【中小企業の一般ユーザー向けのシステム開発における適正価格の現実とは】担当者の約4割が予算設定に「失敗」経験あり。その主な原因は「ベンダー選定の難しさ」
〜運用コストまで見据えた予算計画と、ベンダー選定が成功のカギに〜
株式会社もばらぶ(本社:千葉県茂原市、代表取締役:鹿島 和郎)は、一般ユーザー向けのシステム開発プロジェクトに携わったことのある中小企業(従業員300名未満)の経営者・役員、経営企画・経営管理、情報システム担当者107名を対象に、システム開発の適正価格とベンダー選定に関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。
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01|適正価格を設定する際に最も重要視しているポイント、第1位「予算との兼ね合い」(33.3%)、第2位「運用費用や追加費用の明確な提示の有無」(23.0%)
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02|担当者の約4割が開発の予算設定に「失敗」の経験あり
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03|開発予算の設定における失敗原因、「ベンダー間の価格差が大きく、最適な選定ができなかった」(42.5%)や「運用後の費用(修正、更新など)を見落としていた」(30.0%)など
本調査のダウンロードはこちら:https://mobalab.net/downloads/input-form4/
■調査概要
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調査名称:システム開発の適正価格とベンダー選定に関する調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2024年10月3日〜同年10月4日
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有効回答:一般ユーザー向けのシステム開発プロジェクトに携わったことのある中小企業(従業員300名未満)の経営者・役員、経営企画・経営管理、情報システム担当者107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社もばらぶ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■約6割が、一般ユーザー向けのシステム開発を「外部に依頼したことがある」と回答
「Q1.あなたのお勤め先では、 これまでに一般ユーザー向けのシステムの開発を外部に依頼したことがありますか。」(n=107)と質問したところ、「はい」が57.0%、「いいえ」が43.0%という回答となりました。
・はい:57.0%
・いいえ:43.0%
■外部発注した一般ユーザー向けシステム開発、「Webサービス」が65.6%で最多
Q1で「はい」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤めの会社では、 どのような一般ユーザー向けのシステムを開発もしくは外部発注しましたか。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「Webサービス」が65.6%、「モバイルアプリ」が24.6%、「Eコマースプラットフォーム」が14.8%という回答となりました。
・Webサービス:65.6%
・モバイルアプリ:24.6%
・Eコマースプラットフォーム:14.8%
・その他:11.5%
ー生産管理等
ークラサバ
ー顧客管理
ー販売管理システム
ー業務管理
ー社内OA
・わからない/答えられない:6.6%
■一般ユーザー向けシステム(アプリやWebサービス)開発時の想定予算、第1位「200万円未満」、第2位「200万円~500万円未満」
「Q3.一般ユーザー向けのシステム(アプリやWebサービス)を開発する際、想定している予算はどの程度ですか。」(n=107)と質問したところ、「200万円未満」が25.2%、「200万円〜500万円未満」が23.4%という回答となりました。
・200万円未満:25.2%
・200万円~500万円未満:23.4%
・500万円~1000万円未満:15.0%
・1,000万円~2,000万円未満:6.5%
・2,000万円以上:0.0%
・わからない/答えられない:29.9%
■7割以上が、一般ユーザー向けのシステム開発予算を設定する際に、事業見込み(売上、集客効果、コスト削減効果など)を「設定している」と回答
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.一般ユーザー向けのシステム開発の予算を設定する際に、事業の見込み(売上、集客効果、コスト削減効果など)は設定していますか。」(n=75)と質問したところ、「事業見込みを計算して設定している」が28.0%、「おおよその見込みで設定している」が45.3%という回答となりました。
