製造ライン作業者の腰痛原因の見える化を実現!作業負荷自動計測システムPosCheck101 本格発売開始
エルゴノミクスAIで人体骨格を認識、3Dカメラで作業者を動画撮影するだけで、北欧フィンランドで開発された世界的な作業姿勢評価法OWAS法*1に基づき、作業姿勢の負荷を4段階に自動分類。
株式会社バイオネット研究所(所在:東京都立川市 代表取締役 新川隆朗)では大手建機メーカー様のご協力により開発した作業負荷自動計測システムPosCheck101が、令和5年度東京都トライアル発注制度に選定され、都立大学様をはじめ3機関にご発注いただいたことを契機に、24年2月より本格発売を開始致しました。
PosCheck101は3Dカメラで作業姿勢を動画撮影し、エルゴノミクスAIを活用し作業者の骨格位置を正確に認識します。さらにこの3Dカメラでは各骨格とカメラの距離を計測できるため、作業姿勢を正確に把握できるアルゴリズムを開発いたしました。
作業者にセンサーなどを取付けること無く、普段の作業を動画撮影しながらOWAS法*1にて定義する作業姿勢の負荷判定を自動測定いたします。従来の目視による姿勢判定では、判断に恣意性が入ることや、長時間にわたる測定が困難でしたが、本システムにより一定の判断基準で、1秒毎の長時間計測が可能となりました。この手法による自動計測に関し特許出願(特願2021-169943)をしております。
中央労働災害防止協会様の23年8月発表の労働災害分析データによりますと、高齢者の転倒や動作の反動・無理な動作などによる労働災害が増加傾向です。その為、企業の生産・健康管理者はOWAS法*1などを用いて、目視による作業姿勢負荷調査が行われております。この作業負荷自動計測システムPosCheck101は、その作業負荷計測の自動化を実現しました。
中央労働災害防止協会様 23年8月労働災害分析データ 全業種統計より抜粋
https://www.jisha.or.jp/info/bunsekidata/pdf/1000.pdf
腰痛対策や作業負荷にお悩みの方、作業姿勢や作業環境の見直しに
PosCheckは、腰痛・作業負荷に悩む製造業の皆様をはじめ、工場や倉庫などの作業現場からスポーツ・トレーニング環境、見守り医療や介護現場など様々な環境でご活用いただけます。
特徴1:AIで人物を認識
特徴2:全身の関節を3次元で認識
簡単に設置でき、すぐに計測
*1 )OWAS法とは?
OWAS(Ovaco Working Posture Analysing System)法はフィンランドで考案された国際的な作業姿勢評価法です。作業姿勢を背部・上肢・下肢・重さの4項目でとらえ、4段階の作業負荷姿勢に分類し評価します。
PosCheckはこのOWAS法に基づいて、全身の姿勢評価を行います。特別な用具を必要とせず、評価基準が整備されていることから、評価者によるバラツキのない、精度の高い測定を定量的に行えます。
詳しくは下記の弊社ホームページをご覧願います。
https://bio-net.co.jp/poscheck/
(作業負荷自動計測システムPosCheck101紹介サイト)
OWAS法以外の姿勢評価について
現在、弊社では某大手企業様が独自開発され活用されている姿勢評価方法の自動計測のご依頼を受け開発を進めております。
弊社ではお客様からの計測器や画像解析などの受託開発を数多く手掛けており、姿勢評価方法へのご要望も出来る限り対応したいと考えております。
https://bio-net.co.jp/service/
(受託開発実績紹介サイト)
価格
作業負荷自動計測システムPosCheck101 1式 3,630,000円(税込み)
内訳:3Dカメラ 1台、GPR付高性能PC 1台、その他付属システム 1式
お問合せ連絡先
東京都立川市高松町3-19-1森田堂ビル2F
株式会社バイオネット研究所
営業担当 江口純一
TEL:042-512-9021
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