みをダイレクトに感じることができ、常に余韻が長く、じっくりとお楽しみいただけます。
冷蔵庫で保管することにより、綺麗に熟成していきます。
『”世界一の精米”をお届けする』という指針からスタートした7%精米シリーズの最高峰に位置するお酒で、年間1,000本限定の貴重な1本です。
(毎年ラベルが異なります)
零響 -Absolute 0-
•「世界最高精米」醸造の限界を表現した唯一無二の商品。
2018年、5,297時間という長い時間を掛けて「精米歩合0.85%」を達成する事ができました。(お米全体の99.15%を削り、残りの0.85%の部分だけでお酒を醸すということ)
そして、当時の酒税法※では「精米表示は小数点以下切り捨て」となっていた為「精米歩合0%」という表示の商品が日本で初めて誕生しました。
この新商品を巡っては、2019年7月1日酒税法が改正され「1%未満の精米歩合については1%未満と表示する」と変更になりましたが、改定までの期間「精米歩合0%」を表示した唯一無二の商品となります。
朱色の化粧箱の中には、伝統工芸である組子細工の技術を用いた土佐組子制作の箱が入っています。
この箱は職人によって一つ一つ手作りされており、1日最大で3つしか作ることができない特注品です。
国内、アジア、欧米それぞれ各333本。世界で999本しか流通しない商品です。
当社は今後もサトーとさらに連携を深め、 ブロックチェーン技術とRFID技術を融合させたデジタルペアリングでSHIMENAWA for SAKEとしてご提供可能な機能や価値を増やし、日本酒業界への貢献で「持続可能な開発目標(SDG’s)」や「地方創生」にも通じる取組みに貢献してまいります。
■SHIMENAWAの由来
日本には古来より、神の領域と現世を分け隔てる『結界』として、不純なものが入るのを防ぐ役目を担う”しめ縄”という、とても縁起のよい縄があります。
そこでわたしたちのブロックチェーンを活用したサービスは、この”しめ縄”と同じように情報の改ざん(不純なものが入るの)を防ぎ、常に真の情報をお届けする大切な役目を担いたいという想いを込め、サービス名称を「SHIMENAWA」と命名したものです。
SHIMENAWAでは情報や商品ブランドの信頼性をより高める価値をご提供することで、みなさまの安心・安全で豊かな消費生活を支えていくことを目指していきます。
■SHIMENAWAのロゴ
産地、生産者のブランドを守り、安心・安全な商品を消費者にお届けし、持続可能な社会に貢献する「SHIMENAWA」の循環を家紋のような標で表現したものです。
■SHIMENAWAを支える技術
SHIMENAWAは世界で350社を超える金融機関、規制当局、中央銀行、システムベンダなどにより構成されたコンソーシアムで企業間取引を想定して設計・実装されたブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を採用し、RFID技術とのデジタルペアリングなどで共有される情報の真正性を担保するシステムで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現します。
また、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・アプリケーションを開発・運用し、ブロックチェーン基盤の活用が抱える運用コストにかかる課題を最小化する技術の開発も合わせて実現することに成功しました。なお、本技術は特許出願中です。
【会社概要】
名称 | SBI Traceability株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー |
代表者 | 代表取締役 輪島 智仁 |
事業内容 | ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など |
URL | https://www.sbitraceability.co.jp |
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