・事業見込みを計算して設定している:28.0%
・おおよその見込みで設定している:45.3%
・特に見込みは設定していない:24.0%
・わからない/答えられない:2.7%
■一般ユーザー向けのシステム開発における、適正価格の見極め方、「過去のプロジェクトと比較する」や「ベンダーの見積もりをもとに判断する」が上位
「Q5.一般ユーザー向けのシステム開発における適正価格をどのように見極めていますか。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「過去のプロジェクトと比較する」が35.5%、「ベンダーの見積もりをもとに判断する」が34.6%、「市場相場や他社事例と比較する」が29.9%という回答となりました。
・過去のプロジェクトと比較する:35.5%
・ベンダーの見積もりをもとに判断する:34.6%
・市場相場や他社事例と比較する:29.9%
・開発だけでなく運用開始後に発生する費用(修正、更新等)も含めて判断する:29.9%
・事業に対しての費用対効果やROIをもとに判断する:15.0%
・その他:0.0%
・特にない:10.3%
・わからない/答えられない:8.4%
■一般ユーザー向けのシステム開発で、適正価格を設定する際に最も重要視しているポイント、「予算との差(兼ね合い)」や「運用費用や追加費用の明確な提示の有無」など
Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.一般ユーザー向けのシステム開発で、適正価格を設定する際に最も重要視しているポイントを教えてください。」(n=87)と質問したところ、「予算との差(兼ね合い)」が33.3%、「運用費用や追加費用の明確な提示の有無」が23.0%、「ベンダーからの提示金額」が19.5%という回答となりました。
・予算との差(兼ね合い):33.3%
・運用費用や追加費用の明確な提示の有無:23.0%
・ベンダーからの提示金額:19.5%
・事業に対しての費用対効果やROI:12.6%
・依頼する開発範囲とベンダーのスキルの妥当性:10.3%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:1.1%
■約4割が、一般ユーザー向けのシステム開発の予算設定において「失敗した経験がある」実態
「Q7.あなたは一般ユーザー向けのシステム開発で、予算設定において失敗した経験がありますか。」(n=107)と質問したところ、「はい」が37.4%、「いいえ」が62.6%という回答となりました。
・はい:37.4%
・いいえ:62.6%
■予算設定における失敗の原因、第1位「ベンダー間の価格差が大きく、最適な選定ができなかった」、第2位「技術的知識不足で見積もりの妥当性を判断できなかった」
Q7で「はい」と回答した方に、「Q8.予算設定における失敗の原因を具体的に教えてください。(複数回答)」(n=40)と質問したところ、「ベンダー間の価格差が大きく、最適な選定ができなかった」が42.5%、「技術的知識不足で見積もりの妥当性を判断できなかった」が40.0%という回答となりました。
・ベンダー間の価格差が大きく、最適な選定ができなかった:42.5%
・技術的知識不足で見積もりの妥当性を判断できなかった:40.0%
・運用後の費用(修正、更新など)を見落としていた:30.0%
・事業の見込みが不確定で、予算設定が曖昧だった:30.0%
・市場相場の把握不足で予算が低く設定された:20.0%
・初期予算を使い切り、必要な機能が実装できなかった:12.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■一般ユーザー向けのシステム開発における予算設定の失敗から学んだこと、「見積もりの詳細・透明性を重視するようになった」や「運用コストやリスクを事前に計画するようになった」など
Q7で「はい」と回答した方に、「Q9.一般ユーザー向けのシステム開発における予算設定の失敗から学んだことがあれば、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=40)と質問したところ、「見積もりの詳細・透明性を重視するようになった」が42.5%、「運用コストやリスクを事前に計画するようになった」が37.5%、「市場相場を徹底的に調査するようになった」が35.0%という回答となりました。
・見積もりの詳細・透明性を重視するようになった:42.5%
・運用コストやリスクを事前に計画するようになった:37.5%
・市場相場を徹底的に調査するようになった:35.0%
・技術専門家の知見を活用するようになった:22.5%
・予算にバッファを設けるようになった:22.5%
