2月7日(木)学校法人 新渡戸文化学園の探究を実践してきた先生達の共著による『探究のコンパス』が発行。『探究』を実践する教育現場の方、ご興味のある保護者、学生、全ての教育関係者の皆様の『コンパス』に!

『探究』に関しての理想・成功・失敗・課題などを小中高の最前線で挑戦してきた先生方が、各々のステージと視点で「探究のノウハウやヒント、工夫した事」などを初の言語化。「学びが変わる」きっかけになる1冊。

学校法人新渡戸文化学園

【探究のコンパス ~学びのデザインを変える15のヒント~】 

学校法人 新渡戸文化学園
平岩 国泰 山藤 旅聞 奥津 憲人 高橋 伸明

芥 隆司 遠藤 崇之  栢之間 倫太郎 共著

挑戦を続ける学校の、「未来の学び」のノウハウ

「探究」を軸にした教育を実践し、イノベーションを起こし続ける学校・新渡戸文化学園が、その挑戦から得られた「学びが変わる」ためのヒントと、そのノウハウを言語化。小学校から中学校・高校まで、校種を問わず還元できる”核”を伝え、未来の学びへと導くコンパス。

全国の書店、Amazonにて2月7日(木)発売開始

詳細や購入は以下のリンクからご覧いただけます。

ご購入はAmazonのサイトより
https://amzn.asia/d/dJl9xmH


発売を記念して2月27日(木)19:30より無料オンラインウェビナー(先着500名限定)を開催。
テーマ(仮):『風越と新渡戸 探究的な学びの本質とは』

【ゲスト】 軽井沢風越学園 理事長 本城 慎之介 氏

【パネリスト】 

新渡戸文化学園 理事長 平岩 国泰

新渡戸文化中学校・高等学校 副校長 山藤 旅聞 

発売を記念して2月27日にオンラインウェビナーを開催。

【参加費】:無料(先着500名限定)

【申込】以下のURLの新渡戸文化学園ホームページよりお申込みください。

https://nitobebunka.ac.jp/comprehensive/post-5599/

※新渡戸文化学園ホームページ経由、Peatix ピーティックスフォームにて


【参加方法】
本イベントはオンライン(ZOOM)ウェビナーで行います。お顔や名前などは映りません。
お申込みいただいた方に開催3 日前までに、ZOOMのURLとパスワードをお送りいたします。
当日はZOOMをつなぎ、5 分前にはご準備ください。
なお、オンライン公演中の映像・画像の二次利用(SNS への投稿等)は禁止します。

お申し込みの方期間限定見逃し配信あります。


探究のコンパス

~学びのデザインを変える15のヒント~

学校法人 新渡戸文化学園
平岩 国泰 山藤 旅聞 奥津 憲人 高橋 伸明

芥 隆司 遠藤 崇之 栢之間 倫太郎 共著

ISBN:978-4-18-100734-8

ジャンル:授業全般

刊行:2025年1月24日

対象:小・中・高

仕様:四六判 208頁

2530円(税込)

主な内容

序章: 「探究」で変わる子どもたち

第1章: 『あなたの学びは、あなたが決める』

第2章: 『あなたの一歩が、あなたを変える』

第3章: 『あなたの学びで、だれかとつながる』

第4章: 『あなたの想いを、だれかに届ける』

第5章: 『学びの文化を、みんなでつくる』

終章: それでも「探究」に悩むあなたへ

探究のコンパス (明治図書)

まえがき(平岩国泰)一部抜粋ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「教師の側から知識を授けるよりも、まず知識を求める動機を子どもたちがもつような学校が、真の学校である」

 これはアメリカの哲学者であるジョン・デューイの言葉です。ジョン・デューイは20世紀の前半に活躍をしました。学校教育がまだまだ前時代的だった時期に色々と新しい提言をしており、他にも次のような発言・考え方がありました。

 「教育のすべては児童から始まる」(児童中心主義)

 「学習の本質は、自ら問題を発見し、解決していく能力を身につけていく点にある」(問題解決学習)

 「Learning by doing!」(経験主義)

 これらの発言は、現代において日本をはじめ世界中でのテーマとなっている新しい教育観へのアップデートを予言していたようにも見えます。実際にジョン・デューイは「探究学習の元祖である」と言われることもあります。

 私たち新渡戸文化学園では「未来の学校をこの世に描き出す」という目標を立てて、2019年を境に探究学習を軸にした学びへの進化に取り組んできました。新しい学校をデザインするにあたり、これから迎える不透明な未来に向かう子どもたちに相応しい学校像を思い描きました。未来からバックキャスティングしたデザインです。

一方で、私立学校には建学の精神があります。新渡戸文化学園は1927年に創立された学校で、「女子経済専門学校」が当初の学校の姿です。当時教育が行き届いていなかった女性に教育を、そして良妻賢母を目指すだけではなく社会で活躍することを願って創立された学校です。女性が初めて選挙に投票したのは1946年のことですので、それより遥か前に女性活躍をテーマに学園を創立したことは、非常に誇らしい成り立ちだと感じています。その創立者の一人が新渡戸稲造博士でした。新渡戸文化学園初代の校長先生です。

 新渡戸稲造校長の言葉にこのようなものがあります。

「教育とは新しい知識を教えることでなく、新しい知識を得たいという気持ちを起こさせることである」

 この言葉を聞いて、何か気づくことはありますか。よろしければ冒頭のジョン・デューイの言葉を今一度ご覧ください。いかがでしょうか、とても似ていないでしょうか。

 新渡戸稲造博士は、校長の就任時に「教職員心得」を書いています。その中には、「学課を授くるに智育のみに偏せざるよう思慮と判断力の養成に努むること」という言葉がありました。知識の詰め込みばかりにならないように、子どもたちが思考をしたり、判断をしたりする重要性が述べられています。この言葉はおよそ100年前に書かれたものですが、現代の文部科学省でも学習指導要領において「思考力・判断力・表現力」の育成を掲げていますので、これもまた新しい教育観に通ずるものがあると感じます。私たちはこのような創立者たちの願いにも立ち返りながら新しい学校のデザインを行いました。未来と過去の両方から現代にあるべき「新しい学校」の姿を描いたのです。


学校法人 新渡戸文化学園(がっこうほうじんにとべぶんかがくえん)

1927年創立,2027年に100周年を迎える

初代校長は新渡戸 稲造 博士

女性が社会で活躍することを目指した「女子経済専門学校」として開校。

現在は子ども園,小学校, 中学校・高等学校,短期大学,アフタースクールからなる総合学園。

学園共通の願いは『Happiness Creator~しあわせをつくる人~』として、「探究」を軸に「未来の学校」を描き出すことを目指している。


近年受賞アワード

  • グッドデザイン賞:金賞

  • ウェルビーイングアワード:ゴールド賞

  • コカ・コーラ環境教育賞:最優秀賞

  • WORK DESIGN AWARD:グランプリ

  • キッズデザイン賞:内閣総理大臣賞

  • FSCアワード:金賞等

     他、学園・生徒ともに多数受賞。


お問合せや取材に関して

学校法人 新渡戸文化学園 (広報室: 鈴木・中ノ瀬) 

所在地:〒164-8638 東京都中野区本町6-38-1

  ●mail:a_kouhou@nitobebunka.ac.jp

  ●TEL:03‐3381-0196  

  ● HP:http://nitobebunka.ac.jp

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会社概要

URL
https://nitobebunka.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
中野区本町 6-38-1
電話番号
03-3381-0196
代表者名
平岩国泰
上場
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資本金
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設立
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