生成AIを用いた自動応対システム「Doorkel ChatBOT」をリリース
ドキュメントを事前学習させた生成AIを利用し、応対業務を自動化。カスタマーサポートや総務業務などを業務改善します。
背景
Doorkelはこれまで高等教育機関を中心にマーケティングツールの提供・導入支援を進めてきました。この事業展開の過程で、学内職員からの問い合わせ対応の負担軽減や間違った内容での回答を防ぎたいという要望が寄せられていました。
このような要望と背景を受けて、これまで展開していた「Doorkel Mailer」や「Doorkel Assistant」の技術を活用し、対話式で応対業務を自動化をする「Doorkel ChatBOT」をリリースします。
教育機関における学務課の応対業務や、一般企業のカスタマーサポート業務をはじめ総務や経理などのバックオフィスの応対業務を自動化することで業務効率化を進めてまいります。
サービス概要
Doorkel ChatBOT : ドキュメントの事前学習による自動チャット応対ソリューション
「Doorkel ChatBOT」特設サイト
主要な特徴
自社ナレッジを用いた自動応対チャットボット機能
例えばカスタマーサポートの対応マニュアルや「よくある質問集」等のナレッジを学習させることで基礎的な質問への回答を自動化できたり、就業規則や育児・介護休業規程などの社内規約を学習させることで、業務負荷が高まりがちな総務部門への多岐にわたる問い合わせの自動化を実現します。
回答精度を向上させるための仕組み
学習用ドキュメントの自動チューニング
自社ナレッジを使ったソリューションを利用する多くの企業が直面する問題として、ナレッジが会社ごとに形式が異なるため回答精度が低下してしまうことがありました。弊社のDoorkel ChatBOTでは、学習時のノイズ除去や独自のドキュメント整形エンジンを搭載しており、これにより従来の技術よりも高い回答精度を実現しています。回答に必要な情報が存在しない場合の追加情報リストアップ機能
学習させたナレッジでは回答ができなかった場合に問い合わせ内容を後から管理画面にて一覧で確認いただけます。必要な追加情報を把握し追加学習させることで、システムの利用回数が増えるほど回答精度が向上していく設計となっております。ナレッジ構築のコンサルティング
問い合わせ内容や対応方針が複雑な場合など、学習データの準備自体に課題がある企業様向けには弊社コンサルタントによる社内ナレッジの構築支援サービスも提供しております。
Doorkelの生成AI事業が目指すもの
弊社が目指すのは、生成AIによる業務改善・業務効率化を通して、これまで機会損失していた商談や提案のきっかけを手にする仕組みづくりです。これまで教育機関を中心に行ってきた業務支援のノウハウを通して、一般企業も含めた多様な業界の課題解決を実現します。
株式会社Doorkelについて
Doorkelの社名は、ドアを開けることから成り立っており、きっかけを軸に事業を展開しています。「きっかけのインフラを社会実装する」をミッションに、誰もが過去に経験したであろう「自分の価値や可能性に気づく、あるいはその価値や可能性を伸ばすきっかけ」を偶発的なものではなく必然に変えていく、そんな想いを持って教育DXを主軸に取り組んでいます。大学や専門学校における募集広報をDXするSaaSプロダクト「SchooLynk Contact」の開発・展開のほか、教育機関向けITコンサルティング事業や留学生を支援するプラットフォーム事業を展開しています。
すべての画像