・事業の見込みをより具体的に評価するようになった:20.0%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:2.5%
■半数以上が、一般ユーザー向けのシステム開発において、ベンダーを選定する際に「技術力と成果物の品質」を重視
「Q10.一般ユーザー向けのシステム開発において、ベンダーを選定する際に重視する要素を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「技術力と成果物の品質」が52.3%、「提示価格の妥当性」が39.3%、「協力的なパートナーとしての姿勢」が26.2%という回答となりました。
・技術力と成果物の品質:52.3%
・提示価格の妥当性:39.3%
・協力的なパートナーとしての姿勢:26.2%
・過去の実績と企業としての信頼性:25.2%
・円滑なコミュニケーション:25.2%
・開発後のサポート体制の充実:23.4%
・事業とシステム利用状況への深い理解:22.4%
・運用を見据えた提案力:22.4%
・引き継ぎを考慮した仕様書などの作成(ベンダーロックを意図的にしない):12.1%
・その他:0.0%
・特にない:11.2%
・わからない/答えられない:7.5%
■まとめ
今回は、一般ユーザー向けのシステム開発プロジェクトに携わったことのある中小企業(従業員300名未満)の経営者・役員、経営企画・経営管理、情報システム担当者107名を対象に、システム開発の適正価格とベンダー選定に関する調査を実施しました。
まず、中小企業の約6割が、一般ユーザー向けのシステム開発を外部に依頼しており、そのうち65.6%が「Webサービス」を選んでいます。また、約4割が予算設定に失敗した経験があり、その主な原因は「ベンダー間の価格差が大きく、最適な選定ができなかった」が42.5%、「技術的知識不足で見積もりの妥当性を判断できなかった」が40.0%でした。さらに、30%の企業が運用後の費用を見落としていたと回答しており、この経験より担当者は、見積項目や金額の透明性を重視するようになっています。加えて、ベンダーに対してパートナーとして運用を見据えた提案を求めるようになったと回答しています。 最後に、ベンダー選定においては、52.3%が「技術力と成果物の品質」を最も重視していることがわかりました。
今回の調査では、中小企業がシステム開発の予算設定において課題を抱えていることが明らかになりました。システム開発においては初期投資だけでなく、運用や修正費用を含めた全体的な予算計画が必要であり、パートナーとして運用後の提案を積極的にしてくれるベンダーを選定することが重要です。
本調査のダウンロードはこちら:https://mobalab.net/downloads/input-form4/
過去の調査資料のダウンロードはこちら:https://mobalab.net/download/
株式会社もばらぶへのお問い合わせはこちら:https://blog.mobalab.net/inquiry/
■モバイルアプリやWEBサービスの開発、AWSを用いたシステム構築に豊富な経験を持つもばらぶは、お客様の期待を超える成果を提供します。
株式会社もばらぶは、日本人と外国人エンジニアの混成チームを活用し、高品質かつコストパフォーマンスに優れたシステム開発体制を提供しています。
適正な価格でのシステム開発
システム開発における適正な予算設定やベンダー選定が中小企業にとって重要な課題であることが示されました。もばらぶは「高品質な開発」「適正価格の提案」「柔軟な対応」の3つの強みを通じて、これらの課題に対して効果的な解決策を提供しています。もばらぶでは、作業の標準化や自動化を徹底することで無駄を排除し、隠れたコストを発生させない透明な価格設定を実現しています。また、高スキルのエンジニアを適切に配置することで、品質を保ちながら効率的な開発を行い、最適なコストパフォーマンスを提供しています。さらに、単なるシステム開発の要件ヒアリングにとどまらず、クライアント事業における開発案件の重要性や将来の展望をしっかりと把握した上で、最適な提案を行います。これにより、もばらぶは長期的な視点での解決策を提供し、初期投資から運用フェーズまでを見据えた最適な開発体制を実現しています。もばらぶは常に柔軟かつ迅速に、クライアントの期待を超える成果を提供しています。
詳しくはこちら:https://mobalab.net/services/
株式会社もばらぶへのお問い合わせはこちら:https://blog.mobalab.net/inquiry/
■会社概要
会社名 :株式会社もばらぶ
設立 :2013年6月
代表者 :代表取締役 鹿島 和郎
所在地 :千葉県茂原市千沢910
事業内容:ソフトウェア受託開発
リモートワーク導入・海外進出等支援
IT・ソフトウェア領域に特化したオンライン英会話レッスン「モバプロ」の運営
URL :https://mobalab.net/
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